船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

『アミ小さな宇宙人』（エンリケ・バリオス著　徳間書店）

　皆様、こんにちは！先日のオープンワールドにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。私は高輪会場で受付をやっておりましたが、講演会場はもちろん、ブースにもたくさんの方にお越しいただき、皆様の関心の高さを感じることができました。

　世の中には暗いニュースが溢れていますが、その一方で世の中をいい方向へ向かわせるための活動をしていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。
　私が最近好きでよく読んでいる本があります。エンリケ・バリオスさんの『アミ小さな宇宙人』（徳間書店刊）です。さくらももこさんが表紙の絵を描かれています。とてもかわいい本です（右上写真参照）。
　これは、少年ペドゥリードがアミという宇宙人からいろんなことを教わる話です。おとぎ話として書かれていますが、たくさんの方に読んでいただきたいなと思う本です。

　アミは、地球はまだ野蛮な星で、暴力や競争・戦争があるが、文明の進んだ星ではみんなが協力し合い、所有という概念がなく、物も共有できるものは共有し、皆が兄弟で愛し合っていると言っています。
　
　彼はこの宇宙の基本法は愛だといいます。
　文明の進んだ星の人ほどエゴが少なく愛をたくさん持っているのだそうです。私たちは思考に頭を支配されすぎてしまって、思考が人間の一番優れたものだと思いがちですが、愛を表わすために思考が使われるべきだと思いました。

　そしてアミは今という瞬間を大切にするようにとも言っています。まだ起きてもいない未来のことを心配するのではなく、過ぎ去った過去のことをくよくよ嘆くのではなく、「今」を楽しむこと、これで私たちはもっともっと人生を楽しめるようになります。

　地球上にはまだ人を幸福にしないシステムが数多く存在し、それが私たちを苦しめています。
　人間なら誰でも持っている愛をもっともっと大きくしていき、早く地球も文明星の仲間入りができるといいなと思います。
　まずはすぐ側にいる人へ思いやりの言葉をかけたり、優しく接したり、そんなことの積み重ねで地球は必ずよくなっていくのだと思わせてくれる素敵な本です。

　ぜひ皆様読んでみてください。ありがとうございました！


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４周目：「プラス発想と感謝のこころ　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
５周目：「『笑い』のパワー　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
６周目：「大好きな作家　佳川奈未さん　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
７周目：「一つのイベントを成し遂げるということ　（テーマ：仕事をしていて感動したこと）」
８周目：「Ｏリングですべてが分かる！　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
９周目：「「本物の法則」　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」
１０周目：「潜在意識と上手に付き合う　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
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１３周目：「「奇跡の経営」　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」