舩井幸雄の「この人いいよ!」

このページでは、超幅広い舩井幸雄の人脈の中から、舩井幸雄がぜひ皆さまに紹介したいと思う人を、さまざまな角度からご紹介します。

自分のことを好きになれた子どもが、自分を肯定できる。
自分を肯定できたら相手のことも肯定できる。
『パーソナルポートフォリオ』で子どもの心を育てよう!

今回紹介するのは、福井県で25年間小学校の教師をされている岩堀美雪さんです。岩堀さんは、「子どもは皆、無限の可能性を持っており、どの子にも必ずいいところがある」と強く信じる熱意あふれる先生です。
そんな岩堀さんが提唱しているのが、『パーソナルポートフォリオ』という手法を使った一連のプログラム(総称して「大好きプログラム」)です。このプログラムは、子どもたちが自分のいいところを探すのにとても適しているのだと話されます。現在、岩堀さんの働きかけで、『パーソナルポートフォリオ』を使ったこのプログラムに共感する人の輪はどんどん広がっています。
一方で、子どもたちへのメッセージを歌にし、その作詞も手がけた岩堀さん。ミネハハさんが歌うこの曲を「いやしの村東京」代表の中西研二さんが気に入り、中西さんのセミナーでは毎回使われているそうです。そんな多才で、元気あふれる岩堀さんにお話を伺いました。

小学校教師 岩堀美雪さん

小学校教師 岩堀美雪さん
プロフィール
●岩堀 美雪(いわほり みゆき) 小学校教員
福井県鯖江市在住。立待小学校教員(教師歴25年目)。2000年秋、『パーソナルポートフォリオ』に出合い、これを使って子どもたちが自分のことを好きになる(自己肯定感を育てる)ための独自の活動を始める。2003年、その記録を『心がぐん!と育つ パーソナルポートフォリオ』として自費出版。また、その実践の様子を取材した2本のドキュメント番組(「ファイルで見つける自分の長所」(25分 NHK北陸スペシャル 2005.2.25放送)「自分大好き友達大好き 〜服間小5年生の宝物〜」(30分 NHK福井夏季特集 2006.8.4)は、大きな反響を呼んだ。自分を認め、お互いを認め合うことのできるこの活動と手法(=大好きプログラム)は、いじめ問題に悩む学校や保護者、コミュニケーション不足に悩む会社などから注目が集まり、全国から講演依頼が相次いでいる。
―岩堀先生が取り組まれている『パーソナルポートフォリオ』という手法を使ったプログラムとは、どういうものなのでしょうか?
岩堀:まず、私は小学校の教師をしていて、今年で25年目になります。この25年間の教師生活で、子どもたちから教えてもらったことで大きなものが二つあります。
 一つ目は、「子どもは無限の可能性を持っている」ということです。そして二つ目は、「どの子にも必ずいいところがある」ということです。
 私が卒業していく子どもたちに常に願ってきたことは、「あなたたちには、学力という物差しだけでは測りきれないすばらしい人間性がある。自分の中にある優しさや思いやりや勇気を自分で認め、自分のことをずっと大好きでいてほしい。どうか、まっすぐまっすぐ育っていってほしい」ということです。そのことを子どもたちに、うまく伝えられるいい方法をずっと考えていたら、8年前の2000年に『パーソナルポートフォリオ』というものの存在を知ったのです。
 「ポートフォリオ」というと、もともとは「紙ばさみ」という意味で、投資の用語では、「組み合わせ」というような意味もありますが、教育業界でいう『パーソナルポートフォリオ』というのは、自分の中のプラスを探し、それに関するさまざまなものをファイルすることを言います。例えば、大好きだった友達からの手紙や思い出の写真、がんばったマラソンやなわとびカードなどをクリアファイルに入れていきます。
 ある本の中でこの『パーソナルポートフォリオ』の説明を見つけた時、「これだ〜!」と思って大変興奮しました。「この『パーソナルポートフォリオ』を使えば、子どもたちに形として、自分に自信をつけ、自分のことが好きになるものを残してあげられるのではないか」と思ったのですね。
―『パーソナルポートフォリオ』というのは、子どもたちがそれぞれ自分のクリアファイルを持ち、自分の中のプラスにつながるものを何でも入れていくのですね。面白そうですね。
岩堀:はい、それでさっそく当時の自分のクラスで『パーソナルポートフォリオ』をやり始めました。その意図するところは、「自分のことを大好きになろう」そして、「家族や友達のことも大好きになろう」ということです。そもそも『パーソナルポートフォリオ』を使った一連のプログラムを行う一番の目的は、自分のことを好きになって、「自己肯定感」を育てることです。自分のことを肯定できた子は、相手のことも肯定できるようになるんですね。自分を認められないと、相手のことも認められないものなのですね。
『パーソナルポートフォリオ』自分のいいところや友達からもらったメッセージを入れています。
『パーソナルポートフォリオ』自分のいいところや友達からもらったメッセージを入れています。
 そしてパーソナルポートフォリオにはまず、自分のいいところを書いて入れるようにしています。中には自分のいいところを書けない子もいますが、そんな時は無理せず、「書けなくてもいいよ、また後で見つかるからね」と言ってあげます。また、友達同士でも友達のいいところを書き合います。さらには保護者の方にもお子さんのいいところを書いてくれるよう、お願いしています。友達や家族に書いてもらった大切なメッセージもファイルに入れます。
 そしてこれをやっているうちにビックリするようなことがどんどん起こってきたのです!
―ビックリするようなことというのはどういうことなのでしょうか?
岩堀:たとえば、ある男の子の生徒は、自分のいいところを、最初(4月)の段階では、一つしか書けませんでした。「物を大切にすること」という一つだけです。実際その子は自分に自信がない子どもでした。
 その子が、皆からもらったメッセージで、「足がけっこう速くていいです」と書かれたのですね。その子は「足がけっこう速い」と書かれたのをすごく喜びました。その当時、体育の授業で「5分間走」というのをやっていたのですが、それを誰よりもがんばり始めたのです。真夏の午前中の暑い中でも一生懸命やりました。そして「連合体育大会」という他校との大会があるのですが、なんと彼はその持久走の選手に選ばれたのです。選ばれた時は、3人中3番手だったのに、その練習も手を抜かずやり抜いて、とうとう本番ではなんと1位になってしまったんですよ!さらに、その子は体育大会の団長に自ら立候補して、立派にやり遂げました。
―ええ〜、すごいですね!自信がついてどんどん、変わっていったのですね。
岩堀:ええ、本当にビックリしました。『パーソナルポートフォリオ』のプログラムを始めた4月には自分のいいところを1個しか書けなかったのに、その次の年の2月には、なんと24個も書けたのです。その内容は、「いつも元気」「物事を最後までやりとげる」「面倒見がいい」「努力する」・・・などです。その感想も最初は「あまり見つからなくて残念でした」だったのが、2月には「4月の時は全然見つからなくて自分のいいところは少ないと思っていた。でも今の段階だといい所がいっぱいあると分かりました」と書いてくれています。
『パーソナルポートフォリオ』プログラムは成績にも好影響
岩堀:また、本当に不思議なのですが、『パーソナルポートフォリオ』をやり、自分に自信がついてくると、成績もよくなってくるのです。なにも「勉強ができるようになれ〜」と言っているわけではないのに、です。 
 ある日、担任をしていた小学校4年生の女の子の家庭訪問に行った時、その子のお父さんが「先生、こいつはバカだから〜」と、その子のいる前でおっしゃったんです。とんでもないことだと思いました。「まだ10年しか生きていないお子さんに向かって、なんてことを言うんですか!」と、そのお父さんに怒ったんですけどね(笑)。その女の子もやっぱり、自分のことを責めていました。「自分は勉強ができない」と。それで私は、自分を責めなくていいという話をした後、「先生の教え方が悪いの。授業が分からない子がいるというのは、先生の教え方が下手だというだけ。だから自分を責めなくていいよ。でも分からない時は、『分からない』と教えてね」と伝えました。その後、彼女が本当に「分かりません」と言えるまで、一年くらいかかりましたね。それでも少しずつ、テストの点数も上がってきて、それまで算数のテストは苦手で、だいたい50〜60点だったのですが、友達から「算数の勉強をがんばっている」と書いてもらって、ますますがんばって、とうとう90点台が取れるようになりました。算数の成績も上がって、それを一番喜んだのはその子のお父さんでしたね(笑)。
 いまの親御さんは、子どもを叱ってばかりで、子どもの良いところを見られない方が多いのです。
 ある女の子の生徒の家庭訪問に行った時には、その子の母親が、「うちの夫があの子のいいところを書いたら、あの子がピタッと反抗しなくなりました」とおっしゃるのです。その子はいつも家の中では家族に対して反抗ばかりしていたようなのですが、家族の皆がその子のいいところを書くと、家の中での反抗がまったくなくなったようです。おそらく、皆に認められて、家の中で自分の居場所ができたから、トゲトゲして、みんなにつっかかる必要がなくなったんでしょうね。
子どもたちの作った『パーソナルポートフォリオ』の説明をしてくれています。
子どもたちの作った『パーソナルポートフォリオ』の説明をしてくれています。
 また、私が涙が止まらなくなった、あるお母さんからの言葉があります。
 ある男の子の家族からのメッセージには、その子のいいところがビッシリ書かれていました。番号をふって、一つ目は・・・、二つ目は・・・というように。その最後の一行にお母さんが、「○○雄(その子の名前)が私の子どもであったことが一番いいところです」と書かれてあったんですね。うわ〜と、涙が出てきてしまいましてね。自分も二人の子どもの親なんですが、やっぱりこのことだけは、いつかは子どもに伝えたいと思っていて、そのことをお母さんに教えてもらったと思いました。
パーソナルポートフォリオ』のことを本にしてさらに広める!
岩堀美雪さん著『心がぐん!と育つ パーソナルポートフォリオ』(東洋館出版社)
岩堀美雪さん著『心がぐん!と育つ パーソナルポートフォリオ』(東洋館出版社)
岩堀:ちょうどその頃、人から『パーソナルポートフォリオ』を使ったプログラムを説明した本を出すことを勧められました。結局、自費出版でいまから5年前の2003年にこの『心がぐん!と育つ パーソナルポートフォリオ』(東洋館出版社)を出しました。当時は学力全盛期だったこともあり、出版社の方には「いまは学力の時代ですから、心などというのは流行りません」と言われました。自費出版というと聞こえはいいのですが、つまりはすべての出版社から断られてしまったのです。出版社の方は『パーソナルポートフォリオ』という言葉を聞いたことがなかったので、「そんな未知なものにリスクはとれません」とか、「あなたはそんなにすばらしいすばらしいと言いますが、自画自賛本というのは売れません」とか「そんなにすばらしいものなら、なぜいままで日本中の教師が誰一人やってこられなかったんですか」とか聞かれました。答えられなかったですけどね(笑)。
 結局自費出版で、1冊売れるごとに50%の委託販売料を払うと、その出版社の販売ルートに乗せてくれることになりました。それがいい条件だったかどうかはまったく分かりませんでしたが、退職する頃になって、「あの時どうして思いきってあの本を出しておかなかったんだろう」と後悔するのだけはいやだと思って、エイヤっていう気持ちで出版に踏み切りました。
福井豪雨と親友の死がきっかけに
岩堀:そして実際に本が刷り上がり、目の前に2000部の(自分で捌(さば)く分の)本がどんと積まれているのを見て、自分が何か一仕事やり終えたような気持ちになってしまいました。まだこの『パーソナルポートフォリオ』が全然広まっていない状況なのに。
 そんな私に「やっぱりこれを広めよう」と、再びスイッチが入ったのが2004年でした。2004年7月に福井県に豪雨がありました。小さな山間のうちの小学校が大変なことになったのです。私の教え子のおじいちゃんもこの豪雨のために即死しました。それ以外でも、家が全壊した生徒がいたり、小学校の校庭にも流されてきた泥が大量に積まれ、その泥の間からこたつや流し台やタイヤだのが見えかくれするような大変な状況だったんです。
 そんな一番雨が降り続いていた大変な日に、私はたまたま福井にはいなかったのですね。何をしていたかというと、埼玉県の方に免疫療法を勉強しに行っていたのです。なぜ免疫療法を勉強しに行っていたかというと、その頃、私の大学時代からの一番の親友が末期ガンになってしまい、病院に入院していたのです。西洋医学では治せないのだったら民間療法で何かいいものがあるかもしれないと、いろいろ調べていたら、埼玉に免疫療法のいい先生がいらっしゃるということでそこに習いに行っていたのです。
 その親友は、体の調子がおかしいから「胃カメラ飲んでくる」と軽く言って病院に行ったら、「余命3ヶ月」と言われてしまったのです。
 その福井で豪雨があった日、埼玉で免疫療法のセミナーを終え、それがすばらしいものだと思えたので、帰ってすぐに彼女に教えてあげようと思い、大喜びで私は彼女が入院している病院に行こうと、そこから新幹線に飛び乗りました。それなのに非情なことに、新幹線に乗ってすぐに、携帯が鳴りました。その親友の妹からでした。彼女から「今日の午後、姉が亡くなりました」と言われたのです。「間に合わなかったー」と思い、涙が出てきました。
 それで学校に帰ってみると、学校が台風で大変なことになっていました。本当に「こんなに大変なことが一度に起こるはずない!夢なら醒めてほしい」という気持ちでした。狂ったように校庭の泥よけをしていた時にふと気づいたのですね。
 「人はいずれ死ぬ」ということに。ならば自分が本当に大切だと思うことを、一生かけてでもやり抜こうと思いました。
 とはいえ、2000冊のほとんど動かない本の在庫を目の前にして、「私は次に何をやったらいいのか」と、次の手が浮かびませんでした。例えて言うと、暗いトンネルの中に自分が一人でいるような感覚でした。光が見えていない時はつらかったですね。ただある時、ふと「自分はこのトンネルはまっすぐだと思っているけど、もしかしたら100mほど行ったら、カーブしていて、その先に光があるのかもしれない」と思えたのです。それなら「いまと同じ場所にいたらダメだ」ということだけは分かりました。だから、地べたをはってでも壁をつたってでもとにかく一歩でもいいから前に進みたいと思って、もがいてあがいていました。それが2004年の夏から秋にかけてでした。
思わぬきっかけでテレビで『パーソナルポートフォリオ』が放送されることに
岩堀:そして、その年が明けると奇跡が起こったのです!
 いまでも奇跡だと思うのですが、ある日、NHKの福井放送局のディレクターさんから電話がかかってきたのです。何かと思ったら、私のパーソナルポートフォリオに関する取り組みを「北陸スペシャル」という、北陸3県に流れる25分番組にしたいとおっしゃるんですよ!それで次の日に、その方とお会いして、子どもたちが作っているパーソナルポートフォリオのファイルを見ていただいて、話を聞いてもらいました。
 どうやって私のことを知ったのか不思議に思い、聞いてみました。その方は、埼玉県出身の入社3年目の若いディレクターさんだったのですが、「正月に埼玉に帰省した時に、図書館に勤めている僕の友人から、『福井で仕事をしているんだったら、こんな先生がいるよ』と言われて、岩堀さんの本を手渡されたのです」というのです。さらにその本を読み、「『これを絶対に番組にしたい!』と思って、頭の中で映像が流れたのです」とおっしゃるのです。
 なんと、自費出版で1000部だけ出版社に預けて、委託販売料を払った本が、出版社のルートに乗って、たまたま埼玉のその方の友人が勤めている図書館に購入されて、たまたまその友人の手に渡って、そこからそのディレクターさんの手に渡ったのです!その方が手にしていた私の本には、図書館のバーコードが付いていました。それを見た時にほんとに涙が出てきました。「こんなに細い糸だったのに、こんなところでつながったんだ!奇跡だ〜!」と思いました。
 そこでできた一本目の番組が『ファイルで見つける自分の長所』というタイトルで、2005年の2月の末にNHK「北陸スペシャル」の番組で放送されました。その後の継続企画として、『自分大好き 友達大好き 〜服間小5年生の宝物〜』というタイトルの30分番組でも放送されました。
 このディレクターさんは、予定よりも1年早くNHKの本社に戻られることが決まって、いまは東京にいるのですが、いまでも私のやっていることに関心を持ってくださっています。「いまの日本の子どもたちはコミュニケーション不足と言われています。『パーソナルポートフォリオ』のようなことが大事だと僕は思っています」と言ってくださっています。ありがたいご縁だなと思います。
―放送された番組のDVDを見させていただきましたが、岩堀先生の真剣な思いや情熱がストレートに伝わってきました。子どもたちも本当に活き活きと楽しく『パーソナルポートフォリオ』に取り組み、どんどん成長していっている様子が分かりました。
岩堀:そうですか、ありがとうございます。
 また、その年(2005年)の10月に福岡で中学2年生の男子がいじめを苦に自殺をするという事件がありました。ちょうど私の息子が同い年だったこともあり、その事件には非常にショックを受けました。それがきっかけで心理学を勉強しはじめたのですが、勉強する本の中で、ドキッとするような言葉に出合いました。
 それは「人間の欲求はたくさんあるが、その中でも最も強いのは"所属欲求"だ」という言葉です。「"所属欲求"というのは、ある集団の中で自分の居場所を確保したいという欲求である。それがどれだけ強いかというと、生存欲求よりも強い」とあったのです。だから、子どもたちはクラスという集団の中で、自分の居場所を確保することが絶望的だとなった時、死を選ぶこともあるのだそうです。
 同じくその本を読み進めていたら「人の心が健康であることの一番の、そして最大の要因は、自分のことを好きになること(自己肯定感が育つこと)だ」と書いてあったのです。それを見た時に、いまこそ自分がやってきたことが世の中の役に立つ時がやってきたように思えました。
 それまでは、(講演会や研修会に)招かれたら行くというスタンスだったのですが、それからは「自分で自主研修会を開いてみよう」と思い立ちました。それで自主研修会を企画し、県内の全小中学校にポスティングして、新聞にも取り上げていただきました。それで一般の方や保育士さん、看護士さん、父兄の方々に来ていただけるようになりました。すると、そこに参加してくれた方が「実はこういう会があるから、こっちに来て話してくれ」とかお隣の石川県で話してくれとか、石川県で話をすると、またそこから新しいところを紹介してくれたりと、紹介したいと言ってくださる方がどんどん出てきました。すべて口コミで、全国のPTAの方に呼ばれたり、また子どもが荒れて困っている学校の校長先生に呼ばれたりで、神戸の方の学校にも行きました。
―そうなんですか。積極的に自分から研修会を開いたことで、自然にどんどんと『パーソナルポートフォリオ』が広がりはじめたのですね。
岩堀:本当にありがたいことにそうなんです。
 さらにその後、私がひそかに、夢見ていたことがとんとん拍子に叶ったのです。
―岩堀先生の夢見ていたこととはどんなことなのでしょうか?
岩堀:それは、全国の子供たちが自分のことを大好きになるようにテーマソングを作りたいというものでした。
思いを歌にしたCDも発売
岩堀:これは、2006年9月に私のことをミネハハさん(=3000曲あまりのCMソングを歌い、「CMソングの女王」としての地位を築いた歌手。1994年、ソロシンガーとしてデビュー)に紹介してくださった方がいらっしゃったのですね。ミネハハさんにお会いさせていただき、自分のやっている活動を紹介し、なんと突撃でお願いをしてしまったのです(笑)。「いずれ全国の子どもたちが自分のことを大好きになるようなテーマソングを作りたいと思っています。その時はぜひ歌っていただけませんか」と。すると「いいわよ」と即答してくださったんです!
 後になって「あの時、なぜすぐに『いいわよ』と言ってくださったんですか?」とお聞きしたら、「あら、私も誰にでも『いい』っていうわけじゃないのよ。あなたからエネルギーを感じたの」と言ってくれました(笑)。
CD『ありがとう地球』作詞:岩堀美雪 作曲:くまひげ うた:ミネハハ
CD『ありがとう地球』 作詞:岩堀美雪 作曲:くまひげ うた:ミネハハ
 それで話は進み、その年の12月に2曲の歌詞を私が書き、作曲は、私が通っているギター教室の先生がやってくれました。そのギターの先生はくまひげさんというのですが、くまひげさんは、昔、教員採用試験も受けたことがあって、私の活動を応援してくださっていました。2人で作詞作曲をし、ミネハハさんに持っていくと、ミネハハさんが「この歌を聴くと涙が止まらない〜」と言って、涙を流されたんです。そして、「美雪さんの想いを皆に広げるためにもCDにしましょう」と言われて、すぐに了解しました。また自費だったんですが(笑)、CDにすることになったのです。そうして、2007年の7月にこの曲がCDとして世の中に出たのです。本当に奇跡的なのですが。
―この曲をプロデュースしてくださった方は、とても有名な方だとお聞きしましたが。
岩堀:そうなんですよ。星勝さんという、いままで井上陽水さんや坂本龍一さんといった超有名なアーティストと仕事をしてきたという業界でも有名な方が、たまたまプロデュースしてくれることになって、本当に感激しました。
――そうなんですね。ところで、岩堀さんは「いやしの村東京」代表の中西研二さんの紹介で、船井とも知り合われたんですよね。中西さんとはどういうお知り合いなのでしょうか?
岩堀:中西研二さんは、ミネハハさんの歌う私たちの曲を聴かれて、涙が止まらないと言ってくださって、この曲を中西さんのセミナーでずっと使い続けてくださっているのです。セミナーの最初と最後にこのCDの中の『ありがとう』と『母の歌』という曲を皆さんに聴いていただくと、皆さんがそれを聴いて号泣されるそうなのです。
――私も聴かせていただきましたが、涙が自然と出てくるような、やさしい、癒される曲でした。岩堀先生、今日は興味深いお話を聞かせていただき、どうもありがとうございました。
(インタビュアー:藤原)
舩井幸雄よりのコメント
 岩堀さんとは、「いやしの村東京」の中西研二さんの紹介で知り合いました。話を少し聞いただけですが、彼女のやっていることは非常によいものだと感じ、興味を持ちました。
 『パーソナルポートフォリオ』を使ったプログラムは、自分や人のよいところを見つけるクセづけに最適な手法のように思えます。
舩井幸雄よりのコメント
★岩堀美雪さんホームページ:http://daisuki.feb.co.jp/
★『ありがとう地球』のCDのご購入はコチラ→ http://smilearth.jp/
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