船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:松本 ゆか
三月に入り、少しずつあたたかくなってきましたね。
皆様いかがお過ごしですか。
私は、やはり読書をするのがおもしろく、
時間をみつけては本を読んでいます。
今読んでいるのは
『美人のいろは』(山下景子著 幻冬舎)
という本です。
この中には、たくさんの素敵な日本語が
紹介されています。
目次を読むだけで
その豊かさ、美しさにうっとりしてしまいます。
たとえば・・・
「彩(いろどり)」「色葉(いろは)」「瞳(ひとみ)」
「香り(かおり)」「花笑み(はなえみ)」「銀花(ぎんか)」
「花衣(はなごろも)」「霓衣(げいしょう)」「月映え(つきばえ)」
「鳳雛(ほうすう)」「時津風(ときつかぜ)」「天が紅(あまがべに)」
「空火照(そらほでり)」「波光(はこう)」「心晴れ(こころばれ)」
「和面(にぎおも)」「福(ふく)」「寿(ことぶき)」
「心言葉(こころことば)」「心一杯(こころいっぱい)」
「天道(てんたう)」「笑み(えみ)」等
これらの言葉が
ひとつひとつ解説されていますが
どれも奥深く、やさしく心に染みこんできます。
そのなかでも、特に私の好きな文章を
紹介させていただきます。
「様」という言葉について書かれています。
“様 さま
物や人の姿や形、状態など、幅広い意味を持つ言葉ですね。
「様」の語源は「然任(さまま)」「其儘(そのまま)」などが変化したものではないかといわれます。
そのままの姿が、様。なんて素敵な言葉なのでしょう。あるがままを受け入れる気持ちが伝わってくるようです。
そして、いろいろな物のあるがままを見つめる姿が、様々という言葉になるのでしょう。
敬称としての様は、少し、語源が違うようです。「さ」は方向、「ま」は空間をあらわす言葉で、その人を直接指すのをはばかったものだそうです。
それでも、「○○様」と書く時、その人のそのままの姿を大切にしたい……そんな気持ちがこみあげてきます。”
「様」という言葉の響きも
そこに含まれた意味も
本当に素晴らしく
このような言葉がある国にうまれたことに
改めて、感謝の気持ちがわいてきます。
この本を読んで日本語がもっと好きになりました。
美しい日本語やその成り立ちを
更に学んでいきたいです。
3周目:「ワーキングマザーの安心感」
4周目:「映画「うまれる」を上映します」
5周目:「元気の秘訣」
6周目:「今こそ、可能性の窓をひらく時」
7周目:「大事なことを忘れずに」
8周目:「絆」
9周目:「いのちの絆〜映画「うまれる」上映会&講演会〜を開催して」
10周目:「幸せな時間」
11周目:「時間の使い方」
12周目:「ぼちぼちいこか」
13周目:「自然に触れる」
14周目:「中村天風先生の言葉」
15周目:「心の持ち方ひとつで」
2013.03.28: 車について
2013.03.27: お薦めの書籍『心眼力』
2013.03.26: カタワレ
2013.03.25: 秘伝のお茶と新コラム
2013.03.22: 熊野イヤシロチセミナー報告
2013.03.19: エネルギーチェック
2013.03.18: 大人と子どものあいだ
2013.03.15: 11期・感謝総会に向けて
2013.03.14: 今年の約束
2013.03.13: 感じてますか?
2013.03.12: 最高の褒め言葉
2013.03.11: 小商いのススメ
2013.03.08: 一週一菜
2013.03.07: 魅力的な日本語
2013.03.06: 出雲大社について
2013.03.05: アルゴ
2013.03.04: 最高の自分 無限の自己 JOY −天照大御神(日本の神様カードより)
2013.03.01: 日本のTPP参加にてアメリカの圧力を感じること