船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
善悪の判断基準を超える
2013.12.12(Thu)
社名:(株)本物研究所
名前:門脇 宥希

 『船井幸雄.com』読者の皆様は、神坂新太郎先生が提唱するE水をつくることができるという陶器、「銀河の泉」をご存知の方は多いと思います。その器でできるというE水(エネルギー水)は、人のエネルギーを高め、脳の松果体でスピリット波動(太陽から降り注ぐ宇宙の意志と言える波長)を受け取ることができるという水ですが、巷にある浄水器や整水器という常識の範疇で収まるものではありません。神坂先生はスピリット波動の説明として、歪んだ個人の勝手な意志を働かせるのではなく、サムシンググレートの意志に沿った行動をすることが人間の役割であり、それ(=スピリット波動)を直感的に感知することが大切だと言っています。そのスピリット波動を受け取れる身体、土台をつくるためにE水があります。

 先日、その銀河の泉をつくった山本虔山先生を岐阜県土岐市に訪れる機会がありました。以前のコラムにも、虔山先生のモノづくりにかける考えや思いを綴ったことがありますが、銀河の泉でできる波動値に至るまでのスピードを超えると言う、「32面体スーパーボトル」を見せていただきました。原子爆弾の形も32面体で強烈なエネルギーを発するそうですが、鍵は五角形と六角形の形の「合わさり」にあるようなのです。つまり五角形は陰、六角形は陽であり、これから32面体スーパーボトルが世の日の目を見るようになることは「陰陽統合の時代」の象徴を表していると。

 陰陽を統合するとはどういうことでしょうか? 私はそれを聞いた時に、二元論を超える時代が来ているということではないかと考えました。

 世の中の物事の全ての事象を、人は「善と悪」で捉えるクセがあります。身近なことで例えれば、他人の好きなところと嫌いなところがあるという判断をする場合もそうです。 それは自分に対しても好きなところと嫌いなところがあるという写し鏡と言えますが、常日頃からそのように「判断」してることが殆どだと言えます。

 健康か病気か、社会問題かそうでないのか……世の中には「善と悪」を区別する判断基準に溢れています。よってその判断基準により、人は自身を正当化するために自他を区別し対比させることもあるでしょう。病気という「言葉」、短所やコンプレックスという「言葉」自体も二元論的なイメージを連想させ、それを改善しようと試みるのが常です。
 また、時間軸もそうでしょう。過去を後悔し、未来に不安になって「今」に集中できないことも善悪の判断基準があるからだと思うのですが如何でしょうか。

 しかし、舩井流フレーズには、全て必要必然ベスト、過去オール善、包み込み等々、善悪二元論の判断を超えているフレーズが多く見られます。
 大病を経験すること、会社が倒産すること、これでもかと不幸に思えることが、まさか自身の魂を成長するために必要だと周波数的に引き寄せた、必要必然ベストである出会いであり出来事だと確信することは、これまでの学校で学んできた教育の常識ではまず知り得ないことです。

 更に深堀りしていくと、そもそも「言葉」自体に善悪を作り出す二元的な特性があり、そのイメージのようなものに人が洗脳されているのかもしれません。善悪の判断基準は、世の中の支配と被支配の構造をつくり、人を洗脳できる一番と言っていいくらい大きな要素ではないかと思うようになりました。

 これからはそれを超える時代……統合の時代のようです。そうなれば時間にしても「今」に集中できるし、人に対してもまわりの世界も全く違うように見えてくるように思えます。私自身に、これまで想像できなかったような視点に変化してきているということは、読者の皆様も共感していただけるところがあるのではないでしょうか。
 かなり直感に頼った文章になりましたが、日頃の仕事等を通して見方の変化が自分のまわりの現象にどう関わるか、確認していきたいと思います。


2周目:「妻のお腹の張りについて」
3周目:「包み込みで商売繁盛」
4周目:「船井流ルール化」
5周目:「“ほんまもん”のつながりって何?」
6周目:「夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?」
7周目:「幸せ、利益、本当にやりたいこととの統合」
8周目:「“本物”の流通の現場は学びの宝庫」
9周目:「“本物”の流通は人との関係性が決め手」
10周目:「独自固有の長所を生かせば絶妙に共生できる」
11周目:「コミュニケーションプラットホームとミニロゴストロン」
12周目:「子育ての気付きも物事の相似象」
13周目:「人との出会い力が鍵」
14周目:「儲かるお店はマンダラづくりにあり」
15周目:「フロー体験の再現」
16周目:「小商いのススメ」
17周目:「小商い共生モデルはセレンディピティを引き起こす」
18周目:「共生時代での卸問屋の役割」
19周目:「資本主義から新しい時代への超具体的実践」

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