船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
新しいことをやるには……
2015.3.16(Mon)
社名:(株)船井メディア
名前:服部 真和

 ビジネスをしていると新しい事業にチャレンジすることがあります。
 会社で新規事業をまかされた、現在のビジネスをwebと融合させていく、などなど時代の潮流をうけてそれが日常茶飯事といえるでしょう。
 そうしたことに直面した本人は、目の前の新しいことに対して、どうしたらいいか全くわからない、やることが多すぎて手が付けられない……そんな風に思うことも多々あると思います。私も同様、どうしたらいいのだろう……、やることが多すぎて……、悩むことばかりです。そんな時にある人から、以下のようなことを学びました。

 新しいことにチャレンジする際、初めからすべて完璧を求めてはいけないと。得てしてビジネスマンは、初めからすべてをやろうとする。でも上手くいかず、なんでできないんだろう、私には能力がない、向いていないと自己卑下してしまうことがよくあるそうです。でも、それは間違いで、中学生や高校生の時の部活動を思い出してくださいとおっしゃっていました。

 新入生の時に、華々しく活躍する先輩を見てどう思いましたか? 私も3年生になったら先輩のようにかっこいいシュートを決めてみたい!そのためには、今は体力と基礎トレーニングを積まなきゃ。そう思いませんでしたか? 決して、自分と先輩を同等に比較して自己卑下はしなかったですよね、と言われました。
 なるほどなぁ、と私は思いました。今やるべきことをコツコツと毎日やっていけば、あなたも3年生になったらレギュラーとして活躍することができるのだからと。だから地道でもコツコツとやるべきことをしっかりやりましょうというアドバイス。

 私はそれを聞いてかなり気持ちが楽になったことを覚えています。それよりも、やるべき地道なことを投げ出さないで、毎日コツコツとやる習慣をつけていくことが大切だな。まさに、継続は力なり、そう思いました。
 そして、1回目実行してみて失敗したからといって、向いていないとすぐにやめないこと。失敗はどこがダメだったんだろうというフィードバックができるのだから。それを次に改善、修正していけば、きっと上手くいく。

 ビジネスマンは社会に出ると、部活動で経験したことを忘れてしまい、すぐに結果を求め、比較したがる傾向にある。その思考性の枠組みを変えると、成功への道筋も変わってくるから……。私はその話を聞いて、どこかで恰好をつけたい自分が、目の前にやるべきことを停滞させてしまうことになるのだなと気づきました。これをメンタル・ブロックというのかわかりませんが、何かの参考になればと思い、今回は私が関心を持った話をシェアさせていただきました。


2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」

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