船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:松本 和子
時代の旬を生きる皆様こんにちは、船井本社の松本でございます。
今日もお読みくださり有難うございます。
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今の季節 新暦5月21日〜6月4日頃は、
◎二十四節気(にじゅうしせっき)は、『夏至(げし)』
一年で一番日が長く、夜が短くなる頃。気温が上がり、暑さは増して行きますが、日照時間は冬に向かって少しずつ短くなっていきます。
◎七十二候(しちじゅうにこう)は、『初侯:乃東枯(なつかれくさ かるる)』
乃東(なつかれくさ)とは、ウツボグサのことで、夏に枯れる草と書いて[夏枯草(かこうそう)]とも呼ばれる植物です。枯れた様に黒ずんでみえることを指しています。
この暦に対して、冬至(とうじ)の七十二候には「乃東生(なつかれくさ しょうず)」が、ちゃんと?あります。古人の誠実さのようなものを感じて、思わず微笑みが出てしまいます。
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早くも夏至が過ぎました。 今年も半分来た、折返し地点はもうすぐ、ということですね。
会社の終業時間が来ても空が明るく、気持ちも明るくなります。
独身のころ、定時退勤してむっと暑い社外へ出ると、まだ明るくて、同僚や上司と共にビアガーデンへ向かった記憶が、楽しいものとして残っております。
他にも夏と言えば、私は「夏休み」「海水浴」「花火大会」などが連想され、季節が暑くなってくると何となくワクワクします。私には夏は好ましいものとして刻まれております。
(中・高・大と運動部に所属しておりましたので、夏にはもう一つ「夏合宿」という厳しい存在がありますが、それは連想記憶から消しているようです)
この先もどんどん日が長くなっていく様な錯覚に陥りますが、皆様もご存知のとおり、夏至を境に、日は短くなっていきます。
「昨日」と「今日」の数分の違いは、仕事や学校の帰りなど、忙しい時間帯にはあまり気になりません。
そうしてある時、久しぶりに定時退勤して社外へ出ると、外が暗くなっていて、 ああ、秋冬に向かっているんだな、とやっと肌で感じます。
それまでにも気温が段階的に下がってきていて、上着を用意したりしていますが、空調が整備されているところに居ると温度では分かり辛いですし、実際に真冬でも異様に暑い日、真夏でも寒い日が有ったりして、温度では、はっきりとは体感しきれませんが、外の明るさに関しては、確実なものです。真冬に日照時間が長い日が突然おこる、ということは今のところありません。(だから昔は、日食は恐ろしい出来事だったのですね)
物事は、実は粛々と水面下で進んでいるのに、人はなかなか進行に気付きません。(例としては適当ではないかもしれませんが)バスタブにお風呂のお湯をためているとき、止めるのを忘れてしまい、バスタブからお湯が溢れ、更に階下の住人から苦情が来て初めて「すわ大変だ」と気付くのと同じ様に、人と言うものは、ある事象が明確になって初めて、変化を「変化だ」と認知します。それは、脳が、意識しない限りは、僅かな変化をいちいち通知してこないように制御しているお陰でもあります。
脳には、意識していない会話や物音などは、「聞こえないように」コントロールする機能があることや、この機能がうまく働いてくれないため、全ての音が聞こえて、とても大変な思いをされていらっしゃる方もおられ、こうした方々は、ノイズキャンセリング機能のついたイヤホン使っていらっしゃる場合もある、ということを、皆様もご存知でいらっしゃると存じます。音楽を聞いているのではない、と言う事をどんどん広めて行きたいと感じています。
この様に、時代は、どんどん変わってきています。イヤホン=音楽とは限りません。自分が生きてきた僅かな時間のなかでの、拙い経験からくる物差しでは、「ものごと」を推し量ることができない時代になっています。
だから、本を読む、他の人の話しを聞く、というのは、それだけ多くの人生経験を共有する機会を得ることになります。 舩井幸雄が、素直さと勉強を強く勧めているのは、理由の一つに、それだけ人間の幅を広げることができるから、が挙げられると思います。
その素直さとは、言われたことを鵜呑みにして右往左往することではなく、言われたこと・聞いたことは学びのきっかけと捉え、それを自分で調べる、深く勉強してみる、ということでもあります。
最近、日本はどうなっていくんだろう、どうしてしまったのだろう、ということが増えていますが、事件も災害もいろんな出来事も、どれもバスタブのお湯が溢れた状態であって、それまでにひたひたとバスタブにお湯が溜まっていっているのと同じ状況があり、それに気付いていれば、溢れる前になんとか変えられたのではないか、なにか自分にできることはないだろうかと考えます。
私がいま一番気にしていることの一つは、少子化です。少子化とは子供が少なくなることではなく、未来に子供を産む母親となる女性が少なくなることであり、これにより一気に子供が減り、そして人口が激減していきます。
日照時間が冬に向かって確実に短くなるように、確実に人口は減少しており、数字に表れています。
そして、毎日の日照時間をいちいち気にしないように、人口減少の数字も、警鐘をならす学者や識者の声も、我々は現実感がなく、遠い遠い未来の事のように感じていないでしょうか。
少子化対策と、子育て支援は別である、と河合雅司先生も、ザ・フナイ7月号(Vol.141)で仰っていらっしゃいます。
幸せは守るものではなく、分けるもの、と私の好きな歌の歌詞にあります。分かち合えば余る、とは相田みつを氏の言葉です。(これも河合雅司先生がザ・フナイ7月号(Vol.141)で引用なさっていらっしゃいます)
今、実のなる若い苗木を1本でも植えて、世代を超えたのち、豊かに収穫できるように、準備・実行するか、その1本さえも植えないか。 我々の世代に品格が問われているように感じます。
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54周目:「身体は食べ物で作られる」
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56周目:「<二十四節気 芒種・七十二候 腐草為蛍>に思う」
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64周目:「<二十四節気 啓蟄・七十二候 桃始笑>に思う」
65周目:「<二十四節気 清明・七十二候 鴻雁北>に思う」
66周目:「<二十四節気 小満・七十二候 蚕起食桑>に思う」
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