船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
出雲王朝の真実?
2013.6.25(Tue)
社名:(株)船井本社 秘書室 『船井メールクラブ』事務局
名前:間山 八月

本文とは関係ありませんが、最近ご朱印帳を購入しました。神社訪問の際に持参しています^^

 皆様、こんにちは。(株)船井本社の間山です。ぐずついたお天気の日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 ここ最近、古代史(特に出雲)と神社めぐりがマイブームになっています。
 今年になって出雲大社を訪問してから、古代史の謎とロマンに見せられ、古事記や日本書紀を読んだり、ホツマツタエを読んだり、遠く縄文時代に思いを馳せたりすることが多くなりました。特に古代出雲は、今でも神社の多くが出雲系の神様を祀っているように、身近なのに謎が多いように感じます。

 先日書店にて、坂本政道氏著『ベールを脱いだ日本古代史V・出雲王朝の隠された秘密』という本に出逢いました。坂本政道氏は、元エンジニア、ヘミシンクで有名な方ですが、日本古代史にも造形が深く、今回、本書では古代出雲の謎解きに挑戦されていたので、とても面白く拝読しました。

 一番驚いたのは、我々日本人は過去1300年の間、『古事記』と『日本書紀』の作った虚構に見事にだまされていた!ということです。邪馬台国の存在を隠したい『古事記』と『日本書紀』の編纂者たちが、出雲を邪馬台国の代役にした!というのです。
 本当は、出雲でなく邪馬台国が日本を支配しており、出雲王でなく、邪馬台国の王(=オホオナムチ)が日本を治めていたというのです。古事記の上巻に、『大国主』(おおくにぬし)というスサノオの子孫で出雲の王様が多く登場しますが、こちらも虚構!

 大国主という名前は『古事記』にしか登場せず、『日本書紀』『出雲風土記』『播磨国風土記』、その他現存する『風土記』3種、『万葉集』にも一切出てこない、とのことなのです。筆者は、『大国主』というのは、各地の国をまとめた大王という意味合いであり、実際に出雲を治めていた大国主(オオホナムチ)と邪馬台国を治めていた大国主(オホナムチ)は同姓同名だが全くの別人だというのです。

 また、出雲大社の起源についても述べられています。もし、現在の出雲大社の地に何もなかったら、古事記で『大国主が自決する条件として天まで届くような立派な神殿を望んだ』とは書かれなかったはずで、この場所に元々高層の神殿があったのではないか、と推理。この地はおそらく縄文時代からの聖地で、縄文人が龍蛇神を祀っていたところ、後からきた稲作人が定住・融合、引き続き、出雲大社の地で高い柱と高床式建物をつくって神を祀っていたのではないかというのです。

 そして、出雲大社に祀られている『大国主』はいったい誰で、どうして祀られることになったのか、そして、邪馬台国を治めていた大国主(オホナムチ)は今どこに眠っているのかといった謎にも、文献や古墳などから調査、大胆な推理がされていきます。

 遠い時代、当時の為政者たちが、何を隠し、何を仕組みたかったのでしょうか? 出雲と伊勢のダブル遷宮である2013年を機に、1300年もの間、からまっていた糸を解いていく時期になったのかな、と感じます。
 長い封印が解かれ、解放されていくのを、祀られている方々は静かに見守っておられることでしょう。1冊で、はるか遠い古代に一気に連れて行ってもらえました。古代にご興味のある方、おすすめです。


7周目:「小さな命と向き合うこと」
8周目:「おかと高江洲先生」
9周目:「墓参りについて」
10周目:「健康って本当にありがたい」
11周目:「銭湯にはまっています」
12周目:「最近感動したこと」
13周目:「オープンワールド 今年でファイナル!?」
14周目:「東経135度+αの旅で感じたこと」
15周目:「東経135度+αの旅で感じたこと 《その2》」
16周目:「出雲大社について」
17周目:「出雲大社と古事記と大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)について」

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