船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:長 博信
日本は世界一の農薬大国であると同時に、添加物使用料でも世界一だと言われています。
日本国内では、加工食品のお菓子やパン、冷凍食品、調味料などに入っている食品添加物や人工甘味料、トランス脂肪酸を含んだ食品が山のように溢れています。
日本ではなぜこんなに添加物が使われるようになったのでしょうか?
その要因は、流通業の発展歴史を見ると明らかとなります。
コンビニもスーパーも無い時代には、小売店が集まる商店街で食品は八百屋、魚屋、肉屋、パン屋・・・と別々に買い物をしていました。
それが、流通業の発展とともに全国展開する大手のスーパーが各地にでき、複合型の巨大スーパーが現れるようになると、消費者に価格破壊をもたらし、より安くして大量販売するようになり、消費者も同じものなら安い方が良いと、1円でも安い店に行くようになりました。
さらに、各社の価格競争が激化すると、メーカーはより美味しく、より安い商品を開発せざるを得なくなっていきました。さらに、外食産業もファミリーレストランや居酒屋チェーンなどでも同様の業態がどんどん出店していました。
市場がそのようになったため、メーカーはコストダウンを迫られます。
メーカーはいかに安い原材料で売れる商品を作るかが開発の最重要ポイントとなり、大量に海外産の安い原材料を仕入れて大量生産するようになり、安い原材料の味、見た目、食感を良くするために使われるようになったのが「食品添加物」です。
その後は、食品添加物の使い方が上手い企業が生き残る時代となり、食品添加物メーカーは認可されている食品添加物を「見た目」「食感」「味」「香り」などの用途に合わせてミックスして製造し食品に使われた結果、日本は400品目以上の化学合成された食品添加物を使う世界でも類のない食品添加物大国となってしまいました。
現在の社会で、世界で最も安い農産物は遺伝子組み換えの大豆、コーン、なたねです。
日本はそのほとんどを輸入していますから、すでに大量の遺伝子組み換え農産物が家畜のエサや加工食品用に輸入されています。遺伝子組み換えの農作物を家畜のエサに使う時点から徹底してコストダウンされているのです。
また、大豆(サラダ油)、なたね油(キャノーラ油)、コーン油は、タンパク質が含まれなければ、遺伝子組み換えの表示をしなくても良いと、法律で決められているため、私たち消費者にはわからないようにしてあるので、すでに私たちは大量の遺伝子組み換え農産物を知らぬ間に食べているのです。
もう一つの食品添加物が増えた要因の一つにコンビニエンスストアの増大があります。
スーパーマーケットがどんどん増えて大型化したのと同時に、コンビニエンスストがどんどん出店していきました。そして、現在ではコンビニはスーパーの売上を超えています。
コンビニの売上の上位は、お弁当、おにぎり、パン、お惣菜なのですが、コンビニ経営で一番怖いのが食中毒です。食中毒を起こしてしまうと、企業は大きなダメージを受けてしまいます。
ですから、商品管理をシビアに行っていて、大手コンビニでは食中毒を出したことがありません。
コンビニ業界は、最悪のケースに耐えうる日持ちにしているのです。
●お弁当の場合 30℃で48時間の条件で一般生菌数1×104以下
●調理パンの場合 30℃で72時間の条件で一般生菌数1×104以下
これは、お弁当を真夏の気温30℃に2日間置いていても食べられ、調理パンは3日間置いていても食べられるという基準です。
しかし、これは普通ではあり得ないことです。
2004年頃までは保存料、防腐剤を使っていましたが、世間の食の安全性に対する関心が高まったことを受けて、代わりにpH調整剤、グリシン、酢酸ナトリウムを使用するようになりました。
コンビニの弁当や調理パンなどには原材料のコストダウンで使う食品添加物と日持ち効果による食品添加物とがダブルで使われているのです。
消費者が望む「安くて美味しいもの」を追い続け対応結果、コストダウンのために食品添加物が必要になったというのが、世界一の食品添加物大国になったのだと思います。
競争原理市場においては、需要と供給が成立した自然の流れだったのかもしれません。
しかし現代社会は、アレルギー、うつ、自閉症、多動症など精神障害、自己免疫疾患、発達障害をはじめ、以前にはなかった病気をはじめ、体調不良の人が増え過ぎています。
病院に行っても、薬でも治らない、その原因は「食」にあるのです!
今では、世界的な流れとして「オーガニック」が主流となっています。
それは、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、南米ブラジルなど幅広く広がっているのです。多くの人が安全性を最重点に求めた結果、オーガニック農産物を作る人が増え、それを加工するメーカーも増えていったのです。
しかし、日本はどうでしょうか?
真逆の道を歩んでいます・・・
遺伝子組み換え食品や添加物、食汚染の知識を身につけ、現実を知り、自分の健康は自分で守ることが必要です。
【 添加物のビタミンB1は保存料のこと 】
原材料欄に記載されている「ビタミンB1」とは「チアミンラウリル硫酸塩」等の事で、ビタミン(栄養)に見せかけた保存料(日持ち向上剤)です。
パン、うどん、小麦粉のビタミンB1の栄養強化剤として使われています。
「保存料」とか「日持ち向上剤」と書いてある方が、消費者にとっては理解しやすいはずです。
また、化学調味料は「調味料(アミノ酸等)」などと書かれていますし、界面活性剤は「乳化剤」と表記されています。
消費者に正しい情報を与えることが正しいあり方のはずではないでしょうか?
つまり、これまでは企業主体で食品表示方法を取り決めてきたため、そのようになったのです。
そして、これまで遺伝子組み換え食品は5%以上の混入があれば表示義務が課されていましたが、ゲノム編集はその必要がないと消費者庁が発表しました。
米国では売れなかったゲノム編集の大豆、ナタネが輸入されることになったのです。
今後はゲノム編集の大豆などを使って遺伝子組み換えではない豆腐、納豆、醤油、味噌などとして販売されるでしょう。
科学技術が進歩したとはいえ、ゲノム編集は遺伝子を傷つけないとは限りませんし、遺伝子は互いにコミュニケーションを取っているので、遺伝子のバランスが壊れると、100%副作用が出ます。と断言している専門家もいます。
中国でゲノム編集の双子の赤ちゃんは、父親がエイズに感染していたため、エイズウイルスに関する遺伝子を削除しましたが、生まれた双子の赤ちゃんは、インフルエンザに感染すると重症になりやすい、認知機能に障害をもたらす可能性が高いなどといった副作用が確認されているようです。
2周目:「新しく正しい時代を築いていく」
5周目:「属国日本の現状」
7周目:「本物について」
9周目:「小沢氏がつくった「新政研」」
11周目:「現在の気象や地殻の大変化」
13周目:「米債務問題について」
14周目:「最近の自然の異変について」
21周目:「食関連の偽装問題について」
22周目:「児童相談所に関する問題」
23周目:「携帯基地局の設置がもたらす恐怖」
24周目:「仙臺四郎に学ぶ」
25周目:「未来の新しいコンセプト=麻」
26周目:「志の高さが未来を切り拓く」
27周目:「ゼロ磁場のエネルギーについて」
28周目:「富の二極化」
29周目:「現代人にとって必要なミネラル」
30周目:「『長の十訓』を読んで」
31周目:「ブルース・リーが遺した名言」
32周目:「物質世界と精神世界」
33周目:「おススメの書籍」
34周目:「ヤマト人とは」
35周目:「球界のエース大谷翔平の曼荼羅とは・・・」
36周目:「21世紀は水と微生物の時代」
37周目:「伊勢神宮のしめ縄は麻、出雲は真菰(まこも)・・・」
38周目:「波動・大自然の摂理とは・・・」
39周目:「予防医学の新しい概念 “抗糖化” について」
40周目:「常識は疑ってみる」
41周目:「こうすれば喜ぶ、あなたの60兆個の細胞」
42周目:「麻とは?」
43周目:「生命活動を支えている“マグネシウム”の働き」
44周目:「握るだけで“統合された意識”へと導き、“意志を強化”する装置「ロゴストロンNigi」
45周目:「握るだけで“統合された意識”へと導き、“意志を強化”する装置「成功している人の共通点」
46周目:「現代人にとって必要な「マコモ」」
47周目:「形而上学(けいじじょうがく)とは・・・」
48周目:「形而上学から見た仕事とは」
49周目:「〜マスメディアには載らない本当の情報〜 船瀬俊介&山田豊文&長典男 特別講演会!のご案内」
50周目:「最近おこなっている習慣と不思議な現象」
51周目:「「死」について」
52周目:「相撲界が荒れると土地も荒れる!」
53周目:「木内鶴彦さん講演会 2018.1.21(東京)」
54周目:「アマゾンの万能薬「コパイバマリマリ」とは・・・」
55周目:「『君たちはどう生きるか』語録」
56周目:「持続可能な開発のためのグローバル目標」
57周目:「日本にもやって来る徴兵制度」
58周目:「自分だけの龍がつき運気が上昇する「カタカムナ・マイドラゴン」」
59周目:「丸山修寛先生還暦記念!クスリ絵のパワー」
60周目:「日本と真反対の国で今起きていること」
61周目:「ガンの仕組みと最新療法について」
62周目:「日本の水道が危機的状況に陥っている!」
63周目:「東洋のシンドラー 杉原千畝(すぎはらちうね)」
64周目:「3.11と原発事故」
65周目:「日本は幸せな国なのか?」
66周目:「「消費税」の引き上げ問題について」
67周目:「丸山アレルギークリニック 丸山修寛先生のお話」
68周目:「生物種の絶滅が驚異的なスピードで進んでいる!」
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70周目:「火山大国ニッポン!南海トラフ大地震と富士山」
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