船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。

船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
船井会長とお肉
2005.7.5(Tue)
社名:(株)船井メディア 編集部
名前:高岡 良子

 こんにちは! 月刊『Funai☆Media』編集部の高岡良子(りょうこ)です。
 おもに、船井幸雄グループに関連の深いお客様の記事広告を中心に、編集・執筆を担当させていただいております。
「仕事のやりがい」は、ずばり、「長所伸展法の人たちのもとで働けること」、ですね。船井会長の「長所伸展法」は有名ですが、野々垣健五社長も、実質的な編集長である林彩子副編集長も、失敗や落ち度や欠点を責めない、非難しない、そして良いところを見つける名人だ、ということに最近気がつきました。
 当然責められても仕方がないと思えるときでも、予想と反した言葉をかけられて、ビックリしたことが何回かありました。初めての大仕事で、プレッシャーに押しつぶされそうになっていたとき、感情を爆発させてしまったことがありました。そのときの副編集長の一言が忘れられません。「全責任は上司の私がもつからね」。また、失敗を謝ったとき、こうも言ってくださいました。「終わったことはもういいよ。それより、これからどうするかを考えて」。
 要所要所で的確にアドバイスを与えつつ、あとは本人の裁量でいろいろな試みにトライさせてくれる上司のもとで働けることに、心から感謝を感じます。
 船井会長の推奨されている長所伸展法とは、こんなにも心に喜びとやる気をもたらしてくれるのですね。私も人の短所を包み込んで「良いところを見て伸ばす」名人になろうと思います。

 ところで今日は、「会長とお肉」について、私なりに考えたことをちょっと申しあげたいと思います。
 テレアポをしていたとき、お客様から、次のような意見を頂戴したことがありました。「私は、船井先生が大好きで、著書もたくさん読ませていただきました。しかし、先生はお肉が大好きということですね。そこがどうしても解せません」とのことでした。
 肉を食べ過ぎると、性格が攻撃的になる、と聞いたことがあります。
 また、「江戸時代の飛脚は、穀物中心の食事を摂っていたので遠距離を走り続けることができたが、明治時代に入って、ドイツからやってきた医師が西洋流の栄養学を取り入れて肉を食べさせたら、持久力が落ちてしまって走れなくなってしまった」と読んだことがあります。
 このように、お肉に対してあまり良いイメージをもっていなかった私は、船井会長はお肉が大好物、と伺ったときには、実はちょっぴり意外だったのです。

 ところで最近、会長の講演で、次のような一節を聴きました。「私は昭和50年ころから痛風にかかり、薬を飲むのがイヤで、肉を食べなかった時期が12〜13年ほどありました。矢山利彦さんから『船井先生は氣が使えるのだから、氣を入れてみたらよい』と言われて、お肉に氣を入れて食べたところ、痛風が再発しなかったので、それ以来また食べられるようになりました」

 そこで、私なりに考えたことは次のようなことです。
@ 会長は、お肉が好きでも、穏やかで、攻撃的ではない。
A 会長のように氣を入れたり、イメージのなかで浄化して感謝して食べれば、毒素は消えてしまうのかも。
B 肉食を完全に絶ってしまうと、仙人のようになってしまい、濃厚雑多な波動が飛び交っている俗世間で、多くの人を包み込みながら精力的に活動するには適さないのかもしれない。
C 「何が悪い、あれはダメ、これもダメ」、と言って堅苦しく生きるより、何でも受け入れて、おおらかに生きるほうが楽しい。会長は、好きなものをこだわらずに召し上がることで、自然体で生きる楽しさを、知らず知らずのうちに、お見本として与えてくださっているのかも。

 ちなみに、あるとき会長は、「このジュースはあまり良くないな」とおっしゃると、キュッと軽く氣を入れて、「あぁ、うまい」と言ってぐいぐい飲まれてしまいました。
 ちょっとしたことにも、周囲にわかるか、わからないかの何気なさで、ウッと氣を入れてしまわれるのです。それを何回か目にしているうちに、つられて、私も同じようにやりたくなってしまいました。子どものころに大好きだった「魔法使いサリー」になった気分ですよ。そのうちに「氣」を使うことが誰にとっても当たり前になるかもしれませんね。そんな楽しい夢を描いている今日このごろです。

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