船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:松本 和子
時代の旬を生きる皆様こんにちは、船井本社の松本でございます。
今日もお読みくださり有難うございます。
今年の秋は、「秋らしさ」を楽しむ間もなく、気付いたら冬になっていました。
夜はすっかり冷えて、掛け布団を使うようになりました。5月に引っ越した今の新しい住まいでは、ベッドを大きな掃出し窓のところに置いているので、お月様が煌々と照らす夜空を眺め見上げることができます。被災された方々は、今どんな思いで同じ月を見上げ、寒い冬を迎えようとしているだろう。その胸中は察して余りある、と感じております。
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今の季節 新暦11月7日〜11月21日頃は、
◎二十四節気(にじゅうしせっき)は、『立冬(りっとう)』
冬が始まるころ、木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、早いところでは初霜の知らせがあります。真冬の寒さに備えて、冬の準備を始める「こたつ開き」の時期でもあります。
◎七十二候(しちじゅうにこう)は、『次侯:地始凍(ちはじめてこおる)』
大地が凍り始めるころ。朝は霜が降り、場所によっては霜柱がみられるところもあります。夜は冷え込みが一層厳しくなり、部屋の窓には、結露ができるようになります。
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過日朝、通勤中の駅構内で、いわゆる「ギャン泣き」をしている幼児とその保護者達を見かけました。
多くの通勤客が「なにごとだ?」という顔をして、泣き声の方を見ながら、改札を慌ただしく行き来していました。
閉じた構内に、幼児の「イヤーっ!!」と泣き叫ぶ声が止まることなく響き渡っていました。遠足か何かなのか、多くの大人と子供が集まっているところでなかったら、今のご時世、通報されて職務質問をされてしまっていたかもしれません。実際、そういう父親のブログを読んだことが有ります。
これまでの私なら、保護者は大変だなあ、という思いしかありませんでした。つまり、無意識のうちに、泣き叫ぶ子供は「困った存在」というものになっていたのだと思います。
しかし今回、
「保護者もしんどいだろうけど、泣き叫ぶほど嫌な思いをしている本人も、しんどいだろうなあ。しかし、本人は大変だとは思うが、嫌なことを嫌と、あの年齢から意思表示できるのは、素晴らしいことだ」
というように、泣き叫ぶ子供へ思いが至っていることに、自分で気が付きました。
言い方や表現の仕方は、年齢が上がると共に変化・成長し、洗練されていかなければなりません。幾つになっても床に転がって泣き叫ぶわけにはいきませんが、「自分の思いを表現していく」ということは、変わらなくて良いのではないでしょうか。
幼児のころは、あんなに自由に「自分」を表現していた子供も、どこからか、こんなこと言ったら笑われるかもしれない、こんなことで喜んだら馬鹿にされるかもしれない、そんなふうに自分の思いに蓋をし、封印してしまうように、なっていきます。
もしかしたら、その中に、世紀の大発見や、大事なヒントが隠れているかもしれません。
自分を押し殺し、将来なりたいものも言えない社会から、なんでも言える、そういう意味での自由な社会になって欲しい、と思っています。その分、思いを伝える技術は必要です。自分の思いも、相手の気持ちも思いやる、より成熟した社会へと変わって行ってほしいと強く感じています。
ザ・フナイは、一定の思想にかたよることなく、日本と世界の将来、地球と人類の行く末を真剣に考える人たちの意見を自由に掲載し、読者の皆さまに、さまざまな見方、意見、視点があることを充分にお知りいただいたうえで、どのような世界に自分は住みたいのか? をご自身で判断していく材料にしていただけるよう、多方面からの情報をお届けしています。
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54周目:「身体は食べ物で作られる」
55周目:「自分の頭で考える」
56周目:「<二十四節気 芒種・七十二候 腐草為蛍>に思う」
57周目:「<二十四節気 小暑・七十二候 鷹乃学習>に思う」
58周目:「<二十四節気 処暑 ・七十二候 綿柎開>に思う」
59周目:「<二十四節気 秋分 ・七十二候 雷乃収声>に思う」
60周目:「<二十四節気 霜降 ・七十二候 霜始降>に思う」
61周目:「<二十四節気 小雪 ・七十二候 朔風払葉>に思う」
62周目:「<二十四節気 小寒 ・七十二候 芹乃栄>に思う」
63周目:「<二十四節気 立春 ・七十二候 黄鶯睍v>に思う」
64周目:「<二十四節気 啓蟄・七十二候 桃始笑>に思う」
65周目:「<二十四節気 清明・七十二候 鴻雁北>に思う」
66周目:「<二十四節気 小満・七十二候 蚕起食桑>に思う」
67周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 乃東枯>に思う」
68周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 土潤溽暑>に思う」
69周目:「<二十四節気 白露・七十二候 草露白>に思う」
70周目:「<二十四節気 寒露・七十二候 鴻雁来>に思う」
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