船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
生物種の絶滅が驚異的なスピードで進んでいる!
2019.7.16(Tue)
社名:(株)本物研究所
名前:長 博信

一般的には、地球は45億年の歴史があるといわれています。
その過程で、生命が誕生し、多種多様な種へと発展していきましたが、過去には全生物種の大半が絶滅するという「大絶滅期」がありました。
例えば、今から約6,500万年前の白亜期には巨大隕石の衝突によって、恐竜が絶滅しましたが、実際には恐竜だけでなく、地球上の全生物の約75%が絶滅したようです。

ところが、この「大絶滅」のスピードをはるかに上回る速度で、現在、生物が絶滅しているということをご存知でしょうか?

恐竜時代は1年間に0.001種が絶滅していましたが、1万年前には0.01種、1,000年前には0.1種、100年前からは1年間に1種の割合で生物が絶滅しており、絶滅のスピードは加速しており、現在では1年間に約40,000種(1日あたり約100種)がこの地球上から姿を消しているのです。

たった100年で、約40,000倍以上のスピードです。
仮に、このままのスピードで進んでいくと、25〜30年後には地球上の全生物の4分の1が失われてしまう計算になります。

「種」が絶滅するということは、その種類の生き物がこの地球上から一匹もいなくなるということですが、その原因は何でしょうか?

自然界では絶えず生存競争が繰り返されていますが、現在起こっている種の絶滅は、自然界で起こる絶滅とは根本的に異なり、私たち人間が絶滅させているということです。  

100年前までは、絶滅の主な理由は、“人間の乱獲”でしたが、現在では、“大規模な地球環境の破壊”による生態系そのものの破壊が原因となっています。


地上はコンクリートやアスファルトが張り巡らされ、川や海は護岸工事の影響によって多くの生物が消えていきました。私たちの便利で快適な生活のために、生態系は破壊され、生物が消えています。

野生生物種の減少が最も進行しているのが、アフリカ、中南米、東南アジアの熱帯林地域で、森林の減少 ・過剰な薪炭材の採取・過放牧・無秩序な木材の伐採などが原因となって野生生物種の生息環境が破壊され、種の減少が進行しています。また、その背景には、貧困、内戦などによる社会制度の崩壊・不安定による政策や制度の不備、人口の急増など、きわめて社会的な要因があるといわれています。


森林は、生物の住処となり、水を蓄え、地球の肺となって酸素を作るという重要な役割を果たしている最も大切な生命維持装置です。
熱帯地方には全生物種の約80%が生息しているといわれていますが、人間が熱帯雨林を切り開くことによって、かなりの数の種が絶滅しています。さらに、人間が森林の奥地にまで侵入しすぎたために、エイズやエボラ出血熱という風土病がも発生しています。

農薬による土壌汚染や、水質汚染も大きな問題ですが、農薬とは殺虫剤なので、「毒」です。
自然界に毒を撒いているため、農薬汚染された食糧を食べ続けることで、私たちの体内に毒が蓄積されて、許容量を超えると発病にいたります。結果的に、自分たちのしたことが、自分たちに返ってきているということです。

オゾン層の破壊、酸性雨による影響も深刻ですし、地球温暖化は生態系全体を狂わせてしまいます。

ホピ族等の教えでは、「生物種の絶滅は必ず人間にも害を与える」と言っています。
野生生物種が減少することによって、生物種の相互関係により成り立っている地球環境は崩壊します。
地球に存在するすべては一つの、織物、編み物のように、一つに繋がっているため、種の絶滅が続けば、必ずその先には人類の絶滅があることを忘れてはなりません。

私たちにできることは、環境破壊の根本原因である大量生産、大量消費、大量破壊の生活を見直すことではないでしょうか。


2周目:「新しく正しい時代を築いていく」
5周目:「属国日本の現状」
7周目:「本物について」
9周目:「小沢氏がつくった「新政研」」
11周目:「現在の気象や地殻の大変化」
13周目:「米債務問題について」
14周目:「最近の自然の異変について」
21周目:「食関連の偽装問題について」
22周目:「児童相談所に関する問題」
23周目:「携帯基地局の設置がもたらす恐怖」
24周目:「仙臺四郎に学ぶ」
25周目:「未来の新しいコンセプト=麻」
26周目:「志の高さが未来を切り拓く」
27周目:「ゼロ磁場のエネルギーについて」
28周目:「富の二極化」
29周目:「現代人にとって必要なミネラル」
30周目:「『長の十訓』を読んで」
31周目:「ブルース・リーが遺した名言」
32周目:「物質世界と精神世界」
33周目:「おススメの書籍」
34周目:「ヤマト人とは」
35周目:「球界のエース大谷翔平の曼荼羅とは・・・」
36周目:「21世紀は水と微生物の時代」
37周目:「伊勢神宮のしめ縄は麻、出雲は真菰(まこも)・・・」
38周目:「波動・大自然の摂理とは・・・」
39周目:「予防医学の新しい概念 “抗糖化” について」
40周目:「常識は疑ってみる」
41周目:「こうすれば喜ぶ、あなたの60兆個の細胞」
42周目:「麻とは?」
43周目:「生命活動を支えている“マグネシウム”の働き」
44周目:「握るだけで“統合された意識”へと導き、“意志を強化”する装置「ロゴストロンNigi」
45周目:「握るだけで“統合された意識”へと導き、“意志を強化”する装置「成功している人の共通点」
46周目:「現代人にとって必要な「マコモ」」
47周目:「形而上学(けいじじょうがく)とは・・・」
48周目:「形而上学から見た仕事とは」
49周目:「〜マスメディアには載らない本当の情報〜 船瀬俊介&山田豊文&長典男 特別講演会!のご案内」
50周目:「最近おこなっている習慣と不思議な現象」
51周目:「「死」について」
52周目:「相撲界が荒れると土地も荒れる!」
53周目:「木内鶴彦さん講演会 2018.1.21(東京)」
54周目:「アマゾンの万能薬「コパイバマリマリ」とは・・・」
55周目:「『君たちはどう生きるか』語録」
56周目:「持続可能な開発のためのグローバル目標」
57周目:「日本にもやって来る徴兵制度」
58周目:「自分だけの龍がつき運気が上昇する「カタカムナ・マイドラゴン」」
59周目:「丸山修寛先生還暦記念!クスリ絵のパワー」
60周目:「日本と真反対の国で今起きていること」
61周目:「ガンの仕組みと最新療法について」
62周目:「日本の水道が危機的状況に陥っている!」
63周目:「東洋のシンドラー 杉原千畝(すぎはらちうね)」
64周目:「3.11と原発事故」
65周目:「日本は幸せな国なのか?」
66周目:「「消費税」の引き上げ問題について」
67周目:「丸山アレルギークリニック 丸山修寛先生のお話」

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