船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　皆さまこんにちは！いつも『船井幸雄.com』をご覧くださいましてまことにどうもありがとうございます！『船井幸雄.com』の担当をしている藤原かおりです。『船井幸雄.com』では、３月よりプチリニューアルを予定しています。新しいコーナーなども増える予定ですので、どうぞ楽しみにしていてくださいね！！
　
　さて、私は最近、コミュニケーションの大切さについて考えることがたびたびあります。
　というのも日々の生活の中で、人とのコミュニケーションというのは誰にとっても必要不可欠で、しかもそれがスムーズかどうかで、人生の広がりや充実度がまったく違ったものになると改めて実感するからです。

　たとえば、ある人との出会いを機に、それがさらなる出会いを生み、結果的にすばらしい世界が広がるような人もいれば、どんな人と何人出会おうともそこからまったく人間関係は広がらず、自分の世界も広がらない人もいると思います。
　二つのうちどちらを望むかといえば、多くの人はやはり前者を望むと思います。そしておそらく、人は誰でも基本的には、まわりの人と仲よくし、楽しくコミュニケーションを取って生活を送っていきたいと望んでいるのではないかと思います。
　しかし、そうは思っていてもなかなかうまくいかなかったり、悩みの種になってしまうのも人間関係、すなわち人とのコミュニケーションだとも感じます。

　もちろん、世の中には大勢の人がいて、皆それぞれ違った環境で育ち、違った価値観を持っているので、万人と非常に親密な人間関係を築くというのはとても難しいことでしょう。
　私はこれまで、とくに苦手な人に対しては、あれこれと想像を膨らませ、複雑に考えてしまうクセがあったからか、人間関係やコミュニケーションの取り方で悩むことがありました。しかし、最近は以前に比べるとそれほど悩まなくなってきたように思います。あまり複雑に考えなくなってきたのです。それはたぶん、船井会長のコミュニケーションの取り方がとてもすばらしく、いろいろと学ぶことができたからだと思います。

　船井会長の場合、「コミュニケーションの取り方」というよりも「人を魅了する方法」といった方が適切かもしれません。
　まず、会長の人との接し方は、シンプルそのものといえるでしょう。どんな時でも、どんな人であっても目の前にいる相手に集中し、その人が最も喜ぶことをしようと考えています。だからどんなに忙しくても、何か他のことをしながら人と接するということ絶対にありません。常に人と接する時は、その人、その場面に集中するのです。そしてその人の良いところを褒め、欲しいものを与え、その人がいかに重要な存在なのかを自然に感じさせるのです。だから、船井会長と接していたら皆、不思議と気分が良くなり、自信がついてくるのだと思います。そして、「また会いたい」、「良い人がいたらぜひ紹介したい」・・・などと思うようになるのです。結果として、会長の人脈は止まることを知らないほど広がっていくことになります。
　船井会長のようにコミュニケーションの基本を、「相手を喜ばせること」と、シンプルにとらえておくとスムーズにいくように思えました。もちろん、すべての人にそれをしようとしても限界があると思います。だから自分ができる範囲で、それを意識し、実践していきたいと思っています。


１周目：「「損な役割」って・・・？　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
２周目：「ノドの痛みとみろくの世　（テーマ：私からみた船井幸雄）」