船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　先日、（株）船井総合研究所のコンサルタントの方のお話を聞く機会がありました。　話の内容の基本は、業務内容や消費行動の流れを細かく分断しフローチャートを作成、それぞれの時点で改善点や効率的な方法などがあるかをチェックしていくことといったものでした。

　あらためて大切だなと感じたのは、物事を細分化していくという思考。たとえば、思わず頭を抱えたくなるような大きな仕事・プロジェクトがあったとします。しかし、その仕事・プロジェクトを前にしてオロオロとしていても何も解決はしません。
　目の前に大きな存在としてイメージされているそれをそのままドンと受け止めても、もしかしたらプレッシャーで押しつぶされてしまうかもしれません。それを成し遂げるにはどうしたらいいか？　視点を変える必要があります。
　その仕事・プロジェクトをとにかく各要素に細かく分けていけば、一つ一つの成すべきことは、私のような凡人でもなし得る大きさ・レベルになっているはずです。それら細かく分断された仕事をきっちりと実施していけば、必ずや大きな仕事もクリアできていく・・・。そんな仕事感を以前より私は抱いておりました。

　日常的に慣れてしまっている仕事についても、実は同じような視点が必要であることを上記のお話で気づかされました。意外と人は身近なことには気づかないもの。自身の仕事を詳細に分断し、その流れの中で効率化や改善を図ることができないか？　お客様に対して訴えたいことを告げるタイミングを間違えていないか？　慣れ親しんだ環境や仕事は、もしかしたら大きなボタンの掛け違えを起こしているかもしれないのです。

　そうやって眺めると無意識ながらも、手前ミソですが不十分ながら、物事を細分化し、そこでやれることや問題点を発見していくことをささやかにやっている自分にも気が付きました。もったいないと思ったのは無意識であったということです。それを顕在化し、意識すればもっと強固なものになりますし、自分のレベルも上げていくことができるであろうと気付きました。
　“つい忘れがちの自分”でありますので、言い聞かせていきたいなと思うこの頃です。


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１周目：「船井会長の“幸せを呼び込むCD”について　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
２周目：「私のストレス解消法」
３周目：「船井会長の言葉を因数分解　（テーマ：私が日々もの思ふこと）」
４周目：「天才の眼？　（テーマ：私が日々思ふこと）」
５周目：「「不動心」　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」