船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

『ダイマキシオンの世界』バックミンスター・フラー著

皆さん、こんにちは！
（株）船井メディアのセミナー担当・山内綾二です。

今回は、着実に世の中がより良い方向に動いていることを実感したことがらをご紹介したいと思います。

僕は、仕事が終わったあと、帰り道によく本屋さんに立ち寄るのですが、そこで、ある絶版になった本が再版されたいたのを見つけたのです。

その再版された本は、１９７８年に発売されたバックミンスター・フラーの『ダイマキシオンの世界』（鹿島出版会）です。

僕は、ビックリしました。
この不況の出版業界で、定価６，３００円する本が再版されるなんて！
しかも、＜鹿島出版会＞という建築専門の出版社が！不況の建築業界で！

なぜだろう？

以前、このコーナーでバックミンスター・フラーの
『クリティカル・パス』（白揚社）をご紹介いたしました。
この本は、２００７年に新装版が出たのですが、初版は１９９８年になります。
定価６，８２５円と値段が少し高いのですが、この新装版の重版が決まったのです。
つまり、初版から１０年間は、世間は相手にしなかったが、
新装版が出てから半年間の間に、世間はようやく、
バックミンスター・フラーの考え方に、興味を持ち始めたのです。

この新装版『クリティカル・パス』の帯には、次の文章が書かれています。

宇宙船地球号には、エネルギーの欠乏も危機も存在しない。
人類の無知だけが存在するのである1981 R.B.F」


１９７２年に、ローマクラブが発行した『成長の限界』の価値観によって
「もったいない、もったいない」と消極的に生きていくのか、

それとも、

それより約１０年前の１９６３年に、バックミンスター・フラーが書いた
『宇宙船地球号　操縦マニュアル』の概念によって
この宇宙には無限の富が存在しており、その原理を学び生きていくかは

個人の自由だと思います。

もし、この宇宙に存在している無限の富の原理を学びたいなら
再版された『ダイマキシオンの世界』（鹿島出版会）は、いいテキストになると思います。
さらに、学びたい方は、『コズモグラフィ』（白揚社）をオススメいたします。

宇宙は、限りなく人間を成功させようとしていると感じます。


１周目：「未来予想図を描くヒント　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」
２周目：「未来予想図を描くヒント�A　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」
３周目：「自分一人からの出発　（テーマ：ひそかに続けている私の習慣）」
４周目：「未来を信じること　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」
５周目：「宇宙船地球号　（テーマ：私が最近ビックリしたこと）」
６周目：「未来の住宅は、金属製？　（テーマ：私が日々思ふこと）」
７周目：「コズモグラフィー　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」
８周目：「背中にある秘密　（テーマ：私が最近ビックリしたこと）」
９周目：「理解は突然やってくる！　（テーマ：私が日々思ふこと）」
１０周目：「バックミンスター・フラーの宇宙観　（テーマ：私が日々思ふこと）」
１１周目：「新しい教育革命　（テーマ：私が日々思ふこと）」