船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:服部 真和
皆様、こんにちは!51コラボの服部と申します。
今、カタカムナをはじめとする日本古来の神代文字が人気です。世界でもいろいろな古代文字がありますが、なんといってもエジプトのヒエログリフが有名。その古代文字の中で、最近注目され始めているものに北欧の「ルーン文字」があります。
ルーン文字とは、古代北欧のゲルマン民族が使用していたといわれている起源が特定できていない文字。「ミッドサマー」という映画でルーン文字が登場し、最近注目を浴びています。
ポール・ジョンソンの「ルーン文字」という書物によると、『ルーン文字は実用的な目的で、あるいは呪術を目的として、数多くの遺物に刻まれた。そして暗号、謎かけ、詩などのかたちで、神託をたまわる道具、呪術的なシンボル、暦として使われてきた。』と書かれています。
このように魔術的な要素がある文字ともいわれているルーン文字は、北欧神話において、三層に分かれている宇宙樹ユグドラシルの天上に住む最高神オーディンが、死者の知恵を授かるためにユグドラシルの樹に自らを9日9夜吊す荒行の末、ルーン文字を発見したと伝わっています。ルーン文字の発見によりオーディーンは雄弁と言葉、知恵の神になったといいます。
北欧神話を持つゲルマン民族の大移動によりヨーロッパ各地にもルーン文字は広まりましたが、同時にキリスト教も広まり、やがて廃れていきますが、ヘブライ語と同じく文字そのものに魔力が宿っている信じられています。
北欧神話は英語にも関係があり、曜日の名にもなっています。オーディン(Woden)⇒水曜日(Wednesday)。古代ローマでは、水曜日は水星の神メルクリウスの日とされ、オーディンと同一視されゲルマン系諸国ではオーディンの日とされたそうです。
また、その神話の宇宙観は3×3の9つの世界が宇宙樹ユグドラシルにあり、人間もその世界の一つに住んでいる。ルーン占いでは過去・現在・未来を表す「運命の三姉妹」の力を呼び覚ますと信じられており、「3」あるいは「9」という数字が呪術的な力を持っているとされています。
では実際にどんな形でこの文字は残されてきたのか? ほとんどが遺跡からであり、そのレプリカを東京で見ることができます。東京・日比谷公園には、ルーン文字の石碑(レプリカ)が建っているのです。案内のボードによると
「古代スカンジナビア碑銘譯 スカンジナビアの人々が、1957年2月24日ヨーロッパより北極経由で、日本への空路を開拓しました。この碑は、北極航路開設10周年を記念して寄贈されたもので、スカンジナビアのバイキングの古代北欧文字碑を模したものです。」
と書かれています。よく知られたバイキングとは、「8世紀末から 11世紀中頃までヨーロッパ,ロシアに侵入,略奪と商業によって大きな影響を与えた北方ゲルマン族」(ブリタニカ国際大百科事典)で、このルーン文字を使っていたと言われています。
20世紀にはドイツのナチ党がゲルマン文化の継承者として、ルーン文字を象徴として使用した残念な歴史もあります。シゲルというルーン文字を二つ並べた重ね稲妻のSSの紋章や同じくシゲルを重ねたハーケンクロイツなどがそうだと言われています。ヒットラーはその文字の持つパワーを利用したんでしょうか?
このルーン文字の持つ象徴性ですが、たとえば、フィー(Feoh)という文字は家畜という意味があり、飼われている牛をさし、財産や富という象徴性を持っています。しかしその裏には柵やエサ、水といった管理コントロール面の側面がある重層的な意味があるのです。一方でウー(Ur)という文字には、同じ牛でも野生の牛という意味があります。そこには生命力や力、強さといった象徴的側面があるのです。
このように不思議なパワーと象徴的な意味を持つとされるためルーン文字を多くの占術師も、タロット・カードと同じように神託として「ルーン文字占い」を取り入れて活動しています。
51コラボではオンライン配信に、特化したHP「51オンライン」を開設しています。ルーン文字をわかりやすく、日常的に取り入れていくためのオンライン配信講座(平野紀江のルーン魔術講座)もあります。内容のボリュームでも、とても充実したものに仕上がっていると思います。よろしければ、別のジャンル(チベット密教関係)ですが、無料動画も公開していますので、HPをご覧になってみてください。(無料動画を見る場合は会員登録が必要となります)
https://funai-51collabo.com/set/289?fcid=32
YouTube映像
https://www.youtube.com/watch?v=Y1Fu1Lj-1W8&feature=emb_logo
このような時代なので、いろいろな古代の叡智を取り入れていくのもひとつの方法かと思います。ひとつの参考になれば幸いです。
2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」
29周目:「新しいことをやるには……」
30周目:「月並みですが持続のコツ」
31周目:「やってみて気づく」
32周目:「運を味方にするサイトがオープン!」
33周目:「雑感」
34周目:「セルフ・ブランディングの時代を感じて」
35周目:「絶望と無気力の淵から立ち上がって・・・」
36周目:「今から、ワクワクしています!」
37周目:「スピ・サミ・レポート」
38周目:「3・3・3の原則」
39周目:「この人、イイね!」
40周目:「エジプトに行ってきました!」
41周目:「違和感を感じる自分」
42周目:「スピリチュル・サミットの季節が・・・」
43周目:「禅を新発見」
44周目:「道教」
45周目:「ゴッズ・オブ・エジプト」
46周目:「タオという宇宙観」
47周目:「ドラゴン・イン台湾」
48周目:「テレサ・テンは菩薩だった!」
49周目:「宮沢賢治の言葉に触発されて」
50周目:「新しい女性美の提案企画スタート!」
51周目:「響」
52周目:「イスラエルに行き感じたこと」
53周目:「不思議な施術体験、すごかった!」
54周目:「次元上昇」
55周目:「呪詛大国日本」
56周目:「遥かなるイスラエルへの旅」
57周目:「伊勢神宮の月次祭を奉拝して」
58周目:「古本屋で昔、買えなかった本に出合う」
59周目:「カバラの衝撃」
60周目:「女神の時代へ」
61周目:「フェニックス=火の鳥=鳳凰」
62周目:「不思議大好き!知られざる日本」
63周目:「今、最も注目される哲学者は何を語るのか?」
64周目:「奇想のクリエイティブ」
65周目:「熱き心の姿勢が多くの人に希望の火を灯す」
66周目:「チベット死者の書」
67周目:「100年以上前にチベットで修業した僧侶の話」
68周目:「世界にはすごい聖地があるもんだ」
69周目:「極限状態から起こる気づきの嵐」
70周目:「ミャンマーに行ってきました」
71周目:「ヴィパッサナー瞑想の聖地へ」
72周目:「魂が喜ぶ瞬間へ」
73周目:「イスラエルを巡る3つの謎」
74周目:「幸運は準備している人に訪れる」
75周目:「ゴーイチプレミア」
76周目:「協力と情報共有」
77周目:「オンライン化の波」
2020.07.30: 渋沢栄一の「論語講義」を読んで
2020.07.29: アフターコロナを考える 〜そもそもこの数か月は何だったのか?〜
2020.07.27: たまには華流ドラマを
2020.07.22: plantbased underfoot
2020.07.21: コロナ時代を生きる
2020.07.20: いつか、Go To ごと
2020.07.17: お別れと感謝
2020.07.16: お話を聴く…ということ
2020.07.15: 『炎鵬』から学ぶこと
2020.07.14: 朝活への取り組み
2020.07.13: ストロング系チューハイが危ない!
2020.07.10: 季節のお花
2020.07.09: 不便な時代
2020.07.08: 魔術的要素があるという古代ルーン文字
2020.07.07: 目に見えない運の科学
2020.07.06: 免疫力アップの活用
2020.07.03: 数霊REIWAのご紹介
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2020.07.01: <二十四節気 夏至・七十二候 半夏生>に思う