船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　皆さん、こんにちは！　（株）船井メディアでセミナーを担当しています山内綾二です。
　暑い夏も終わり、秋の足音が少しずつ聞こえてきますね。

　さて、９月５日（火）の「船井幸雄のいま知らせたいこと」のコーナーで、船井会長が最近読んで参考になった本が８冊紹介されています。そのひとつに、アニリール・セルカン著『宇宙エレベーター』（２００６年７月１０日　大和書房刊）があります。

　アニリール・セルカンさんは、今までの宇宙理論を覆す「１１次元宇宙理論」モデルを発表した科学者です。この本には、その１１次元の概念について、わかりやすく説明されています。
　しかしながら、１１次元理論について理解したところで、正直、ごく普通に、この３次元の世界でサラリーマンや主婦をしている人々にとって、その理論を日常生活で役立てることができる機会はまずないといえるかもしれません。
　１１次元理論を理解したところで、素敵な恋人ができるわけでもないし、給料が上がるわけでもないし、会社の売り上げがあがるわけでもないでしょう・・・。

　でも、私は皆さんに、この本を読んでほしいと思います。

　それは、一生懸命頭で悩んで「この問題がなぜ起こったんだ」などと考えてみても、３次元にいる人間は、３次元のことを完全に知るのは難しいからです。しかしながら、３次元の外に出て、３次元世界を見てみると、一目ですぐ何が起こっているか理解できるかもしれないのです。

　そのことが理解できれば、いままで悩んでいた事柄がウソのように氷解していく可能性があるのです。

　とはいえ、その理解もほどほどにした方がいいともいえるかもしれません。
　というのも、もし二人の寄り添う恋人がいて、それを３次元の外から見たら、単なる宇宙の法則の結果でくっ付いているということが分かったら、人を好きになる気持ちが味気のないものになってしまう気がしてしまうからです。

　では、なぜ次元の研究をする価値があるのでしょうか？

　アリエール・セルカンさんは次のように述べています。
「人間が次元をより理解して、３次元から４次元を作り出す仕組みを見つけ、使いこなせるようになれば、そこにあるまだ見ぬエネルギーを利用する、新しい次元への道が開けてくるだろう。それは、次の進化へと向う、旅でもあるのだ」

　秋の夜長に、時空を旅する読書をしてみてはいかがでしょうか？


１周目：「すぐにやることの大切さ」
２周目：「モデルを見つけて、やる気を出す」
３周目：「自分の身体は自分で守る　（テーマ：船井会長に伝えたいこと）」
４周目：「生まれもった運命　（テーマ：船井会長に伝えたいエピソード）」
５周目：「現実世界で生きる　（テーマ：船井会長に伝えたいこと）」　
６周目：「やる気のない原因は、精神力でなく食べ物！　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」　
７周目：「美人に育てる名人　（テーマ：私からみた船井幸雄）」