船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:中沢 弥生
みなさま、こんにちは!
師走に入り、街行く人々の姿も、思いなしか急ぎ足であるように感じる今日このごろです。一年を振り返りつつ、いよいよ年越しの準備が本格的になってまいりますね。
さて、先日「2013ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。
今年は以下の通り、史上最多の4語同時受賞とのこと。
「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」
こうして眺めてみると、なかなか活気のある2013年であった気がいたします。
この流行語大賞、例年はほとんど意識していなかったのですが、今年は発表をしっかりチェックしてしまいました。というのも、今年は「倍返し」という言葉が、どうにも気になっていたからです。
倍返しとは本来、いただいたものや、借りを返す時の概念であると思います。
私は番組を見ていないのですが、例のテレビドラマの「やられたらやり返す、倍返しだ!」という決め台詞は、ストーリーを劇的に盛り上げ、何とも痛快だったことでしょう。
しかし、この台詞を方々で耳にするようになり、どこか空恐ろしさを感じています。
もちろんこれはフィクションを前提としており、時流に乗った言葉遊びの感覚である、その面白さはよくわかります。
それでも、言霊としてみた場合にはどうかと考えたとき、この意味での「倍返し」が、今年日本国内で最も支持を得たという証であるような、流行語大賞には選ばれてほしくないなぁ、と思っていた訳です。
余談ですが、「倍返し」と聞いて思い出すお話があります。
あるプロ野球選手(お名前を忘れてしまいました!)は、お母様から常々「ご恩には倍返しだよ」と言われて育ったそうです。
いつもその言葉が心に留まっており、ご自身のパワーの源となっていると語っていらっしゃいました。
すてきなお母様ですね。
ところで、年末といえばもう一つ、その年の世相を漢字一文字で表す、日本漢字能力検定協会が1995年より毎年募集し発表している「今年の漢字」があります。
2013年の予想は「倍」「富」「輪」などが上位候補となっているようです。
ちなみに私は、重要法案の整備などが水面下で粛々と進行し、決定されていくきな臭さが今年は際立っていた印象があり、「秘」と思いつきました。
こちらは12月12日(漢字の日だそうです)、京都の清水寺にて発表されます。
これらの流行語や今年の漢字などは、マスコミやインターネットなどの影響力が強く、またあくまで個々の主観に基づくものではありますが、世の関心がどこにあるのかを探りながら、つい自分も振り返ってしまうものなのだな、と思いました。
2013年はみなさまにとりまして、どのような一年でしたでしょうか。
時節柄ご自愛のうえ、どうぞ年の瀬をあたたかくお過ごしくださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
18周目:「インドの叡智」
19周目:「目に見えないけれど大切なこと」
2013.12.26: 久しぶりに会った舩井幸雄
2013.12.25: 2014年 1月11日 舩井幸雄の誕生日&祈り
2013.12.24: ストレス抵抗をゼロにする
2013.12.20: 舩井幸雄の原点
2013.12.19: 「欲」の中味
2013.12.18: 言い訳大臣と勇気レンジャー
2013.12.17: 私が自分らしくいるために
2013.12.16: リバイバル!政木和三先生!
2013.12.13: 天からの贈り物 『守布(mamorinuno)』
2013.12.12: 善悪の判断基準を超える
2013.12.11: 帯津三敬病院名誉院長の帯津良一先生と長野で気功をしてきました!
2013.12.10: 『榛名神社』に出会いました
2013.12.09: 20代の仕事の思い出
2013.12.06: 倍返し!?
2013.12.04: 人の心を動かす手紙
2013.12.03: 風情を味わう
2013.12.02: 本物研究所の歓迎会と送別会