船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
100年以上前にチベットで修業した僧侶の話
2019.6.3(Mon)
社名:(株)51コラボレーションズ
名前:服部 真和

皆様、こんにちは!51コラボの服部と申します。

さて皆様は、多田等観という仏教僧侶の名前を聞いたことがあるでしょうか?

多田僧侶は大正期にチベットに渡り、ラサの寺院で10年の長きに渡りチベット仏教を学んだ方です。今から100年以上も前の話です。その多田僧侶の「チベット滞在記」を読んだのですが、これがとても面白かったのです。

大正時代ですから、まだまだ交通機関は今のように発達、整備されていませんから、チベットとなると全くベールに包まれており、言葉通りまさに秘境となるわけです。そこに10年に渡りチベット仏教を修行したわけですから、リアルな感覚として、私の想像を超えています。

その本の中で多田僧侶の、チベット渡航の経緯と困難な旅路の部分は、限りなく凄まじいと思いました。飛行機や鉄道がないので、徒歩?馬?で行く?まさにアドベンチャーなのです。多田僧侶は、ある意味で相当な探検家の要素を持ち合わせていたということを感じました。誰もが簡単にはいけるような場所ではないのですから・・・。

多田僧侶の寺院での生活、ダライ・ラマ13世との交流の話、チベットの習俗や巡礼の旅についてなどなど、その功績は多大なるものがあると思いました。

面白いと思った話が、チベット人に日本語を教えたのですが、多田僧侶は秋田出身の人ゆえ、ズーズー弁。故に彼から日本語を学んだチベット人は、そのままズーズー弁の言葉を覚えてしまい、学んだチベット人の言葉が日本人に通じないという笑える次第。

多田僧侶の滞在記の舞台となったポタラ宮、ジョカン寺、セラ寺に、11月に予定している「ヒマラヤ・スピリチュアル・ゾーン〜チベット・ネパールへの旅〜」では行くことになっています。多田僧侶の時代とは違い、今は世の中便利になりましたので、飛行機を乗り次いでラサに入ります。ホッ(笑)


2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」
29周目:「新しいことをやるには……」
30周目:「月並みですが持続のコツ」
31周目:「やってみて気づく」
32周目:「運を味方にするサイトがオープン!」
33周目:「雑感」
34周目:「セルフ・ブランディングの時代を感じて」
35周目:「絶望と無気力の淵から立ち上がって・・・」
36周目:「今から、ワクワクしています!」
37周目:「スピ・サミ・レポート」
38周目:「3・3・3の原則」
39周目:「この人、イイね!」
40周目:「エジプトに行ってきました!」
41周目:「違和感を感じる自分」
42周目:「スピリチュル・サミットの季節が・・・」
43周目:「禅を新発見」
44周目:「道教」
45周目:「ゴッズ・オブ・エジプト」
46周目:「タオという宇宙観」
47周目:「ドラゴン・イン台湾」
48周目:「テレサ・テンは菩薩だった!」
49周目:「宮沢賢治の言葉に触発されて」
50周目:「新しい女性美の提案企画スタート!」
51周目:「響」
52周目:「イスラエルに行き感じたこと」
53周目:「不思議な施術体験、すごかった!」
54周目:「次元上昇」
55周目:「呪詛大国日本」
56周目:「遥かなるイスラエルへの旅」
57周目:「伊勢神宮の月次祭を奉拝して」
58周目:「古本屋で昔、買えなかった本に出合う」
59周目:「カバラの衝撃」
60周目:「女神の時代へ」
61周目:「フェニックス=火の鳥=鳳凰」
62周目:「不思議大好き!知られざる日本」
63周目:「今、最も注目される哲学者は何を語るのか?」
64周目:「奇想のクリエイティブ」
65周目:「熱き心の姿勢が多くの人に希望の火を灯す」
66周目:「チベット死者の書」

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