船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:人見 ルミ
皆さま、こんにちは。JUST編集部の人見ルミです。
東京は昨日梅雨明けして、うだるような猛暑です。
ただ、猛暑の後には激しい夕立があり、その後の雨上がりに東京には大きな虹が
かかりました。
とっても美しい希望の虹でしたよ。
さて、先週、「JUST」では、凄い人生を生き抜いてきた若者、黒沢一樹さん32歳に取材をさせていただきました。
彼が産まれた時は早産で、すでに心肺停止。
医者が見放し葬式の準備をと言ったそうですが、当時17歳の母親は諦めずに、何度も逆さにして赤ちゃんのお尻を叩いたそうです。
奇跡的に息を吹き返した黒沢さんでしたが、父親はなく、二番目の育ての父は、小4で亡くなり、三番目の父は、酒乱で暴力をふるい、彼は頭を何度も殴られ縫ったところは数ヵ所。包丁で太ももを刺された跡や怪我をした鼻、眉きわなど、壮絶な小学校時代を生き抜いたのでした。
常に食べるものはなく、冷蔵庫は空っぽ。母親は夜の仕事。
妹とじゃんけんして、菓子パンを万引きして飢えをしのいだそうです。
スーパーの人も警察も、二人の兄妹を捕まえるものの事情を知っているため放任。
中学時代は3社の新聞配達で生活費を入れていましたが、
止まない父親の暴力から逃れるために家をでることに。
15歳、中卒で、あらゆる仕事をしては転職。その数50回。
まさに「歩くハローワーク」と呼ばれるようになりました。
せっかく続けた仕事も、会社が倒産したり、時には悪い連中とつるむこともあったそうです。
現在、学歴不問でも元気に就活できる若者の支援をするNPO法人 若者就活支援協会理事長を務めており、『ネガポジ就活術』(鉄人社)という本も出版し多くの方から注目を集め、大学の講師や夜間高校の先生も務め、講演会や取材でも活躍。
今年8月からさらに起業をして、本格的人材会社を立ち上げるそうです。
8年後の上場まで視野に入れ、将来は貧困でも教育が受けられる学校を創りたい!と希望を語ります。
彼のキーワードは・・
バカであれ
素直であれ
笑顔であれ
迷ったら直感を信じろ
本当に素晴らしい笑顔で、弁舌爽やか。頭のいい青年でした。
黒沢さんのお話は「JUST」9月号にて、船井流ワールドワイドにて60分聞くことができます。
人は、自分自身で未来を選びとり、自分自身で創り上げてゆくことが出来る!
時代がどうあろうと、流されるように生きるのではなく
自分の力と多くの人の支えで、波を上手に乗りきることが出来る。
黒沢さんにお会いして、心からそう感じました。
1周目:「私もできるだけ本音で生きてみよう」
2周目:「エジプト暴動から考える私の本音」
3周目:「大地震から3週間。そろそろ提案型でいこう!」
4周目:「「幸せの経済学」を見て」
5周目:「不思議で楽しいシンクロニシティ」
6周目:「運が拓かれ継続する人」
7周目:「アメリカ視察ツアー報告」
9周目:「インドツアー報告と春からヨガをやるぞの巻!」
10周目:「最近、シンクロが起きてびっくりしたこと」
11周目:「心をひとつにすれば奇跡はおこる!」
12周目:「涙が止まらない感動の映画「アウンサン・スー・チー 心は離れない」
13周目:「サヨナラ・必ず別れの日はやってくる」
14周目:「ダライ・ラマ14世の講話を聴いて考えたこと」
15周目:「ビックリして第六感を磨こう」
16周目:「熊野イヤシロチセミナー報告」
17周目:「素晴らしい学校が長野にあった!」
2013.07.30: ブラウン・ランドーンのこと
2013.07.29: 健康は大事
2013.07.26: 夏本番!カブトムシを探しにいきませんか!
2013.07.25: ありがとうのチカラ
2013.07.24: 温かい気持ちになる
2013.07.23: 変わること、変えること…… 映画「CHANGE」(チェンジ)
2013.07.22: 二十年
2013.07.19: 「がん・・・!!」その1
2013.07.18: 病気は才能?
2013.07.17: カウンセリングで大切なこと
2013.07.16: 天命を立てる
2013.07.12: 東北の友人より
2013.07.11: 2013年後半の始まり
2013.07.10: 「本物」は野性的!?
2013.07.09: TV出演(?!)
2013.07.08: 虐待と貧困、壮絶な人生だった青年から学んだこと
2013.07.05: 絶望から希望へ
2013.07.04: 魂が集う、夏のふるさと
2013.07.03: Gの恐怖
2013.07.02: 「幸働観(こうどうかん)」から学ぶ
2013.07.01: 能楽