船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:松本 和子
時代の旬を生きる皆様こんにちは、船井本社の松本でございます。
今日もお読みくださり有難うございます。
今の季節は、
・二十四節気(にじゅうしせっき)は、『霜降(そうこう)』
そして、
・七十二候(しちじゅうにこう)は、『初候:霜始降(しもはじめてふる)』
霜の文字が、二十四節気と七十二候の両方に出てくる季節になりました。
もう細かいご説明は不要なほどの説得力です。
ああもう秋は終わりで、冬が始まるのだなあと感じます。
季節のうつろいは、
何があろうとも粛々と物事が進んでいく圧倒的な力を感じます。
地球、すなわち宇宙のリズムの壮大さの前には、自分という存在など、本当に小さなものなのだと、いつも自覚させられます。
前回の投稿では、「私が『下手な考え休むに似たり』の新しい解釈を得た」、ということを書かせて頂きましたが、宇宙の壮大さが感覚的に分かるようになったから、だと思います。
中高大と、ずっと運動部に居た私は、社会人になっても「努力で結果は変えられる。変えられないのは努力不足」と信じ込んでいて、幼い息子を養うために、独身時代の開発業務から心機一転して営業で再就職したものの、頑張っても頑張っても結果が出せず、「私の努力不足」と自分を責めて苦しみました。
私には何が足りないのだろう……何とかして仕事で結果を出さなくてはと焦り、あちこちへ勉強しに行って、やっと知った考えが「胆力」でした。運動部にいて、気力も体力も根性も集中力も鍛えられてきたつもりでしたが、「画竜点睛を欠く」のごとく、一番大切なものを分かっていなかったのです。
胆力をご存知でお持ちの方は、なあんだ、と思われることでしょう。
しかし私は、なにかが足りないと感じるのに、その「相手」を知らない状態ですから、見えない敵にむかって、やみくもに剣を振り回しているだけのようなものです。「相手」が見えず、倒せず、手ごたえもなく、ヘトヘトな気分でした。
言葉が持つ魔力に囚われてしまわないように気を付けることができるなら、見えない「相手」に、言葉で名前を付けるのは、非常に有効です。私は「胆力」という言葉を知ることで、自分に足りないものが何だったのかが分かり、的外れな努力は、しなくて済むようになりました。
子供が高校に進学するこの1年は、我々親子は、本当に胆力を試されてきました。
私は、まだ胆力をまだまだ得られずにいますが、成長期の子供は、置かれた逆境を逆手にとって、めきめき力をつけてきたようです。
そして今、日本も、世界も、胆力を試されているように感じます。
ですが、
冬の季節だけに目を向けると、寒く厳しい季節ですが、目線を未来に向ければ、新しい芽吹きの準備を着々と進め養っている季節だと思えます。まるで盛大なパーティの準備期間を連想してしまいます。そこにあるのは、人々の笑顔や、嬉しい驚きの顔を思い浮かべたときの昂揚感です。
舩井幸雄会長の言葉にも
「世の中で起こることは全て必然、必要で、振り返ってみればすべてベストのタイミングでおきている」
とあり、
そして「ザ・フナイ」を発刊する想いの一つに
「これまで積み上げてきた価値感が一気に崩れる瞬間を是非ご体感下さい」とあります。
宇宙が気付いてくれるよう、努力は必要かもしれませんが、全て必要なものは揃うようにできているのです。
これまでの価値観を崩して、全く新しい自分に出会うことができます。
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54周目:「身体は食べ物で作られる」
55周目:「自分の頭で考える」
56周目:「<二十四節気 芒種・七十二候 腐草為蛍>に思う」
57周目:「<二十四節気 小暑・七十二候 鷹乃学習>に思う」
58周目:「<二十四節気 処暑 ・七十二候 綿柎開>に思う」
59周目:「<二十四節気 秋分 ・七十二候 雷乃収声>に思う」
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