船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。

船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
会長室からの眺め
2005.4.1(Fri)
社名:(株)船井本社 熱海本社 秘書室
名前:佐々木 愛

会長室からの風景

 こんにちは。熱海にて船井会長の秘書を務めております、株式会社船井本社の佐々木愛と申します。ちょうど入社2年目になります。
 船井会長は、普段は講演で全国各地へ出かけているか、東京オフィスに出社しているかで、私が会えるのは週に1、2回程度です。そんな私ですが、船井会長と接する中で最近、特に考えさせられたことがあります。それは、船井会長も講演などで言われていますが、「自然との共生」ということについてです。

 先日、こんなことがありました。事務所の玄関までお客様をお見送りして、再び会長室に戻ると、船井会長がデスクのすぐ後ろの窓から外を眺め、佇んでおられました。そして私に気付くと、「ここからの眺めも、なかなか良いものだなぁ。」と言い、その景色を見せてくださったのです(写真が、その景色です)。
 また別の日も、同じ場所から電線にとまる小鳥たちを眺めて、「あれは、メジロかなぁ?」と尋ねるということがありました。

 船井会長とその景色を見た時、お恥ずかしい話ですが私には、すぐにはその良さが分かりませんでした。そこで、一人の時に心を落ち着けてもう一度その景色を見てみることにしました。すると、何があるわけではなく、ただ山の緑の中に建物が点々としているだけの景色なのですが、木々がゆらゆらと風に揺れ、船井会長が「いいなぁ」といった意味が自分なりに理解できたように思いました。そして、自然に目を向け、自然を肌で感じること…あたりまえのことなのかもしれませんが、いつの頃からか、そんな大切なことを忘れてしまっていた自分に気づかされたのでした。

 そういえば、先日、写真に写っている桜(カンヒザクラ)に宿り木が巻きついてしまった時に、一早くそれに気付いて、切ってくださったのも船井会長でした。自然と共に生きること…これからも、このことを考え続けていきたいと思っています。

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