船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:山崎 貴司
皆さんこんにちは、今回はあまり芸術とは縁がない私ですが、自宅でYOU TUBEで音楽を聞いていた時に、ふと気になった動画があり、見ていたら色々と素晴らしものがあったのでいくつかご紹介したいと思います。
まずは音楽からです。名前は聞いたことがあったスーザンボイルですが、その生い立ちや、歌など聞いたことがありませんでした。この動画は短い動画ですが、スーザンボイルがオーデションに参加して、一夜にして時の人になった時の様子がわかります。最初はオーデション番組の審査員も、スーザンボイルを見下していましたが、歌を聞いた瞬間に突然変わりました。この逆転劇は見ていて非常に痛快なのと、歌もとても素晴らしく私も感動しました。
スーザン・ボイル
このスーザンボイルの動画を見ていたら、また別の動画の紹介もあり、ついでにそちらも見ていました。これもまた凄く、この人も歌が上手いです。このチェ・ソンボンは物凄い環境で育った人で、歌の先生はいなく、習ったこともないそうです。
すべて独学で学んだそうです。どこまで厳しいオーデションで通用するかは、下記の動画でご覧ください。
チェ・ソンボン
次は歌ではありませんが、宮崎駿氏の言葉です。この内容はツイッターをみていた時にみつけたものですが、やはり世界の宮崎駿氏は先見性があると思いました。
宮崎駿監督「風立ちぬ」公開記念インタビュー
→ http://www.youtube.com/watch?v=s4bUfp0LK7Q
動画の9:00分辺りをご覧ください。
「なぜ1930年代の日本を描いたのですか?」の質問に、宮崎監督は「また同じ時代がきたからですよ・まさに同じ時代がきたからですよ」と即答しています。 だから、「生きねば」だそうです。
またその後の言葉が凄いです。
「不安なんて、20世紀にさんざん思ってナウシカつくったんだから、今さらそんなこと言う気ないですよ。こうなると思ってつくったんだから、今必要なのは世界がどこにいくのかというもっと大きな視野が必要なんですよ。この時期に力を尽くして生きろ」というメッセージだそうです。では、1930年代に何があったか、いくつか記載したいと思います。
1930年代・経済
大不況時代。昭和恐慌(しょうわきょうこう)は、1929年秋にアメリカ合衆国で起き、世界中を巻き込んでいった世界恐慌の影響が日本にもおよび、1930年(昭和5年)から翌1931年(昭和6年)にかけて日本経済を危機的な状況に陥れた、戦前の日本における最も深刻な恐慌。
1930年代 国際情勢
1933年 : ドイツでナチスが政権を獲得する。
1936年7月 −1939年3月 : スペイン内戦
1937年 : 日本と中華民国間において日中戦争(支那事変)が起こる。
1939年 : ドイツによるポーランド侵攻。これに対してイギリスとフランスが宣戦(第二次世界大戦勃発)。その後、ソ連もポーランドに侵攻した。
※1930年代は、経済と戦争の問題を抱えた時代だったそうです。今と似ているといえば、似ていると思います。今の状況は経済破綻、憲法の改憲の問題や、9条がああでもない、こうでもないと政治の舞台で論議されていますが、他にも、最近では石破幹事長の発言もあり、準備段階に日本も突入していると思います。
7/16付けの東京新聞特報記事
石破幹事長発言
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2244.html
「『これは国家の独立の為だ、出動せよ』と言われた時に、いや行くと死ぬかも知れないし、行きたくないという人がいないという保証はどこにもない。だから国防軍になったらそれに従えと。それに従わなければその国にある最高刑がある国なら死刑。無期懲役なら無期懲役。懲役300年なら懲役300年。そんな目に逢うなら出動しようかと。人を信じないのか、と言われるけど、やっぱり人間性の本質から目を背けちゃいけない」
ですので、今日本は戦争の前段階のような気がします。これは何とかしなければと思う人も多いと思います。しかし日本の政治の問題は、日本の政治だけでは解決できません。 日本の政治家・官僚などは米・軍産複合体の傀儡みたいなものですので、軍産複合体との問題が解決されないと難しいでしょう。やはりこれから庶民は、懸命に生きねばならないようです。
歌から、戦争と話題が変わってしまいましたが、宮崎駿氏の言葉から色々と考えさせられました。たまに私の『船井幸雄.com』のコラムを見て、恐いという人がいるので、軽い内容のものを書こうと思いましたが、また重たくなってしまいました。しかしこの『船井幸雄.com』は本音で書いてくださいとのことなので、そこの部分は満たしたと思います。
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