船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:間山 八月
皆様、こんにちは。(株)船井本社の間山です。
先日はすごい台風でしたね。翌日も朝から電車が動かず首都圏は大混乱でした。みなさんのお住まいの方は大丈夫でしたでしょうか。ご無事であることをお祈りいたします。
さて、先日、名古屋に行く機会がありましたので、名古屋城見物をしてきました。
正門より中に入ると、はじめに当時総面積250000平方メートルもあったという広さにまず圧倒されます。遠くに金鯱(きんしゃち)が輝く天守閣が見え、向かう途中では、現在復元工事が進行している本丸御殿の一部が見学できました。こちらは建築材料に桧をはじめとした貴重な木材を用い、また、当時の技法で復元された金のふすま絵が展示されていて、多くの人でにぎわっていました。
本丸御殿を通り過ぎると、いよいよ天守閣です。天守閣は、昭和34年に復元されたコンクリート製のものだそうで、中は実物大の金鯱や、当時の町並みの再現、お城の模型などが展示されていました。また、最上階の7階は展望室になっており、名古屋の町並みがとてもよく見えました。当時のお殿様もこの景色を見ていたでしょうか。
名古屋城は、徳川家康が1609年に築城を命じ、1610年に西国の20大名が名古屋城普請の助役を命じられ作られたお城だそうです。立派に組まれた石垣には、どの大名が作ったかわかるようにサインやマークがついていて、今でも直接見ることができるようです。
また、特別展示されていた当時の資料の中に、理由をつけてなかなか名古屋城の建築をはじめない大名に、「今になって材木がないとは何事か。早くとりかかれ」との幕府からのお叱りの手紙の展示があり、今も昔もあまり変わらない、と思いました。
天守の屋根の上に輝く金鯱は、当時、慶長小判で17,975両分(金量約270キログラム)もの金が使用されていたそうで、その後、藩の財政悪化により3回も鱗の純度を下げ輝きが鈍ってしまったため、金網でずっと囲われていたそうです。雌雄の鯱のうち、雌鯱は1873年(明治6年)のウィーン万国博覧会にも出展され、当時ヨーロッパで話題になったそうです。現在の金鯱は復元されたもので、一対に使用された金の重量は88キログラムとのことでした。
名古屋城は、勇壮な天守閣と優美な御殿が立ち並ぶ姿に、1930年(昭和5年)国宝に指定されたそうですが、1945年(昭和20年)5月、空襲によって天守閣、本丸御殿ともに焼失してしまったそうです。戦争で貴重な文化が失われとても残念だと思いましたが、昭和20年までお城が現存していたことにも非常に驚きました。
現在、日本には江戸時代以前に建てられ保存されている天守が12ケ所あるようで、そのうち松本城、犬山城、彦根城、姫路城は国宝に指定されているそうです。維持・保存していくのは大変なことだと思いますが、戦前の名古屋城の写真を見て、後世にものを残すということの大切さを改めて感じました。
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8周目:「おかと高江洲先生」
9周目:「墓参りについて」
10周目:「健康って本当にありがたい」
11周目:「銭湯にはまっています」
12周目:「最近感動したこと」
13周目:「オープンワールド 今年でファイナル!?」
14周目:「東経135度+αの旅で感じたこと」
15周目:「東経135度+αの旅で感じたこと 《その2》」
16周目:「出雲大社について」
17周目:「出雲大社と古事記と大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)について」
18周目:「出雲王朝の真実?」
19周目:「素敵なお仕事」
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2013.10.03: 「働く」を考える
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