ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測

このページは、社会分析アナリストで著述家のヤス先生こと高島康司さんによるコラムページです。
アメリカ在住経験もあることから、アメリカ文化を知り、英語を自由に使いこなせるのが強みでもあるヤス先生は、世界中の情報を積極的に収集し、バランスのとれた分析、予測をされています。
スピリチュアルなことも上手く取り入れる柔軟な感性で、ヤス先生が混迷する今後の日本、そして世界の情勢を予測していきます。

2015.07.01(第17回)
グローバルエリートとはなにものなのか? 後編

 今回の記事は前回の続きです。前回は世界を支配している「グローバルエリート」は実際に存在しており、それはさまざまな調査と研究から実証可能なことを確認しました。まず、さまざまな分野で構成される6000人の支配層のネットワークが存在します。さらにその上位には、この6000人のグループが代表する企業を所有し支配する、147の企業が存在します。そしてその上には、それらの企業を金融面から支配する10社ほどの金融機関が存在し、それらは「国際決済銀行」に結集して、世界の金融システムのルールを自分たちに有利になるように設定しています。このような構造でした。

 これは詳しい調査で実証できる事実です。でも、この段階では「イルミナティ」や「フリーメイソン」、そして「サタニスト」と言った陰謀論では当たり前になっている存在は出てきません。そうした存在は陰謀論が作り出したファンタジーなのでしょうか? それとも、もっと上位の水準で姿を現すのでしょうか?

●グチファーのリーク情報
 今年の4月のことですが、最有力の次期大統領候補で元国務長官のヒラリー・クリントン氏が、国務長官当時、公務の通信にプライベートのメールアドレスを使用していたことが大きな問題となりました。クリントン氏が国務長官だった当時には、公務の通信に私的なメールアドレスの使用を禁止する規定はなかったので特に問題はありませんでした。でも、ハッキングされる危険性が大きいので、これはあまりに不用心だったのではないのかという批判です。
 私的なメールアドレスの使用が問題になっている背景には、実は過去にクリントン氏の私的なメールはハッキングされていた経緯があるからなのです。

 2014年1月、マルセル・レーヘル・ラザーというルーマニア人が、ルーマニア警察に逮捕されました。ラザーは、失業中の42歳の元タクシー運転手です。
 ラザーは、2011年から2013年の3年間、ルーマニアの著名な政治家のほか、ヒラリー・クリントン元国務長官、ビル・クリントン元大統領、ブッシュ前大統領、コリン・パウエル元国務長官など、実に多くの米政界の著名人の私的なメールをことごとくハッキングしていたのです。

 メールのハッキングと聞くと、極めて高度なハッキング技術が使われていると思うかもしれませんが、ラザーの方法はそうではありませんでした。
 ハッキングされた著名人はみな、Gメール、Yahooメール、AOLメールなど、無料で使えるウェブメールのアカウントで私的なメールを交信していました。
 失業中で時間があったラザーは、こうした著名人のIDとパスワードの組み合わせを丹念に考え、時間をかけて正しい組み合わせを探り当てたのです。この方法で、米政界の著名人のメールをすべてコピーし、その内のいくつかを「グチファー」というハンドルネームでネット上に公開しました。

●比較的に他愛もない内容
 公開されたもののなかには、ブッシュ前大統領の描いた下手な絵画の写真や、コリン・パウエルとルーマニアの女性政治家とのロマンスなど、比較的に他愛もない著名人の私的なメールもありました。
 「グチファー」の存在と米政界の著名人のメールがハッキングされていたことは、ラザーの逮捕と同時に全米の主要メディアによって詳しく報じられました。
 しかし日本では、主要なメディアのみならず、陰謀系のサイトやブログ、そしてツイッターなどのSNSでも取り上げられた形跡がほとんどありません。海外でこれほど大きなニュースだったものが、日本で話題にならなかったのは不思議です。

●驚くべき内容
 他方、グチファーが公開したメールには、2013年に起こったリビアの米領事館が襲撃された事件や、アルジェリアの天然ガス関連施設が襲撃された事件に関する極秘の通信メールなど、極めて重大な内容のメールも含まれていました。
 しかし、もっとも驚くべきは、「イルミナティー」や「サタニスト(悪魔崇拝主義者)」の集まりである「ボヘミアン・クラブ」の実在を証明する内容のメールが、多数存在していたことです。
 たとえば、巨大メディアグループのディレクターで、ロスチャイルド系の金融機関で長く勤務していたアンドリュー・ナイトという人物が、コリン・パウエル元統合参謀本部議長に宛てたメールが公表されています。それは、ナイトがパウエルに、元英国首相のトニー・ブレアを「ボヘミアン・クラブ」の正式メンバーへと推薦するよう要請したメールでした。
 このメールは、「ボヘミアン・クラブ」が実在しない空想の世界の話しではなく、明らかに実在している組織であることを示しています。
 そしてラザーは、ニューヨークタイムスのインタビューで次のように語っています。

 「この世界は『イルミナティー』と呼ばれる超富裕な家族、銀行家、産業資本家が構成する陰謀的な集団によって支配されている。彼らは19世紀や20世紀から存在している」

 さらにラザーは、2001年の911、1997年のダイアナ妃の死亡、そして2015年に計画されているシカゴとフィラデルフィアの自作自演の核テロについて証言している。
 ラザーは、これらの情報が記載されたアメリカの著名人のメールを多数保管しており、自分の身が危険になったときの取引材料として使うとしています。
 ニューヨークタイムスの記事では、こうしたラザーの証言を、「NSA(米国家安全保証局)の極秘情報をリークしたスノーデン氏と同じように有名になりたいので、おおげさな情報をでっち上げたのだろう」と一笑し、まともに扱っていません。

●実在している可能性が極めて高い核テロ計画
 ニューヨークタイムスなどの主要メディアの記事が報じているのはこれだけです。広く報道されているものの、「イルミナティー」や数々の陰謀に関する情報は、まともなニュースとして扱われてはいません。
 一方ラザーは、「criptome.com」というウィキリークスやスノーデンのリーク情報を専門的に掲載するサイトで、まだメディアでは報道されていない情報を順次公開しています。
 しかし、やはりここでもっとも気になるのは、2015年に計画されているとする、シカゴとフィラデルフィアにおける自作自演の核テロの計画です。ニューヨークタイムスの記事では、これを一笑に付していました。
 ところが、2013年9月、サウスカロライナ州のリンゼイ・グラハム知事は、「もし米政府がシリア攻撃を断念すると、サウスカロライナ州の都市を核攻撃すると脅されている。これは自作自演のテロであり、すべてイランとシリアがやったことにするつもりだ」と発言し、グチファーのリークした情報にある程度根拠があることを匂わせました。

●ナチスとソビエトの詳しい調査
 ところで、資本主義の世界をコントロールしているこうした「グローバルエリート」に関しては、戦前のナチスドイツが綿密な調査を行っていたことが知られています。ナチスドイツには、親衛隊長官のハインリッヒ・ヒムラーが創設したナチスの公的な調査機関、「アーネンエルベ」がありました。「アーネンエルベ」は資本主義世界を支配している集団を綿密に調査し、その膨大な記録はいまでもドイツで保管されていると言われています。
 また、ソビエトも国家の調査プロジェクトとして、「グローバルエリート」の実態を明らかにする調査を行っていました。しかし、ソビエト崩壊後、経済的な困難に陥っていたエリツィン政権は、蓄積されていた膨大な調査記録を「ロスチャイルド家」に売却したことは、ロシアのメディアの報道で詳しく明らかになっています。

●あるレベルからは信じられない情報が多くなる
 しかし、「グローバルエリート」の実態に関する情報を追求して行くと、あるレベルから急激にオカルト系の情報が増えてくるのも否定できない事実です。「グチファー」が明らかにした「ボヘミアン・クラブ」や「イルミナティー」のさらに上位には、こうした集団を支配する「レプテリアン」と呼ばれる地球外生物に関する膨大な情報が出てきます。
 筆者もこうした情報は把握はしていました。でも、実証可能ではないものが多く、現実を反映したものというよりも、欧米のキリスト教文化の裏面として形成されたアンダーグラウンドの文化としての側面が強いと考え、メルマガではあえて取り上げませんでした。
 でも、最近になってある程度根拠のある情報が出てきたので、紹介することにしました。また筆者がよく情報交換している外資系シンクタンクのアナリストに彼らの意見を聞いて見たところ、「どんなにトンデモ系に聞こえても、完全に無視すべきではない。我々もそうした情報を追っている」との答えでした。

●地球外からやってきたエイリアンの支配
 こうした情報のなかでも特に多いのは、「グローバルエリート」や「軍産複合体」は地球外からやってきたエイリアンと深い関係にあり、エイリアンの特定の種族と実質的な協力関係にあるという情報です。
 こうしたことを聞くと思いっきり引いてしまうかもしれませんが、実は十分に信頼できるソースから得られた情報も多いのも事実です。
 2013年、米軍産複合体がエイリアンと協力関係にあり、UFOに関するエイリアンのテクノロジーをすでに入手していることを確実な証拠から明らかにした記念碑的な映画「シリウス」が公開され、大きなセンセーションを巻き起こしました。

 「シリウス」の公開と同時に、首都のワシントンで「市民公開公聴会(シチズンズ・ヒアリング・ディスクロージャー)」という大規模な公聴会が開催されました。これは、米政府および軍産複合体はエイリアンとUFOに関する膨大な情報をすでにもっているとし、これの速やかな公開を求めた公聴会です。エイリアンのテクノロジーにはクリーンなフリーエネルギーなど人類の問題を一気に解決できるテクノロジーが含まれているので、これが活用できるように即刻公開されるべきだとしています。
 公聴会を主催したのは、6名の元下院議員とUFO情報の公開を求める活動を長年行っているスティーブン・グリア博士です。
 この公聴会には、米空軍や戦略司令部、そして米国防省などの元高官や、カナダ政府の元国防相など信頼できる人物が証言者として招かれ、体験に基づく驚くべき証言を行いました。証言者のレベルの高さから見て、これが根拠の不確かなトンデモ系の情報とは完全に一線を画しています。

●元カナダ国防相のポール・ヘリアーの証言
 そうした人物のなかでもっとも衝撃的な証言をしたのは、元カナダ政府の国防相で副首相も務めたポール・ヘリアーの証言です。2014年、ポール・ヘリアーはロシアの国営放送「ロシア・ツデー」に出演し、公聴会で証言したことと同じ内容を詳しく話しました。それは次のような内容でした。

 「エイリアンは何種族いるのかというご質問ですね。私ははじめ、2から12種族いるのではないかと考えていました。アポロプロジェクトの宇宙飛行士、エドガー・ミッチェルが2〜3年前にトロントに来て一緒に食事をしましたが、そのときにも12種族くらいいると言っていました。
 でも、最近私が入手した報告書では80種族いるとなっています。なかには『北欧系ブロンド』と呼ばれている人間に非常によく似た種族がおり、彼らとは通りですれ違っても分からないほどです。
 また、『トール・ホワイツ』と呼んでいる種族もそうです。この種族はネバダ州で米空軍に協力していました。彼らを見つけるのは困難です。

 ところで、あるとき私は、尼僧の格好をしてラスベガスで買い物をしている集団を目撃しました。そのとき私はエイリアンを見抜ける能力をもった友人と一緒にいたのですが、そのときそれらの人物の一人を指さして『これは人間ではない』と言っていました。
 これは『ショート・グレイ』と呼ばれている種族です。よくマンガなどに出てくるあれです。彼らは非常に痩せた腕と足を持ち、大きな頭と茶色の目を持っています。背は低くて150センチくらいです。

 このように、エイリアンには異なった種族がいることを知らなければなりません。彼らはみな違います。『ショート・グレイ』に出会ったら明らかに人間とは異なるので分かりますが、『トール・ホワイト』に会うとデンマークのような北欧の人だと思うでしょう。
 それぞれの種族が異なったアジェンダをもって地球にやってきています。地球にいる私達は彼らが同じ目的と計画を持っていたほうがよいと思うかも知れませんが、たとえばアメリカ、ロシア、中国がそれぞれ異なった課題と目的を持っているように、彼らも種族間で異なるのです。
 でも、大体の種族は地球人に友好的ですが、そうではない種族が1ないしは2種族いるようです。いま私はこれを調査しているところです」

 以上です。

 このような証言を聞くと、だれでも引いてしまうことは間違いないでしょう。でも、これは元カナダ国防相で副首相でもあった人物の証言です。もしこれが、このような人物による証言でなかったならば、まったくのファンタジーとして無視されていたはずです。

●米政府内部の闇の組織
 さて、ポール・ヘリアーや同じような高い地位にある証言者によると、こうしたエイリアンの種族のいくつかと協力関係にある組織は、米政府や議会の監視と管理がまったく及ばない「影の政府」とも呼ばれる組織を形成していると言います。この組織は、独自の予算と独自の軍事組織を持ち、政府の関与しないアジェンダにしたがって活動しているとされています。
 こうした組織の存在は、米大統領や政府の閣僚でも知らされていません。映画「シリウス」を製作したスティーブン・グリア博士がクリントン政権当時のCIA長官だったジェームズ・ウルジーと会談し、米政府やCIAはUFOとエイリアンの情報を公開すべきだと迫ったことがありました。
 するとジェームズ・ウルジーは、「私はそのような組織が存在していることはまったく知らされていない。知らない情報は公開しようがないではないか」と言うのです。ウルジーと同じように、おそらく大統領もまったくなにも知らされていない可能性が高いと見られています。

●こうした情報からなにが分かるのか?
 「グローバルエルート」ないしは「グローバリスト」というキーワードをヒントに情報を追って行くと、大きな権力を持つパワーグループがたしかに存在していることを示す事実が大量に出てきます。「グローバリスト」はそれぞれ異なったアジェンダを持つ複数のグループに分かれて権力闘争を展開しており、決して一枚岩の集団ではないでしょう。それぞれのグループの計画は矛盾しており、相互に相手を亡き者とする死闘を繰り広げていると見た方がよいはずです。「軍産エネルギー複合体」と「ネオコン」、そして「金融資本」のグループの利害は一致していないはずです。それぞれのグループは、相互に矛盾する計画の実現を意図してさまざまな活動を展開しているはずです。

 このようなパワーグループの上層部に異星人がかかわっていると聞くと、思いっきり引いてしまうかもしれません。「イルミナティー」の存在は100歩譲ってなんとか受け入れるとしても、異星人となればもうこれは受け入れられないと強い拒否反応を感じてしまうかもしれません。ただ、そうした可能性を示す情報だけは大量にあります。この本ではそれを紹介することにしました。こうした情報の判断はすべて読者の方々にお任せします。
 では、彼らが一枚岩ではなく、相互に一致しない計画の実現を目指して活動しているとしても、こうした計画とはどのようなものなのでしょうか。情報のリークのようなものはないのでしょうか。

●リンゼー・ウイリアムスの最近の発言
 もちろんどこまで信用できるかどうか分かりませんが、あることはあります。リンゼー・ウイリアムスという人物がいます。

 リンゼー・ウイリアムスは牧師です。1971年、布教のためアラスカ州に赴任しました。1974年、原油産業では最大手のひとつの「ブリティッシュ・ペトロリアム社」が「トランスアラスカパイプライン」の建設を発表しました。パイプラインの建設には多くの労働者が必要です。労働者の小さなコミュニティーができると判断したリンゼー・ウイリアムスは、ここに教会を建てて、宗教的なサービスを提供し、自分の宗派の教区にすることを会社に提案しました。会社はこれを承認し、パイプラインの建設労働者のための教会を建てました。教会は期待以上にうまく機能しました。会社からは、労働者と会社との緊張関係を緩和し生産性を上げたと評価されました。

 この功績のためリンゼー・ウイリアムスは、牧師でありながら、1980年代、オブザーバー資格で大手石油メジャーの人事担当重役として最高経営陣の一人に加えられ、彼らと親密に交流する機会を得たのです。
 しかし、3年後、原油価格だけではなく政治的な出来事も彼らによって人為的にコントロールされていることを深く知るようになりました。宗教者としての良心の呵責に耐え兼ねたリンゼー・ウイリアムスは、重役を辞し、得た情報を公開する決意をしました。これは大変な危険を伴う行為です。
 すると、在籍していた石油メジャーでも、実行する前に計画を世間にリークするための人物としてリンゼー・ウイリアムスを使うことにしました。石油メジャーを中心とする「グローバリスト」のグループには、計画を実行する前にはかならず警告として事前に情報をしかるべき人物を通してリークしなければならないという内部規則があるそうです。ウイリアムスはそのための人物として選ばれたのです。

 これまでウイリアムスは、ネットラジオのインタビューなどを通して多くの情報をリークしてきました。それらには、将来起こる出来事をかなり正確に予告したものも多くあります。2008年7月に原油価格は1バーレル、147ドルという史上最高値をつけましたが、そうなる半年も前に「彼らは今後数ヵ月で1バーレル、150ドルの水準まで引き上げる」と予告していました。また、2010年12月に始まる「アラブの春」の数ヵ月前には、「彼らは中東全域の大混乱の拡大を計画している」と予告していました。ウイリアムスのリークがあり、それから数ヵ月たつと実際に予告された出来事があるというようなことはよくあります。

 もちろん、ウイリアムスのすべての予告が現実になったわけではありません。「グローバリスト」の計画変更などで起こらなかった出来事も多いし、また世間を撹乱するための偽情報としてリークされたものも多くあるはずです。この意味で、ウイリアムスのリークを100パーセント信頼することはできません。狼少年に終わることも多いです。しかし、「グローバリスト」の計画を私達がある程度理解するための手立てのひとつにはなるはずです。

●リンゼー・ウイリアムスが最近言っていること
 では、ウイリアムスは最近どのようなことを言っているのでしょうか。最近出されたDVDやネットラジオのインタビューではおおよそ次のようなことを言っています。

・過去38年、「グローバルエリート」が私にリークした情報のほとんどは実現した。もちろん時期がずれたものは多いが。

・世界の基軸通貨がリセットされる。これが原因でドルは暴落して価値を失う。米政府はこれを口実にして、米国民の資産を没収する。

・現在中国は、世界で最大の金の保有国である。これは基軸通貨がリセットされ、ドルが暴落することの準備である。

・基軸通貨のリセットとともに、IMFと204ヵ国はそれぞれの国の通貨を一斉に5%減価させることに同意している。その後、それぞれの通貨はその国の保有する資産の価値に応じて再評価される。これは米大統領、米政府、そして米議会もすでに知っている。

・新しい基軸通貨はすでに設定されている。世界の富裕層は、新しい基軸通貨が何になるのか分かっているので、自分たちの資産をこの通貨に急いで転換している。

・金融危機は2015年9月から10月に起こる。金利の上昇が危機を誘発する。これで株式市場が暴落し、その後、デリバティブが暴落する。これで、金融危機で多くの企業は破綻する。また、住宅市場の崩壊もかならず発生する。さらに、アメリカの健康保健制度が最終的に破綻する。

・金と希少金属は予想を越えて急騰する。これは金融危機の直前に起きる。もっとも信頼できる資産は希少金属になる。

・基軸通貨のリセットが宣言されても、米国民の生活には目に見える大きな影響はないように見える。しかし、ドルの暴落によるハイパーインフレの進行が始まると、大変な影響が出てくる。

・デリバティブの崩壊の後、アメリカの中小の銀行はすべて破綻する。「バンク・オブ・アメリカ」「チェース」「シティ」など最大手10行にすべての銀行を統合する。

・こうした危機が起こっても、オバマ大統領はなにもすることができない。ただ手をこまねいて見ているだけだ。

・2015年に銃の規制が実施されることはない。だが、後で必要になるので銃は所持していたほうがよい。だが、警察の重装備化が進んでいるので、アメリカ国内では大きな暴動は起こらない。

・金融危機の後、国民は危機からの救済を政府に強く求める。国民の自主的な求めに応じて導入されるのが「ニューワールドオーダー」である。

・2015年には、戦争を引き起こすために中東が利用される。

・2014年、G20の秘密会議で、国民の銀行預金は資産として見なさないことが決定された。

・「グローバルエリート」の計画する「ニューワールドオーダー」は実現間近だ。すべての準備ができている。昨年、米財務省の部局が20万ドルをかけて、米国内の主要な銀行に「緊急用キット」を配布した。これには食料や水など、災害時に必要な物資が入っている。財務省がこれを主要銀行に配布したのは、将来銀行の閉鎖が計画されており、多くの預金者が預金の引き出しを要求して銀行に殺到し、大混乱が予想されているからだ。

・「ニューワールドオーダー」の導入が宣言されると、首都のワシントンでは議会で暴力的な衝突が発生する可能性が極めて高い。民主党にしろ、共和党にしろ、「ニューワールドオーダー」の導入の計画を知らされている議員は多い。一方、まったく知らされていない議員も多い。こうした議員の間で暴力的な対立が発生するのだ。

・現在、原油価格はかなり下落しているが、これを引き起こしたのは「グローバルエリート」ではない。エネルギー輸出大国であるロシアを潰すために、オバマ政権がサウジアラビアに頼んだのだ。

・「ニューワールドオーダー」では新しい宗教が導入される。これは現在のカトリックやプロテスタントとは異なった形態のキリスト教である。すでにこの新宗教の聖書はできあがっている。

 だいたいこのような内容です。ディープできわどいトンデモ系の情報であることは間違いありません。なんの根拠もない情報だとして拒否反応を示す人も多いことと思います。
 しかし、もちろんすべてではないものの、リンゼー・ウイリアムスのリークした情報で実現したものも多いのも事実です。その意味で言えば、これらのことは「グローバルエリート」が今後予定している計画の一端を示唆している可能性はあると見た方がよいでしょう。

 しかし、それにしてもこうしたことを計画している「グローバルエリート」の真の目的はいったいなんなのでしょうか? これはいずれ書きたいと思います。

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Profile:高島 康司(たかしま やすし)
高島 康司(たかしま やすし)

社会分析アナリスト、著述家、コンサルタント。
異言語コミュニケーションのセミナーを主宰。ビジネス書、ならびに語学書を多数発表。実践的英語力が身につく書籍として好評を得ている。現在ブログ「ヤスの備忘録 歴史と予知、哲学のあいだ」を運営。さまざまなシンクタンクの予測情報のみならず、予言などのイレギュラーな方法などにも注目し、社会変動のタイムスケジュールを解析。その分析力は他に類を見ない。
著書は、『「支配−被支配の従来型経済システム」の完全放棄で 日本はこう変わる』(2011年1月 ヒカルランド刊)、『コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル』(2012年2月 徳間書店刊)、『日本、残された方向と選択』(2013年3月 ヴォイス刊)他多数。
★ヤスの備忘録: http://ytaka2011.blog105.fc2.com/
★ヤスの英語: http://www.yasunoeigo.com/

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