船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:横浜 朋子
みなさん、こんにちは。
寒さが厳しくなってきた今日この頃ですが、いかがおすごしですか?
さて、
青森県弘前市にある『森のイスキア』をご存じですか?
以前、ガイアシンフォニーという映画でも放映されたことがあるのですが、岩木山のふもとにひっそりとたたずむお宿です。
http://www.ntt-f.co.jp/fusion/no27/tokusyu/tokusyu.htm
こちらには全国からさまざまな悩みを抱えたひとたちが、佐藤初女(はつめ)さんという女性に会いにやってきます。
先日、この初女さんの講演を聞かせていただく機会にめぐまれました。
初女さんは現在90歳。
お若いころに肺炎を患っていらっしゃいましたが、お薬に頼らずに愛情をこめてつくった食べ物で体を治されました!
そんなご経験から、食べ物が心や体に与える影響について、実体験を交えながらお話ししてくださいました。たいていの病気は食を変えると治ってしまうとか…。
初女さんは、森のイスキアにたずねてこられる方々と大地の恵みに感謝しながら一緒にごはんをつくったり、まるで本物の家族のように円卓を囲んで『ありがたいなあ』と感謝しながら食事をいただいて、そして心を通わせます。そのときは、こころを無にして…ただ相手の話に耳を傾け、特別なアドバイスはなさらないそうです。なぜなら答えをみなさんはごじぶんでわかっていらっしゃるからなんですね。
現代の希薄な人間関係のなか、この『ただうなずいて聴いてくれる安心感』で多くの方が救われているようです。
印象的だったことばは
命とは生きるということ。
生きるということは『誰かの役にたつ』ということ。
このことばを私は初女さんからだけではなく、いろいろなところで耳にしてきたようにおもいます。
さいごに、サイン会で、無理を言って『母』という字を書いていただきました。とってもあったかい字でした〜。
写真の母という字をじっと見てみてください。まんまるで線が突き抜けていないのがおわかりいただけるとおもいます。字からやさしさが表現できるようにこの字を何回も何回も練習されたそうです。
初女さんは『母の心』さえあれば多くの問題が解決されるとおっしゃいます。
つまり、
受け入れる、
見守る、
育てる、
耐える、
ゆるすということ。
男性とか女性とか関係なく、大切なのは目の前のひとを『母の心』で受け入れることだと熱く語っていらっしゃいました。
初女さんのお話をたくさんの方にきいていただきたいなあと思いました。
ご本もたくさん出ていますので、ぜひお読みになってみてください。
2周目:「天災を経験して」
3周目:「大地震」
4周目:「いざ鎌倉へ!はせ参じるらん」
5周目:「肥田式強健術とは」
6周目:「一流の集中力」
7周目:「記者クラブ」
2011.12.26: サステイナブルコミュニティ
2011.12.22: 最近思うこと 〜ザ・マネーゲームからの脱出〜
2011.12.21: 仕事のルール
2011.12.20: こころの故郷『森のイスキア』
2011.12.19: “本物”の流通の現場は学びの宝庫
2011.12.16: 絆
2011.12.15: 日本人の本質を思い返す2011
2011.12.14: おかと高江洲先生
2011.12.13: あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・
2011.12.09: X’mas ☆ 歓びのかたち
2011.12.08: 本物について
2011.12.07: 魂のイヤシロチツアー 京都編
2011.12.06: ちょっと早いですが、今年一年ありがとうございました!
2011.12.05: 未だ続く原発被害
2011.12.02: 幸せになるための練習
2011.12.01: 私の好きなパワースポット