船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:石原 和夫
にんげんクラブ関東大会でも人気だった、肥田式強健術3代目継承者、佐々木了雲先生が、箱根の仙石原に道場を開設されました。
10月5〜7日の連休、道場落成式が催され、船井幸雄からも手書きのお祝い手紙が届き、盛大な会となりました。
(株)本物研究所の社員や販売店様も多数参加させていただきました。
下記はその時に寄せさせていただいた一文です。
この度は、肥田式強健術道場の開設、まことにおめでとうございます。
そして、いつも厳しくも暖かいご指導をありがとうございます。
私は学生時代、剣道部の主将でした。主将として、試合に負けられないというプレッシャーも相当ありましたが、OBと後輩、顧問との人間関係の調整をはじめ、チームの士気を高めるために色々と気を遣うことが多かったため、もっと精神的に強くなりたいと願うようになりました。
そこから、私の「模索」が始まったのです。
祖父が禅僧だったため、座禅の合宿は中学にあがった時から参加していましたが、それに加えて超越瞑想、仏教瞑想、気功、ヨガ、太極拳から自己啓発セミナーまで、あれこれやって来ました。
もともと武道をやっていた私は、丹田を鍛えることに、とても興味がありましたが、肥田式に通うきっかけになったのは、当時通っていた少林武術での呼吸法で、気合と一緒に息を丹田に落とした時に独特の快感が走ったという体験でした。
その時、「もっと練丹を深めてみたい」という思いと共に、なぜか以前、本で見た了雲先生のことが頭に浮かんだのでした。
最初に了雲先生にお会いした時のことです。私は気功に熱中し、中国の崇山少林寺で動功の免状をいただいたばかりでしたが、その私の身体を見て、「キミの姿勢はデタラメだ」と一言。そしてお弟子さんに、寝転んでやる呼吸操練を私に教えるよう言いつけ、歩き去ってしまわれました。そのまま稽古が終わるまでの2〜3時間床に放置されるという目にあったのですが、終わった時は慣れない姿勢に身体が少し痛むものの、心身が非常にすっきりして統一された感がありました。
その感覚とその先にあるであろう何かに魅かれて、通い続けました。当時は、地味な鍛練法のためか、通う人も少なく、一年通った時に先生から「一年良くもったな」と言われ、妙に嬉しかったことを覚えています。
私は気功などをやりながらも、呼吸法が苦手で、呼吸のしにくさを感じていたのですが、先生から「いきみ」を習ってからは、息を吐くことがとても楽になりました。ある時などは、内臓操練をやっているとティシュの箱一つ分ぐらい胸郭(きょうかく)が、パカッと広がり急に呼吸が楽になったこともありました。
短時間で効果があること、体感できること、続けるのに無理がないこと、そして小さな気づきがたくさんあるのも肥田式の魅力です。
去年(平成23年)3月11日の大震災の時も職場で地震に遭い、品川から練馬まで5時間歩いた時も、稽古の際の踏み込み、踏みつけで培った丹田感覚が役に立ち、とても気持ち良く歩くことができました。
自分の中に軸ができ、丹田から宇宙の中心と繋がった感覚があり、先生のおっしゃる「吐く息に自己を没入させよ」ということを体感できる喜びは、何ものにも替え難いように感じます。
稽古中の先生の迫力に圧倒された後、定食屋で夕食をご一緒させていただくのですが、そこでのお話も値千金です。
先日も稽古の後、漢方の脈診の話になったのですが、鍼灸学校の生徒さんの「脈診は難しいですね」の言葉をうけて、「そう、難しいね。昔は脈を正確に観るために、生爪を剥いだ。爪も深爪のレベルではダメで、爪と指先の皮膚の境目がわからないぐらいまで手入れする。だから私もいつもこんな道具を持ち歩いている」とおっしゃり、爪をケアするための5種類の道具を見せてくださいました。日頃から、このような心構えでいらっしゃることに感銘を受けました。
「人は、ふと見せた表情に真実が現れるものだ」
「達人とは、人が悲鳴をあげるような難事をにこやかに笑いながら行える人間である」
「悩むな、すべてはなるようになるさ」
これは、私が聞いた了雲先生語録の一部ですが、その度に何度ハッとさせられたかわかりません。
また、今の仕事を通して、事業家、著述家としての先生に触れることができるのも、幸運なことです。
私の勤務先である(株)本物研究所は、先生が研究開発された生姜抽出製品「気合散(甘口・辛口)」を扱わせていただいたり、当社の講演イベントで肥田式強権術や健康に関する講演をお願いし、原稿を寄稿していただいています。
寄稿をお願いした時も、お忙しい身でありながら〆切に遅れることは一度もなく、それどころか〆切の数週間前に原稿があがってきます。
月10万字程書かれるそうですが、肥田式強健術を行じた後は字がすらすらと降りてきて、ほとんど校正の必要がないほど完成度の高い文章ができあがってくるとお聞きしました。お願いした原稿提出の早さや、Web上の『武禅丹田.com』の膨大な執筆量を読むと、それも納得!です。
さまざまな商品を開発され、細かい実験、検査を繰り返し、製造、販売ルートに載せ、事業を軌道に乗せてこられました。そして65歳になった今、40代からの計画通り、リタイアし、居を世田谷から箱根に移して、春充先生当時を再現した肥田式強健術の道場を開設された了雲先生。その行動力・願望実現力には、ただただ脱帽です。
すばらしい師であり、人生の大先輩である佐々木了雲先生。
肥田式強健術とともに、今後ますますの、ご健勝をお祈りいたします。
以上
落成式の日も、昔を振り返りつつ、色々なお話をしてくださいました。
治療家としてお仕事をされていたとき、大企業の会長の治療をするときも内心まだ自信がなかったものの、「わたしの気は愛がありますから」と気を発しているうちに、会長さんの体が揺れだして、すごいと言われ自信がついたこと等、若いころの不安や失敗もユーモラスに回想してくださり、「先生もこんな時代があったんだな」と少し励まされた気がしました。
肥田式強健術の教室も過去においては、参加者が3人しかいない、という時も何度もありました。
孤独な時もあったでしょう。
事業も成功され、経済的にも裕福になられた今、奥さんと、そのお身内と、4代目に指名された田中幽月先生を始めとした良きお弟子さんに恵まれているご様子を見ると、人生のテーマを明確にし、長い継続、努力を行うことがいかに大切かということを、教えていただきます。
道場開設の日は、自己を内省し、『私も先生に負けないよう、生涯精進だ!』と心に誓った一日でもありました。
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9周目:「3.11〜あの日から1年〜」
10周目:「魅力溢れる七沢賢治先生」
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2012.10.30: 世界中の石は繋がっている
2012.10.29: 〜大自然からの贈り物〜
2012.10.26: 脱原発を目指す国ドイツ
2012.10.25: シンシンの魅力
2012.10.24: 冤罪JAPAN
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2012.10.16: 「日本語」を考える−その6
2012.10.15: 小さなメッセージ
2012.10.12: 楽しく仕事をするために
2012.10.11: 最後の船井幸雄オープンワールド2012
2012.10.10: 尖閣諸島問題に関して
2012.10.09: 船井幸雄オープンワールド2012、ありがとうございます。 〜カタツムリのようなスピード、でも確実につたえられていくこと〜
2012.10.05: 最近読んでショックを受けた本
2012.10.04: 「船井幸雄オープンワールド2012」を終えて。
2012.10.03: サヨナラ・必ず別れの日はやってくる
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