船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　現在、（株）船井メディアでヒューマンカレッジ「人間力UPセミナー」「自分の身体と心を守るセミナー」などのセミナーを担当させて頂いている山内です。

　６月１２日（日）にヒューマンカレッジ「自分の身体と心を守るセミナー」の第１回目が開催されました（詳しくは、「秘書から見た船井幸雄」でご紹介されていますので、そちらをご覧下さい→http://funaiyukio.com/hisho/index.asp?hno=200506009）。ご参加していただいたお客様からのご感想をいくつかご紹介したいと思います。

・「健康、医療というテーマで大変楽しませていただくとともに深い問題点等もあり、勉強になりました。」（男性）。
・「全講演興味深くて楽しかったです。父に受講料を出してくれるよう頼んで良かったと思います」（女性）
・「健康に対する意識が高まりました。気付いた事がたくさんあり、本当に感謝致します。ありがとうございました。」（男性）
・「広島から日帰りで参加しました。実り多い内容に感謝しています。ありがとうございました」（男性）
・「昔から船井先生のファンです。一度、生の声と顔に接したかったので、光栄です。これからの先生方も楽しみです」（女性）
・「大阪から来て昨日も３時間ほどしか寝てないので寝てしまうかと思い心配でしたが、まったく眠くならず興味深い話しばかりでした。今後もすごく期待できます。ありがとうございます」（男性）
・「大変、楽しく有意義なセミナーでした。心の在り方を正しく毎日イキイキ感謝の心で健康に過ごしたいと思います。ありがとうございました」

　以上のような、とても有難いお言葉をいただくと本当にうれしい気持ちになります。また、いのちを懸けて仕事をしなければならないと痛感いたします。まだまだ、その境地には辿りついていませんが、少しでも近づきたいと思っています。

　船井会長の言葉に、「モデルを見つけ、やる気になり、よい意味で競争心をもつこと」というのがあります。いま、私がモデルにしているのが、山岡鉄舟です。
山岡鉄舟は、勝海舟、高橋泥舟とともに「幕末の三舟」と呼ばれ、ともに幕臣として幕末維新期に活躍した人です。あの有名な「江戸城無血開城」の約束を取り付けた人物でもあります。西郷隆盛は、その鉄舟を以下のように評しています。『命もいらず、名もいらず、官位もいらず、金もいらぬという人は始末に困る。だが、この始末に困る人でなくては大事はできない。なぜならば、こういう人は、ただ単に無欲というだけでなく、日々道を行っているからだ。正しい道を歩き続けているからこそ自信があって、何もいらぬと言えるのである』（「西郷南州遺訓」より要約）と賛させ、鉄舟先生の活躍に感銘を受けた西郷は、その後自らも無欲を貫いたと言われています。
　少しでも、いのちを懸けて仕事ができるようになるため、この山岡鉄舟の武士道の勉強をしています。その中で「鉄舟二十則」というのがあります。いまはこの「鉄舟二十則」をひとつでも多く会得していきたいと思います。参考までにご紹介いたしますので、ひとつのモデルの例として、使ってみてはいかがでしょうか。

山岡鉄舟の「修身二十則」
一、 嘘を言うべからず
一、 君の御恩忘れるべからず
一、 父母の御恩忘れるべからず
一、 師の御恩忘れるべからず
一、 人の御恩忘れるべからず
一、 神仏ならびに長者を粗末にすべからず
一、 幼者を侮るべからず
一、 己に心よからず事　他人に求めるべからず
一、 腹をたつるは道にあらず
一、 何事も不幸を喜ぶべからず
一、 力の及ぶ限りは善き方に尽くすべし
一、 他を顧して自分の善ばかりするべからず
一、 食する度に農業の艱難をおもうべし　草木土石にても粗末にすべからず
一、 殊更に着物を飾りあるいはうわべをつくろうものは心濁りあるものと心得べし
一、 礼儀をみだるべからず
一、 何時何人に接するも客人に接するよう心得べし
一、 己の知らざることは何人にてもならうべし
一、 名利のため学問技芸すべからず
一、 人にはすべて能不能あり、いちがいに人を捨て、あるいは笑うべからず
一、 己の善行を誇り人に知らしむべからず　すべて我心に努むるべし
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上


　ヒューマンカレッジ／健康・医療編「自分の身体と心を守るセミナー」についての詳細はこちら→http://www.funaimedia.com/fnm_seminar/fnm_seminar01_f.html