船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:内宮 佳代子
今年、福井の友人の年賀状に「2月2日にサクラサクの朗読会があるのでぜひ来てください」というメッセージがありました。
夏に福井に帰省した時にその友人を含んで何人かと食事をした際に、実はさだまさしの解夏という小説の中に入っていた短編小説を福井県の美方を舞台に映画化したのでぜひ、観てほしいという話があったのです。
年賀状をもらったときに、そういえば……とその会話を思い出し、時間があったので会場に足を運びました。朗読会場は表参道から5分程度の「ふくい南青山291」という福井県のアンテナショップの2階で行われました。
小規模な会場でしたが、手作り感満載で、福井県、さだまさし、サクラサクという小説を愛し、心一つに一生懸命取り組んできた実行委員の方の思いが伝わってきました。
実行委員の一人でもあり、発起人の彼女とは元々、最初に就職した会社の上司で、彼女が都合により退職したあとは、福井県のPRのための雑誌の編集に長年携わっており、コンサートがあると県外にも出かけるほどのさだまさしの大ファンでもあります。彼女は、人情味があり、活発で行動力があるパワフルな女性です。
その彼女が解夏を読んで、「サクラサク」に書かれた福井県美方町をロケ地として映画を撮りたいという思いで、何年もかけて撮影許可をとるため、行政に掛け合い、「利休にたずねよ」などの作品でも有名な田中監督に交渉し、「サクラサク」という映画が完成したということです。
そしてアンテナショップの館長のご厚意もあり、東京で女優の人村 朱美さんによる朗読会が行われるにいたったということです。人村さんはどういうつながりなのかな? と思っていたら、福井県出身の女優さんで、小劇場やメジャーの舞台にも進出しており、構成・演出・出演を通して、古典・現代音楽・ダンス・映像など、ジャンルを超えた舞台創りを展開。
俳優としては、芝居と合体した朗読作品や、ひとり漫才を盛りこんだライヴ活動に力を入れているそうです。実際お会いして、お着物をさらっと着こなしている感じは大人の女性という印象を受けました。
しーんと静まった会場で登場人物ごとに声色を変え、抑揚をつけながら感情豊かに一時もとぎれることなく、1時間30分にわたった朗読会にはじめて参加し、小説の世界にどんどん引き込まれていきました。
そのあと1分間の予告篇。今、耳で聴いたことと映像が頭の中で交わり、色んな感情がこみ上げてきました。
妻との家庭内離婚、引きこもりの息子、理解不能の娘、そして気づいたときは、同居の父の認知症。どこの家庭でも起こり得る家庭崩壊の危機の中で、一人一人が向き合い、家族のこころがひとつになり、再出発をするために目標に向かって歩きだすというストーリー。
4月5日の公開日には、大きいバスタオルをもって大きなスクリーンで鑑賞したいと思います。故郷、そして家族を思いながら……
1周目:「故郷に帰って改めて思ったこと」
2周目:「感無量」
3周目:「困難なときこそ思いやりの心を」
4周目:「フェアプレーで勝負」
5周目:「「夢」を持とう」
6周目:「命の重み」
7周目:「未だ続く原発被害」
8周目:「本当の幸せとは」
9周目:「一足早いお花見」
10周目:「人生これから」
11周目:「頑張ってる姿はカッコいい!」
12周目:「オンリーワンの時代」
13周目:「パワースポット巡り」
14周目:「ファシリティ・ドッグの普及を願って」
15周目:「思いやり」
16周目:「環境の変化」
17周目:「健康長寿を目指して」
18周目:「感動のご来光!世界文化遺産 富士山登頂」
19周目:「秋といえば・・・」
20周目:「風情を味わう」
2014.02.27: すべては、必要・必然・ベスト
2014.02.26: 身体の声を聴く
2014.02.25: 斜45度後方
2014.02.24: 株式会社本物研究所 企業理念“ほんもの”で笑顔をつなぐ
2014.02.21: 舩井幸雄会長の意思を継ぐモノとして
2014.02.20: 舩井会長
2014.02.19: 語って語って語り抜け
2014.02.18: 鬼は内、福も内!
2014.02.17: 最近出会った本物商品、WOX!
2014.02.14: 舩井幸雄が遺してくれたもの
2014.02.13: 食関連の偽装問題について
2014.02.12: 行動を起こす事とは
2014.02.10: かけがえのない日々
2014.02.07: 今年の漢字
2014.02.06: 故郷を想う気持ち
2014.02.05: 舩井幸雄のまわりは笑顔がいっぱい
2014.02.04: 未来への言霊を読んで
2014.02.03: 天恵を受けながら生きる