船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　はじめまして。こんにちは！
　私は、株式会社本物研究所の広報担当をしています。会報誌の作成、突撃レポート・対談取材や、本物商品のマニュアルの作成などを主にさせていただいています。

　今回は、私が少しびっくりした会長の行動についてお話させていただきます。

　２ヶ月に１回、メーカー様の勉強会として“本物塾”というセミナーを行っています。講師として船井会長と、もう一人、ほんものについて落とし込まれている方をお呼びしています。
　このセミナーを発足するにあたって、船井会長がおっしゃっていたことは、「その時は本物でも、月日が経って本物じゃなくなる物もあります。そういう意味も含めて、本物を守り、みんなで本物というものがどういうものなのかを勉強し高めて合って行きたい」とのことでした。
　私は、本物塾の担当もさせていただいていますので、２ヶ月に１回、会長や講師の方のお話が聞けることをいつもワクワクしています。

　前置きが長くなってしまいましたが、その本物塾の茶話会で会長が、
「イヤシロチの本は、あるかいな〜？」
　私は急いで取りに行きました。
「会長、お待たせしました。どうぞ！」
　会長は、ニコニコされながら、
「かたじけない。ありがとう〜」
と、おでこのあたりで手と手を合わせて、頭を下げてから書籍を受けとられました。
　私は……、本当にビックリしてしまいました。ただ、書籍を取りに行っただけなのに……。会長ほどの方が、私なんかにここまでして「ありがとう」を言ってくださるなんて……。
　一般的には、会長や社長ほどの地位がある方から、用事を頼まれ、それをすぐに実行したとしても、「それが当たり前」であって、そこまで社員に感謝することはないと思います。みなさまの周りでは、いかがでしょうか？　私は、その瞬間に改めて「感謝」「謙虚」ということの意味を気づせていただいたと思います。会長が、周りに分け隔てなく感謝してくださることで、「こんなに感謝してくださるのなら、もっと質の高いことで会長のお役に立てることをしたい！」
と自然に思ってしまいます。私もそんな良い影響を与えられる人財になりたいです。


●● 株式会社本物研究所よりのお知らせ ●●
■船井幸雄グループ株式会社本物研究所社長　
佐野浩一全国講演会決定！！
『佐野浩一を見込んで鍛えたら、私よりも“船井”になった』〜船井幸雄談〜

テーマは“本物時代のヒトとモノ”。
「本物」を研究開発し、広く啓蒙、普及活動を行っている本物研究所社長　佐野浩一が「本物」の生き方、人づくりの「本物」、商品の「本物」、技術の「本物」を魂を込めて分かりやすくお伝えいたします。

金沢会場：金沢勤労者プラザ　２０４研修室
住所：石川県金沢市北安江３−２−２０
日時：平成１８年３月１８日（土）　１０：００　〜　１２：３０

東京会場：きゅりあん（大井町）５F 第４講習室
住所：東京都品川区東大井５−１８−1
日時：平成１８年４月１８日（火）１９：００〜２１：００

参加申し込みはコチラ！
http://www.honmono-ken.com/kouen.html


１周目：「社員から見た船井会長」
２周目：「夢みたいな願望」
３周目：「三つのコツ　（テーマ：私が強く影響を受けた船井会長の言葉）」
４周目：「船井会長の５つ癖　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
５周目：「『本物研究所の朝礼』　（テーマ：私が仕事や生活の中で取り入れている“船井流”）」