船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:河原 朋子
みなさまこんにちは。
(株)船井メディア コンテンツチーム
河原朋子です。
いつもこちらをお読みいただき、ありがとうございます。
はやいものでもう、年の瀬です。
今年と昨年の違いを思い返してみたりと、1年の締めくくりをしたくなる時期ですね。
このところ、自己の「欲」について思い巡らすことが多くなったので、そのことに触れたいと思います。
幼い頃より、ファッションに関心が高かった私は当たり前のように、中学生になるとお小遣いでファッション雑誌を買うようになりました。
雑誌に掲載されているファッションアイテムをそれこそ舐めるようにみて、あんな服が着たい。このブランドが好き。などと空想の世界で遊んだものです。
成人し、社会で働き始めたところがアパレルの会社でした。
そこで、わたしは貪欲に洋服を初め、ファッションアイテムを買い漁ったのです。
トレンドの命は短く、次から次へとスタイルを変化させた時を重ね、「自分スタイル」が芽生えたのはそれこそ、20代の終わり頃ではなかったでしょうか。
それまでは「トレンド=おしゃれ」でしたが、今では「私スタイル=おしゃれ」になりました。
それと同時に「欲」が変化していきます。
素敵だと思ったらすぐに買わなくては!という気持ちでいたのですが、本当にいま必要なものなのか? と自問自答を重ねた上で「YES」ならば購入しています。
それは「誰か、ほかの人に良く見てもらいたい」という気持ちの現れだったのです。
それは本来の意味でその「もの」が欲しいということとは異なります。
何かを買うときに思うのがその「欲しい」という「欲」がどこから来ているのか。そこを自分の中で精査するのです。
その欲の中に「単にやすいから」「人から ○○に見られたい」「みんなが持っているから」
などという言葉が出てきたら、それは本当は必要ないのだと、実感しています。
なぜって、その気持ちが根底にある場合、買ったものはほとんど1、2度でお役御免になってしまうからなのです。
エゴによる消費だからです。
「もの」にも寿命があります。
わたしが買ったものの、あまり使われない「もの」はそれを全うできないでしょう。
しかし、わたしが買わず、ほかの方が買ったならば、寿命を全うできたかもしれません。
買うときには「欲」の中身をしっかり見極めたいものです。
意外と必要なものは少ないと実感しています。
来年はもっと、「もの」を減らしたいですね。
3周目:「災害時に思う事」
4周目:「その次」
5周目:「愛情というものについて」
6周目:「福島にて」
7周目:「かわいい子には旅をさせよ ホラー映画論」
8周目:「感謝すること」
9周目:「仙人は霞を食べて生きている」
10周目:「終わりよければ全て良し」
11周目:「福島にて その後の生活」
12周目:「必要なものしか手のなかには入らない 〜必要であれば与えられることの実感〜」
13周目:「縁で全てが回ってる」
14周目:「モノを作る、手にすること」
15周目:「新たな年を迎えて」
16周目:「今年の約束」
17周目:「古道を行く」
18周目:「魂が集う、夏のふるさと」
19周目:「忘れてはいけないこと」
20周目:「新しい門出に思う」
2013.12.26: 久しぶりに会った舩井幸雄
2013.12.25: 2014年 1月11日 舩井幸雄の誕生日&祈り
2013.12.24: ストレス抵抗をゼロにする
2013.12.20: 舩井幸雄の原点
2013.12.19: 「欲」の中味
2013.12.18: 言い訳大臣と勇気レンジャー
2013.12.17: 私が自分らしくいるために
2013.12.16: リバイバル!政木和三先生!
2013.12.13: 天からの贈り物 『守布(mamorinuno)』
2013.12.12: 善悪の判断基準を超える
2013.12.11: 帯津三敬病院名誉院長の帯津良一先生と長野で気功をしてきました!
2013.12.10: 『榛名神社』に出会いました
2013.12.09: 20代の仕事の思い出
2013.12.06: 倍返し!?
2013.12.04: 人の心を動かす手紙
2013.12.03: 風情を味わう
2013.12.02: 本物研究所の歓迎会と送別会