船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　皆様、こんにちは。
　(株)本物研究所にて企画・研究グループに所属しております吉住麗奈と申します。
　主に取扱商品に関する情報整理や、携帯メルマガ「船井幸雄とツキ呼び隊」の発行等を担当させていただいております。

　最近自らの人生について、そして自らの死の迎え方について、思い巡らせる時間が多くなったように思います。それは、自分自身は大して変化できていないにもかかわらず、年齢は確実にひとつひとつ積み重なり、少しだって待ってくれることのない時の流れの冷たさを、以前よりも肌で感じるようになったからかもしれません。

　船井会長の講演や書籍に触れると、以前は「会長が今何を思い考えているのか」という視点が一番でした。しかし今は、会長の７３年間に渡る人生、生き様自体に、もっとも意識が吸い寄せられ、まるで小説の中でも語られるような波乱万丈の人生を生き抜き、多くのものを築き残してこられた船井会長に、あらためて驚嘆と尊敬の念を抱かずにはいられないのです。そして、ナポレオン・バナパルトのよく知られた次の言葉が思い起こされます。

「何かを作れ。　何かを残せ。　何かを成し遂げずして何のための人生か。
それにしても我が人生は、なんというロマンであろうか。」


　我が人生はなんというロマンであろうか……。

　自らの晩年を、このような心境で送ることができれば、
　また死を迎えることができるとすればどんなに幸せだろうかと思います。

　しかし人々に感動を与える物語のような人生には必ず試練や困難がつきものです。

　船井会長のこれまでの人生も、試練、困難の連続であり、その壮絶さは「プラス発想しなければ生きられなかった」という会長自身の言葉からも、うかがうことができます。
　そして、それらすべての苦難を前向きにプラス発想で乗り越えてこられた船井会長の生き様は、多くの人に勇気と感動を与えずにいられません。


　人が死を迎えた時、生命のスクリーンには、自分が生きてきた最初から最後のすべての瞬間が余すところなく走馬灯のように映し出されるといわれますが、私たちは自分自身が綴ってきた物語を死と共に読みあげ、その作品への評価を自らくだすのかもしれません。

　そう思うと、誰人も避けることのできない人間の根源的苦である生老病死の四苦や様々な試練は、自らの人生を小説のように彩るための存在であり、すべての人が自らの物語を、日々一瞬一瞬、綴っているのかもしれないと感じました。


　皆様は、どんな人生を、どんな物語を生きていますか？


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１周目：「この世でもっともパワフルな存在とは　（テーマ：船井会長から学んだこと）」