船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　先日新聞の折込チラシをみていましたら近所で建設中のマンションの広告が入っていました。

　どんな間取りなのかな〜と興味を持ちチラシを見たのですが、ちょっと疑問を持ったのです。

�@最寄駅から○分と記載されているが、建物の詳しい住所が掲載されていない。
�A間取り図があり、広さからファミリータイプの物件だと思われるが学校区の記載がない。
�B分譲マンションだが販売価格帯の記載がない。

　自分の知りたい情報が掲載されておらず、不親切なチラシだなと思ったのです。
　資料請求先の電話番号はありましたが、価格がわからない物件の資料を取り寄せる人なんでいるのかしら、と感じました。そこで工務店などの経営サポートをしている友人に私が感じた疑問をメールで問い合わせてみました。
　ただ、メールをしながら、自分がチラシを見て感じたモヤモヤ感をうまく表現できず
（こんな内容のメールで彼女にきちんと伝わるかなぁ）と心配でした。
　翌日彼女からメールが届き上記�@〜�Bに対しての説明がありました。

　「建設中に作るチラシの場合はあまり詳しい内容を掲載しないものもあるんですよ」と教えてもらい、販売価格の記載がないことも、チラシの反応や今後の景気などをみて決めるのではないでしょうか、という答えになるほど〜〜と納得しました。
　スーパーで買い物をするのに値段がわからないものに手が出せない小心者（？）の
私には価格のわからない物件の資料請求など絶対できないなぁと彼女に返信をしました。
　その後、彼女が自身のブログで私の質問について掲載してくれたのですが、その文章を読み、私が感じた疑問と彼女に尋ねたかった内容がきちんと整理して書かれていて、
（私のあの拙いメールからここまで汲み取って書いてくれるなんてスゴイ）
　と感動しました。

　以前社員研修会で船井会長に「文章をうまく書くにはどうすればよいですか？」と質問された方がいました。会長は「とにかく本をよく読むこと。インプットしないと
アウトプットできないよ」と答えていました。
　ただ書いてある文書を読むだけでなく、その行間からも想いを読み取ってくれた彼女の力量に驚くとともに、だからこそわかりやすい文章が書けるのだなあと感心しました。
　普段電話応対でお客様へ商品の説明などを行っておりますが相手にわかる説明ができているか自分の対応を見直すきっかけとなった出来事でした。


１周目：「日々楽しむ　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」
２周目：「つらい日々も過ぎてみれば　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
３周目：「順序は決めない！　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
４周目：「びっくりしました　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと　）」
５周目：「記念日だから　（テーマ：ひそかに続けている私の習慣）」
６周目：「お気に入り　（テーマ：私が日々思ふこと）」
７周目：「うれしい・楽しい・大好き！！　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
８周目：「今年も楽しい年でした！！　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
９周目：「楽しみましょう　（テーマ：私が日々思ふこと）」
１０周目：「久々にびっくり　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
１１周目：「常識って何？　（テーマ：私が日々思ふこと）」
１２周目：「笑顔の効用　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
１３周目：「プラス発想でいきましょう　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
１４周目：「楽しんでいただけました　（テーマ：仕事をしていて感動したこと）」
１５周目：「終わりについて　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
１６周目：「我が家のびっくり現象　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
１７周目：「おかげさまで２５年　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
１８周目：「受け容れる　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」