船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:坂本 眞一
皆さんこんにちは!
まもなく桜の開花宣言!春が待ち遠しい時期になりました。
今回は執行役員としての会社の経営管理戦略について述べさせていただきます。
OODAループ(ウーダループ)とは、あらゆる分野で適用できる「戦略の一般理論」です。
直観等を活かした臨機応変の判断による「世界最速の思考法」でもあります。夢実現
の思考法そして学習の方法を示してくれます。
PDCAサイクルとは、元来は工場で生産などの業務と製品を継続的に改善するための
統計を使った品質統制の方法です。
最近、PDCAは古く、AIの時代はOODAだといった表面的な議論が氾濫しています。
PDCA信奉者からの感情的な反発もあります。
このページでは、日本で広まっている工場ではなく経営管理の領域で使われる「PDCAサイクル」と「OODAループ」との違いをみていきます。
OODAループについての誤解があります。多くの誤解は、PDCAの考え方を踏まえてOODAループを理解しようとしていることから生じていると思われます。以下に違いをわかりやすく説明させていただきます。
企業で、特にマーケティングや商品企画開発、人事、経営管理などで、PDCAサイクルとOODAループを適用する場合に、どのように異なっているかを見てみましょう。
「PDCAサイクル」と「OODAループ」の比較
PDCAサイクルとOODAループは本来は対比できる概念ではありません。強いてPDCAサイクルとOODAループの違いをわかりやすく示すと右上(図1)のようになります。
PDCAサイクルとOODAループは、分野ごとに比較することで各々の特徴と分野ごとの有用性が明らかになります。
「PDCAサイクル」と「OODAループ」の想定している適用領域
本来のPDCAサイクルとOODAループは適用すべき領域や世界が異なります。前提とする状況と目的が違い、直接に対比できるものではありません。
「PDCAサイクル」
PDCAサイクルは、統計的品質統制 SQC, Statistical Quality Controlにおいて歴史的に大きな成果を出してきており、ここで改めて議論する必要はありません。PDCAは全てのモノゴトが想定できる世界で機能します。「PDCAはもう古い」という方もいますが、安定した環境で、かつ心理や感情など人間的要素を無視できる世界では有効です。
しかし、近年はPDCAが、工場の品質統制ではなく、経営企画、プロダクト開発、マーケティング、販売、生産、サプライチェーン、人事、経営管理などの領域で適用されることがあります。
これらの領域は、展開する外部環境との相互作用が多く、想定外の事態が起きます。本来のPDCAが想定していたものではありません。
「OODAループ」
一方のOODAループは想定外のことが起きる状況でも有効です。また、メンタルや感情など人間的側面を重視しています。
「高速PDCA」と「光速OODA」
OODAループでは、現場の即断即行のために直観が使われます。瞬時の判断が重要なのです。
直観は、並列分散処理をこなす大脳皮質と脳幹をつなぐ大脳基底核の「尾状核」Caudate Nucleusで司られることが明らかになっています。脳がニューラルネットの光速で発想し、約500ミリ秒後に行動します。直観による処理速度の反射力を生かしたのがOODAループです。
PDCAが行動の判断までに、計画を立てているのと異なります。計画作成を高速化してもそれは時間単位あるいは日単位、週、月単位になります。
光速OODAループによって、ここ一番のプレゼンテーションやディベート、ディスカッション、意見交換、説得といった場面で成功します。ジョンボイド自身、直観による反射力を活かしたOODAループがあまりにも凄まじい成果を出すので、一時期公表するのをためらっていたというほどです。
最後に今後は会社もそうですが、個人の思想にも「OODAループ」をいかに活用していく直観力が必要だと感じる日々です。
次回はまだまだ深掘りした文章をお送りします!
〇●〇舩井幸雄オープンワールド、舩井フォーラムを継承!!●〇●
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◇主催:株式会社本物研究所
◇お問い合わせ:TEL:03-3262-1271 FAX:03-3262-0051(担当:営業グループ)
3周目:「我以外皆我師」
4周目:「中村天風氏教義・心身統一法」
5周目:「心身統一法実践編」
6周目:「中村天風式のヨーガとは…」
7周目:「私の好きなパワースポット」
8周目:「イルミネーションを見ながら感じること」
9周目:「偽証罪も動かぬ証拠が・・・」
10周目:「佐々木了雲先生に学ぶ」
11周目:「金融のプロから学ぶこと」
12周目:「一流になるためのコツとは・・・」
13周目:「「運命を拓く」を読んで <人間の心の在り方が人生を支配する>」
14周目:「マヤ暦とマヤ文明について」
15周目:「日本のTPP参加にてアメリカの圧力を感じること」
16周目:「砂糖が持つ依存症とは・・・」
17周目:「〜哲人・中村天風氏の人生観〜人はどう生きたらいいの?」
18周目:「河村武明さんから学ぶこと」
19周目:「バクテリアで身体をいつまでもハツラツと!」
20周目:「〜素頭をどう鍛えるかで人生が変わる〜」
21周目:「未来への言霊を読んで」
22周目:「『舩井幸雄を想う』を読んで・・・」
23周目:「不変のマーケティングとは……」
24周目:「衝撃の未来と新しい働き方とは?」
25周目:「小山会長(前船井総合研究所会長)の勉強会を受けて」
26周目:「スポーツから学ぶこと」
27周目:「マズローの神髄とは……」
28周目:「政木フーチから学んだこと・・・」
29周目:「竹布の素晴らしさとは・・・」
32周目:「元船井総研の小山会長の勉強会を受けて」
33周目:「ワールドカップラグビーからみる日本人の在り方」
34周目:「政木フーチの真髄を知る……」
35周目:「本物研究所が取り組んでいること」
36周目:「「ベストセラー作家 ひすいこたろう氏の講演会」に参加して」
37周目:「食を理解して、健幸に生きよう!」
38周目:「波動の第一人者 山梨浩利氏の講演会の感想その1」
39周目:「メンタル&スキルによってプロを目指す・・・」
40周目:「リオ・オリンピックで一番感じたこと」
41周目:「運命を拓くとは・・・」
42周目:「中村天風氏の「ほんとうの心の力」とは・・・」
43周目:「中村天風氏の「ほんとうの心の力」とは・・・第2弾」
44周目:「中村天風氏のほんとうの心の力とは・・・」
45周目:「中村天風氏のほんとうの心の力とは その3・・・」
46周目:「運命を拓く」
47周目:「藤井聡太四段から学んだこと…」
48周目:「やってみました!1日1食 長寿遺伝子が微笑むファスティングを実践して その1」
49周目:「やってみました!1日1食 長寿遺伝子が微笑むファスティングを実践して その2」
50周目:「〜天風氏の心にしみる7つの言葉(第1話)〜」
51周目:「〜天風氏の心にしみる7つの言葉(第2話)〜」
52周目:「新時代は健康のキーワードは抗糖化へ…」
53周目:「新入社員を迎える上で人財とは」
54周目:「新時代は健康のキーワドは抗糖化へ PART2」
55周目:「居酒屋さんでも健康提案」
56周目:「PLANの目的と立て方について」
57周目:「2018年本物研究所 感謝祭を終えて」
58周目:「あのホリエモンの発想力と行動力は素晴らしい」
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61周目:「人生の岐路にたったら この本を読んでみよう!」
62周目:「『そしてフェイク経済の終わりが仕組まれる』を読んで その➀」
63周目:「『そしてフェイク経済の終わりが仕組まれる』を読んで そのA」
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2019.03.26: 音を健康に生かす
2019.03.25: 感情ってこんなに変わっていくもの!?
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2019.03.07: ベトナム展示会の報告(3)
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