船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
“本物”の流通の現場は学びの宝庫
2011.12.19(Mon)
社名:(株)本物研究所
名前:門脇 宥希

 年の瀬ということで、丁度今年を振り返る時期を活用して、本物研究所の仕事を通してルール化できたことを書いてみようと思います。

 本物研究所は卸業ですので、扱う商品がきっかけで、小売り店や消費者との接点が生まれます。今回は、その商品の内容そのものではなく、流通(どのように売れていくか)という観点でのルール化です。

 商品の特徴として、@価格が相対的に高いこと(妥協を許さない開発は製造原価が高くなる、また大量生産できない場合も同じようなことが言える)、Aメーカーは一般認知度がなくニッチであること(小規模メーカーが大半で広告宣伝費を使わない、逆を言えば商品開発費に比重を置いている)…要は聞いたこともない商品なのに値段が高い傾向があるということです。

 上記の特徴を並べただけでも、流通の現場では非常に売りにくいと誰でも感じることは明白でしょう。本物研究所としては、一見、一般流通には不利だと思えても、“本物”の流通量を増やすことが社会貢献につながる、世の中を良い方向に変えると信じて日夜奮闘しているわけです。

 私は、社名にある「研究所」という名前は、様々な意味を複合していると考えています。上記に挙げた、「売りにくい」と先入観を持ってしまいがちな商品でも、確かによく売れる流通の現場があるのです。その現場を研究することにより、非常に学びが多く、“本物”に携わる醍醐味があることがわかってきました。

 よく売れる小売りの現場では、以下のような、ある一定の傾向がわかってきました。その特徴は、@売り手と買い手の人間関係が構築されていること(信者客化)、A買い手が主体的に売り手をまるで自分のお店のようにサポートしていること(身内化)、B売り手が全面個別対応していること(食、美容、生活全般、お客様のお財布シェアが高く、業種の枠を超えている)…。

 売り手としては、商品に認知度があって価格が安いほうが商品が勝手に売れることもあり、正直楽です。しかし、上記のように売り手の信頼度が商品の流通量を決める現象は、古き良き日本の信頼関係の上に成り立つ、商いの原形が見えるように思えるのです。

 “本物”に携わると、「どのような目的で商品を開発しているのか」「どのような目的で商品を売りたいのか」「どれだけお客様に喜んでもらいたいのか」…商品に関わる人の姿勢が如実に見えてきます。その姿勢が商品の価値を生み、如何にその価値を伝えられるかが、お客様の「購入しよう」という決定基準を左右します。つまり、卸業を通して「物」を学んでいるように見えて、「人」や「人生」の学びになるのです。

 私は、“本物”という考え方があることを船井幸雄から知り、それをきっかけに学ぶようになりました。最初は、「物」に視点が向いていましたが、掲げる“本物”の条件は単純なようで非常に奥が深く、「人」の条件を表しているのではないかと思うようになりました。“本物”に携わる醍醐味は、“本物”に触れ、自分なりに学び、気付き、ルール化して、「自分なりの意思を入れる」ことだと思っています。結局は、頭で学んだ船井流を現場で体現することとも言えます。

 “本物”は、サムシンググレートや宇宙の理を知るきっかけまで与えてくれます。ミニロゴストロンなどはその典型でしょう。おそらく人が人たる目的は、意識進化や他者貢献をするために生まれてきたのだと考えると、それを知るきっかけも本物が与えてくれると言っても過言ではありません。いや、逆に本物に携わる人間としては、本物に対するそれだけの確信力とそれ相応の覚悟が必要だと思うようになりました。

 研究に終わりはありません。震災後は、時代の変化と共に、従来の常識とは規格外(びっくり)の本物が出てきているように思います。またこれからどんな学びがあるのか楽しみです。


2周目:「妻のお腹の張りについて」
3周目:「包み込みで商売繁盛」
4周目:「船井流ルール化」
5周目:「“ほんまもん”のつながりって何?」
6周目:「夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?」
7周目:「幸せ、利益、本当にやりたいこととの統合」

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