船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:星 祐作
お正月まで残すところ約180日となりました。
お正月恒例の箱根駅伝が好きで、毎年見ています。
好きな理由は、3つあります。
1つ目は、東京・大手町-箱根間往復約200kmを10人で襷(たすき)を繋ぐ競技で、時にはタイムにわずかな差しかつかないところの妙です。もちろんトップと最下位チームでは30分ほど開く場合もありますが、中には僅差でゴール、なんてこともあります。
2つ目は、失敗が許されないこと。駅伝やマラソンでは、「1kmを3分で走る」というのが大まかな基準になっています。
時速にすると20km。フルマラソン42.195kmを2時間6分弱で走る計算です。
しかし、年々、このタイムは早まっていて、現在の男子の世界記録は、2時間1分39秒です。2時間を切るのは時間の問題と言えそうです。
駅伝における失敗とは、この「1kmを3分で走る」というペースから、何かしらの理由で、大きく逸脱してしまうことを言います。
箱根駅伝は往復で10区間あります。優勝する大学は、どの区間でもだいたい5位以内をキープしているのが通例です。
しかし、20歳そこそこの若者が走る訳ですから、アクシデントはつきものです。
最低でも平均点はとる必要が出てきます。
失敗した選手でも、そのことをバネにして大成する選手もいます。
逆に、箱根駅伝で華々しい成績を上げたにも関わらず、その後の選手としてのキャリアが低迷する、という人もいます。
とりあえず、失敗が許されません。
以前にお付きあいのあるコンサルタント会社の人が「飲食店で失敗しないためには、美味しいものを提供するより、不味いものを出さない」と言っていた言葉に通ずる気がします。
3つ目としては、沿道で応援することは無料という点。大学生というプロとは言えないも、セミプロと言って良い選手の競技を無料で見られるというのは、あまりないのではないでしょうか。
ただし、見られるのは、一瞬ですが;-)
さて、そんな理由から、今年の大河ドラマ「いだてん」は、箱根駅伝の創設者金栗四三が主役ということもあり、ぜひとも見ようと意気込んでいました。
6/30の放送分からは第二部がスタートしました。
今年の1月にスタートし、ほぼ毎回見ています。とても面白く見ています。
もちろん、箱根駅伝が好きという理由もありますが、脚本を書いている宮藤官九郎(通称:くどかん)が好きという理由もあります。
くどかんは、松尾スズキが主宰する劇団「大人計画」出身です。ちなみに、田畑政治役の阿倍サダヲはじめ、今回のいだてんのキャストにはその「大人計画」出身の俳優が多数出演しています。
大学時代に、大人計画の芝居を見に行きました。そのときの、くどかんと阿倍サダヲのテンションの高さは忘れられません。
その時には、すでにある程度有名になっていて、くどかんや阿倍サダヲはテレビなどにもちょくちょく出ていました。
さて、そんないだてんですが、世間的にはあまり受け入れられていないようです。
天下の大河ドラマとは言え、時には失敗することもあるようです。
さまざまなワースト記録を塗り替えてしまったようです。
過去にも何度か視聴率が1ケタ代になってしまった作品はあるようです。
「いだてん」は初回こそ15%とまずまずの数字でしたが最速で1ケタ代になってしまったようです。(いだてんなので最速なのでしょうか)
1度離れた視聴者はなかなか戻ってはきません。
第一部が終了し、マラソンでいうと折り返し地点に来た訳ですが、未だに視聴率は1ケタ代にとどまっています。
私の予想では、おそらくこのまま最終回まで1ケタ代で終わると思います。
(私は最後まで見ますが)
最後に今回のいだてんの低迷が船井流から外れている、という観点で書かせていただき、文章を閉じようと思います。
今回のいだてん低迷の最大の理由は、その複雑さにあると言えます。
船井幸雄は、シンプルなものがよい、と言っていました。
今回のいだてんでは、「いだてん」というタイトルから、金栗四三が主役なのはわかります。
しかし、同時にビートたけし演ずる古今亭志ん生が物語の中の時間軸でやや現代から過去を語り、なおかつ若き頃の古今亭志ん生も主役級の扱いで登場するという、トリプルスタンダードな構造が視聴者を混乱させる結果になってしまっているのではないでしょうか。
くどかんの過去のドラマを見ると、どれも巧妙なしかけがあります。
それが面白く最後には、はあ、なるほどー、ととても愉快な気持ちにさせます。
しかし、どちらかというとご年配の視聴者が多い、大河ドラマ枠ではくどかんの良さが、裏目に出てしまっているのかと思います。
やはり、基本は、シンプルと言う船井流は原理原則にかなっているのかと思いました。
しかし、第二部の主役の阿倍サダヲのテンションの高さは見る価値あります。
さらに驚いたのは、実際の田畑政治も大きな声で弁舌をぶっていたようなので、あながち阿倍サダヲのテンションの高さが誇張ではないような点もビックリしました。
そんな「いだてん」と舩井グループをこれからもよろしくお願いします。
2周目:「働くことに関する本音」
3周目:「人間としての性質」
4周目:「自動反応について」
5周目:「国会答弁を聞いて感じたこと」
6周目:「1日のリズムをスムーズに進めるには」
7周目:「自分を受け入れる」
8周目:「食事について」
9周目:「スターウォーズを見て思ったこと」
10周目:「6/2(土)にんげんクラブ関西大会(in京都)に遊びにきませんか?」
11周目:「健康と夢を叶える蘇生の風」
12周目:「ゆるすということ」
13周目:「楽しく仕事をするために」
14周目:「カウンセラーが一番お得なんです」
15周目:「薬を使わない医師 宮島先生」
16周目:「心と身体の処方箋」
17周目:「人前で話すことの効用」
18周目:「カウンセリングで大切なこと」
19周目:「自分の再発見」
20周目:「私のおすすめ断食健康法」
21周目:「年初に感じた、自然の偉大さ」
22周目:「自然に融合する東洋医学の叡智」
23周目:「電磁波と陰陽五行」
24周目:「ココロの病の対処法」
25周目:「教育の場にカウンセリングを」
26周目:「自然の中で生きる 〜サーフィンから学ぶこと〜」
27周目:「映画『日本と原発』を観て」
28周目:「びっくり現象 〜光冷暖システム〜」
29周目:「波動について」
30周目:「大いなる自己との対話」
31周目:「占い師・風水師から学ぶ方法と視点」
32周目:「電磁波と地磁気について」
33周目:「本好きが書く文章」
34周目:「地磁気2」
35周目:「歴史探訪」
36周目:「自業自得について考える」
37周目:「マコモのご紹介」
38周目:「牡蠣エキスとこむら返りの関係」
39周目:「舩井幸雄記念館〜熱海の土地の波動〜」
40周目:「「代償の先払い」という考え方」
41周目:「2016年の動向」
42周目:「定義すること」
43周目:「陰陽五行と言霊学という考え方」
44周目:「手段と目的」
45周目:「伝えることの効用」
46周目:「アース」
47周目:「糖化について」
48周目:「お祓いと言霊」
49周目:「ユニークな人たちに囲まれて」
50周目:「天才の共通項」
51周目:「読書感想文 【新装版】即時業績向上法 「つき」を呼ぶ原則経営のすすめ」
52周目:「祓いの実践」
53周目:「祓いの実践A」
54周目:「ファスティング実践」
55周目:「ライブについて」
56周目:「個別指導がうける理由」
57周目:「即時処理」
58周目:「役割に感謝」
59周目:「アマゾンの秘薬 コパイバマリマリ」
60周目:「滝沢泰平氏&長典男氏の講演会を終えて」
61周目:「矢山クリニックを訪ねて」
62周目:「油断大敵」
63周目:「マイナスの感情の癒し方」
64周目:「目に見えないけど大切なもの」
65周目:「音を健康に生かす」
66周目:「光冷暖システム2」
67周目:「波動で人生にミラクルを」
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