船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:木下 拓也
みなさま、こんにちは。株式会社本物研究所の木下でございます。
先日、友人が、植物が奏でる音楽を発信する機械(右写真)を見せてくれました。
この機械は、友人が、イタリアにある欧州最大のエコビレッジ「ダマヌール」を訪れた際に買ってきたそうです。
この機械、面白いことに植物の根っこと葉の方に電極をつなぐと音楽を奏でるのです。
植物ではなく、人間ではどうかと、試しにその場にいた数人も耳たぶにつけるなどしてみたところ、不思議なことに各人が違う音色を出すのです(ちなみに私は高い音域を奏でていました)。
さて、そんな機械のことも興味深いのですが、ここでご紹介したいのが、ダマヌールもその一つとされている、持続可能なコミュニティについてです。(参照 ダマヌール http://www.damanhur.jp/index.html)。ダマヌールは、かなり進んだコミュニティのようです。イタリア政府公認になっているそうですし、たくさんの人が訪れ、また地域内外に住んでいるそうです。
そのほか、私自身も、今から10年ほど前、イギリス、スコットランドの北部ある、コミュニティ「フィンドホーン」を訪れました。意識進化を目指したフィンドホーンも今では、英国政府公認のコミュニティとなっています。こうしたコミュニティを、エコビレッジということが多いのですが、世界にたくさんあります。もちろん日本にもあるのですが、何か大きく広がらないところがあることにもどかしさを感じていました。
ただ、最近感じているのが、そもそも日本にはこうした世界にあるコミュニティと似たようなコミュニティがもともとあったから、必要がなかったのではと思うのです。
もともと地域での助け合いは当たり前、知らない人にも親切にするし、ましてや天災が起こった時に、暴動が起きないのも世界では日本くらいとも言われています。
2000年初頭の小泉・竹中時代の構造改悪の影響で、少し遠ざかったと思われていますが、3月11日の東日本大震災の際は、見事に何の影響もなく、世界から絶賛されるほどの、素晴らしい国民性を発揮したことは記憶に新しいです。
イタリアに行かなくても、イギリスに行かなくても、日本ですべての人が安心して暮らせる世界を作れる、そう思えてなりません。
1周目:「身体が発する本音と向きあう」
2周目:「ご縁が円になるとき」
3周目:「東日本大震災で感じたこと」
4周目:「最近考えていること」
5周目:「暮らしのスタイル」
6周目:「財源は本当にないのか?」
7周目:「メンターの存在」
2011.12.26: サステイナブルコミュニティ
2011.12.22: 最近思うこと 〜ザ・マネーゲームからの脱出〜
2011.12.21: 仕事のルール
2011.12.20: こころの故郷『森のイスキア』
2011.12.19: “本物”の流通の現場は学びの宝庫
2011.12.16: 絆
2011.12.15: 日本人の本質を思い返す2011
2011.12.14: おかと高江洲先生
2011.12.13: あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・
2011.12.09: X’mas ☆ 歓びのかたち
2011.12.08: 本物について
2011.12.07: 魂のイヤシロチツアー 京都編
2011.12.06: ちょっと早いですが、今年一年ありがとうございました!
2011.12.05: 未だ続く原発被害
2011.12.02: 幸せになるための練習
2011.12.01: 私の好きなパワースポット