"幸感力"経営&ライフ
このページは、(株)本物研究所社長・佐野浩一によるコラムページです。佐野は「いま世の中で求められているのは“幸感力(=幸せを感じる力)”ではないか」と考えています。“幸感力”の実際の生活や会社経営での活かし方や、それにまつわるエピソードを語ります。
「幸感力」。
私が勝手につくった造語です。
要するに、幸せを感じる力。知能指数がIQなら、これはHQとでもいえるでしょうか。
幸せであるか否かは、どうやら“その人の心”が決めていることなんですね。ですから、幸せだと感じていれば幸せ、そう感じていなければ不幸せ。結局、そういうことなんだと思うのです。
あえてお聞きしてみます。
「皆さんは、幸せですか?」
「はい!」とお答えになられた貴方!すばらしいです。あえてお伝えするならば、そのことを前提に、もっと幸せを感じるレベルを上げることは可能だと思います。「幸感力」を高めていけば、もっと幸せを感じることができるはずです。
「いいえ!」とお答えになられた貴方!あえて申しますが、「本当にそうなのでしょうか?」
幸せを感じる瞬間を見落としておられるだけかもしれませんよ。「えっ、そんなわけない!こんなに大変なことばかりなのに、幸せなんて感じるわけがないじゃないか!」
いえいえ、幸せは貴方のあちらこちらに散りばめられているはずです。「幸感力」を高めていけば、もっと幸せを感じることができるはずです。
誰もが幸せになる権利をもって生かされているのです。そのことを忘れてはいけません。幸せなのに、心が幸せを感じていなかったとすれば……。もったいないと思われませんか? しかし、習慣はなかなか変えることができません。そこで、「別の視点」から自分や自分の環境を見つめなおしてみるといかがでしょう。「本来幸せである自分」に気づくことができるかもしれません。
いま、「自分は幸せか?」を自問自答した際、そこに過去の様々な体験をひもづけすると、「いま、ここに存在する」ものやことに対しての幸せ感が湧き上がってくるはずです。幸せを感じる対象やその尺度も人それぞれですが、たとえば自分という「存在そのもの」を見つめたとき、おしなべて「幸せだ」と感じることができるように思えてなりません。
そんなことを考えていますと、かつてデカルトが言ったという「我思う故に我あり」という言葉がアタマに浮かびました。幸感力のベースとなる思考の原点だと考えています。これからの連載で、「幸感力」についていろいろ考えていきたいと思います。
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1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。
2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。
<船井幸雄との共著に『本物の法則』(2008年 ビジネス社)がある。>