船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:両角 真理子
皆さま、こんにちは。
梅雨明けが待ち遠しい今日このごろですが、九州での大雨で被災された方たちに心よりお見舞い申し上げます。
さて、ここのところ、「SDGs(エスディージーズ)」という言葉をよく耳にするようになりました。「SDGs」はSustainable Development Goalsの略で、「持続可能な開発目標」という意味です。これは、国連が世界をリードして2015年に採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に盛り込まれた具体的な目標で、その実現のために17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことが最大のテーマとなっています。
私ども、株式会社本物研究所でも、ここ数年かけて少しずつ「SDGs」に対する課題解決のための実践を進めてきていますが、今年からはさらに積極的にアプローチすると、社長の佐野が「感謝総会」(年に一度の全販売店と全メーカーを対象にした集い)で話していました。
ちなみに、【SDGsにまとめられた2030年を年限とする17の国際目標】とは、次のとおりです。
【目標1】貧困をなくそう、【目標2】飢餓をゼロに、【目標3】すべて人に健康と福祉を、【目標4】質の高い教育をみんなに、【目標5】ジェンダー平等を実現しよう、【目標6】安全な水とトイレを世界中に、【目標7】エネルギーをみんなに、そしてクリーンに、【目標8】働きがいも経済成長も、【目標9】産業と技術革新の基礎をつくろう、【目標10】人や国の不平等をなくそう、【目標11】住み続けられるまちづくりを、【目標12】つくる責任、つかう責任、【目標13】気候変動に具体的な対策を、【目標14】海の豊かさを守ろう、【目標15】陸の豊かさも守ろう、【目標16】平和と公正をすべての人に、【目標17】パートナーシップで目標を達成しよう
こうしてながめてみると、会社だからこそ取り組める重要な目標もたくさん含まれていると感じます。
ところで、ここしばらく、「レジ袋」を中心としたプラスチックごみに関する悲しいニュースをよく目にするようになりました。
2019年3月、フィリピンの海岸に打ち上げられたクジラの胃から40kgものビニール袋が出てきたというニュースがありました。日本でも、2018年の夏、神奈川県鎌倉市の浜辺に打ち上げられたクジラの赤ちゃんの胃の中からプラスチックごみが出てきました。
このように死んだクジラの胃からビニール袋などのプラスチックごみが発見される例が世界各地でいくつも報告されています。クジラは海に漂流するビニール袋をエサと間違えて食べてしまいます。でも、ビニール袋は消化されないため、クジラの胃の中がビニール袋でいっぱいになり、魚などのエサが食べられなくなって死んでしまったと考えられます。
クジラだけでなく、ウミガメやイルカ、海鳥など他の海の生き物でも、海に漂流しているビニール袋などのプラスチックを食べてしまったり、プラスチック製の袋や網が体にからんだりして、死んでしまったり傷ついてしまったりする例がたくさんあるそうです。プラスチックごみが小さな破片になった「マイクロプラスチック」を、魚や貝などがエサと間違えて食べてしまうことも……。
自然を汚し、動物たちを殺してしまっている現実……。
奈良公園のシカの怪死にも、同じ問題があるようです。1300頭あまりの生息数に対し、昨年347頭も死亡したと報じられています。寿命もありすべてではないと思いますが、死亡したシカのお腹から出てきたのはレジ袋など大量のプラスチックゴミだったそうです。 その原因を、奈良市はツーリストの持ち込みとしていますが、本当にそうなのか、少し疑問に感じてしまいます。
いま、日本では、レジ袋が少しずつ「有料化」の方向に動いています。でも、諸外国では、もっと進んだ取り組みが行われていることを知りました。
たとえば中国では、2000年以降、捨てられたレジ袋が街に散乱する「白色汚染」が社会問題化していました。そこで、中国政府はレジ袋(厚さ0.025ミリ以下を対象)の生産、販売、使用を制限し、有料化することを中国全土に義務付けます。今から11年も前の2008年6月のことです。
これを境に、上海市民も小売店での買い物にエコバッグが必携となりました。
2010年には上海万博が開催され、住みよい社会をテーマに、上海市民はエコロジーへの認識をいっそう高めたと言われています。「環境のために」は市民共通の合言葉にもなっているとも報じられていて、日本はとても遅れていると感じてしまいます。
まずは、私にもできることから……と思いました。きっと、そうした思いが広がっていくことで、変えられることもたくさんあると信じたいです。
2周目:「私の夢」
3周目:「いま思うこと」
4周目:「「伝える」と「伝わる」」
5周目:「出逢いからいただいたこと」
6周目:「未来のエネルギーを考える」
7周目:「本来の潜在能力を活かす香り」
8周目:「最近思うこと 〜ザ・マネーゲームからの脱出〜」
9周目:「1日を感じてる」
10周目:「「ほんもの商品」ストーリー」
11周目:「わたしの東京探訪」
12周目:「Finding flow!(フローの発見)」
13周目:「ご縁は特別なプレゼント」
14周目:「象さんのこどもも本当にお鼻が長いの?」
15周目:「日本人の絆」
16周目:「感じてますか?」
17周目:「水からのプレゼント」
18周目:「「幸働観(こうどうかん)」から学ぶ」
19周目:「合気道はじめました!」
20周目:「今を活かす」
21周目:「私が自分らしくいるために」
22周目:「株式会社本物研究所 企業理念“ほんもの”で笑顔をつなぐ」
23周目:「本物時代を感じながら……」
24周目:「心の声を聴く」
25周目:「人間関係について」
26周目:「より純粋に素直に感じる」
27周目:「いま私にできることを大切にしたい」
28周目:「光の療法 アーク光線治療器」
29周目:「現代ストレス社会の救世主!?」
30周目:「自分らしく生きるコツ」
31周目:「豊かさを生み出す季節!?」
32周目:「長所と短所」
33周目:「自分らしさに気づくために」
34周目:「あたえられているものに気づく」
35周目:「“涙活”で心のデトックス」
36周目:「オリエンタルベジを学びはじめました!」
37周目:「魔法の飲みもの“白湯”」
38周目:「菜食で心を整える」
39周目:「幸せになる勇気」
40周目:「しなやかな人間関係」
41周目:「癒しの時」
42周目:「しんさいニート」
43周目:「しなやかな心」
44周目:「“麻の実”で味噌づくりワークショップを行いました!」
45周目:「チームワーク」
46周目:「見えない価値をつかむ」
47周目:「舩井幸雄が想いを込めた本物商品」
48周目:「無意識の中にある気づき」
49周目:「10月28日(土)ブレイン(脳)フェスタ2017!〜あなたの脳が喜ぶ4way アプローチ〜」
50周目:「「食」を見つめる」
51周目:「「アミ 小さな宇宙人」が教えてくれたこと」
52周目:「数字のエネルギー」
53周目:「白鳥 哲監督の『リーディング〜エドガー・ケイシーが遺した人類の道筋〜』がまもなく公開。」
54周目:「からだは友だち」
55周目:「舩井フォーラム ザ・ファイナルを終えて」
56周目:「本物研究所「感謝祭2018」を開催いたします。」
57周目:「時を刻む幸せの一端」
58周目:「洗剤がいらないお洗濯にわくわく♪」
59周目:「日常の中にあるスピリチュアル」
60周目:「はじめての重ね煮」
61周目:「“私らしく”をめざして」
62周目:「クリスマスプレゼントに想いを込めて」
63周目:「“ほんもの”未来フォーラム開催いたします!」
64周目:「いじめが終わる方程式」
65周目:「ご縁からご縁をつなぐ」
66周目:「真の『プラス発想』を学ぶ」
67周目:「“日々成長”をめざして」
2019.07.30: <二十四節気 大暑・七十二候 土潤溽暑>に思う
2019.07.29: だったらあげちゃえよ
2019.07.26: 鮮やかな記憶
2019.07.25: 朝顔まつり
2019.07.24: 二つの「こうどうかん」
2019.07.23: やさしい薬屋さん
2019.07.22: 私にもできること……
2019.07.19: 新しい事務所で思うこと
2019.07.18: “ほんもの”未来フォーラム2019から多くの学びを
2019.07.17: LINEがこれからのシニアのコミュニケーションツール
2019.07.16: 生物種の絶滅が驚異的なスピードで進んでいる!
2019.07.12: チャレンジ
2019.07.11: 苔寺
2019.07.10: YAP遺伝子を呼び醒ます出雲の裏
2019.07.09: プラス発想の分解
2019.07.08: 世界にはすごい聖地があるもんだ
2019.07.05: 最高の癒しを求めて
2019.07.04: 大河ドラマ「いだてん」の事例からみる、船井流
2019.07.03: ひまわりとバッタ
2019.07.02: 四ツ谷・麹町→田町・三田
2019.07.01: 新しい街での出会い