"幸感力"経営&ライフ
このページは、(株)本物研究所社長・佐野浩一によるコラムページです。佐野は「いま世の中で求められているのは“幸感力(=幸せを感じる力)”ではないか」と考えています。“幸感力”の実際の生活や会社経営での活かし方や、それにまつわるエピソードを語ります。
「子ども力」は「幸感力」を伸ばしてくれる武器です。
「子ども力」というと、パッと思いつくのが、松岡修造さん。
松岡さんは、かつて超マジメでメチャクチャ強いテニス選手だったのです。男子テニスの世界ランキングで、なんと日本人選手最高記録を持っておられます。その記録は、「世界46位」。元テニス指導者としていわせていただきますと、男子で二ケタ順位というのは、とてつもなくスゴイことなんですよ。いまをときめく錦織(にしこり)圭選手でも、現在世界99位ですから・・・・・。
ところで、あの方の「子ども力」は、ハンパじゃありません。真剣なのか、ふざけているのか、まったくわからないくらい“真剣”なんですね。テレビにうつる彼の姿は、きっと多くの人に笑顔(ときには苦笑も?)を与えているのだろうなって思います。ぜひ一度、テレビでご覧になっていただきたいのです。「この人は幸せなんだろうな…」って、すぐにそう感じられるはずです。一緒に出演されている他のタレントさんたちは、「大人」ですから、最初は彼のはしゃぎ様に戸惑っておられます。それを尻目に、彼は真正面から、「笑顔でいきましょうよ!」って言えてしまうのはスゴイとしかいいようがありません。結局は、彼のメチャクチャ子どもっぽく、高いテンションに引きつけられてしまうのです。
ともかく、松岡さんのスゴイところは、笑顔と真剣さです。
目の前のことに集中し、とことん楽しんでしまうこと。
これを引き出すのが、笑顔。
目の前のことに集中し、とことん情熱を傾けること。
これを引き出すのが、真剣さ。
大人ですから「無心」とまではいかないでしょうが、あれはきっと“演技”を超えていると、私は理解しています。
さらに、松岡さんから学べるのは、「ツキの法則」です。
村上和雄先生は、「笑う」ことが“ツキ”のスイッチとなると論じておられます。ツイていなかったり、マイナス発想の状態であると、無意識にマイナスの言葉を選んで口にしていることが多いのです。つまり、もっとツカない状態にするスイッチを入れているようなものです。テレビに映る松岡さんからは、そんなマイナスのスイッチは見当たりません。ご本人には失礼ですが、“子どもそのもの”といってよいでしょう。幸感力は、スイッチの入れ方で大きく変わってきます。「子ども力」の強い人って、案外周囲におられるものです。これを読んでくださっている「貴方」もそのお一人かもしれませんね……。
今回の宿題は、「子ども力の強い人を探そう!」です。
そうして「子ども力」を発揮している姿を見ながら、「幸感力」アップのスイッチを入れている人って、すごく多いはずなんです。
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1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。
2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。
<船井幸雄との共著に『本物の法則』(2008年 ビジネス社)がある。>