"幸感力"経営&ライフ
このページは、(株)本物研究所社長・佐野浩一によるコラムページです。佐野は「いま世の中で求められているのは“幸感力(=幸せを感じる力)”ではないか」と考えています。“幸感力”の実際の生活や会社経営での活かし方や、それにまつわるエピソードを語ります。
人に喜んでもらうことって、本当にうれしいですよね。
人を喜ばせることって、本当に楽しいですよね。
これは仕事でも、プライベートでも同じです。
「もてなし」の本質とは、そもそも誰かを喜ばせよう、楽しんでもらおうというとてもシンプルな心から発したものだと思います。
大道芸人の野尻さんのいう、4つの心をそろえた“もてなしの心”。
先月の復習をしてみましょう。
@「迎える心」
=「ようこそいらっしゃいました」とおいでいただいたお客様を快く迎える心、
A「楽しませる心」
=日常を離れた空間で楽しいひとときを過ごしてくださいという心、
B「感動の心」
=磨き上げられた本物のプロの芸を披露し、精一杯のもてなしをすること、
C「感謝の心」
=また来ていただくために、感謝をこめて「ありがとうございました」と伝える心、なのだそうです。
これらを、人と対応するときにほんの少し意識するだけで、人間関係も劇的に変化するように思うのです。まずは意識することから……!
さて、今回のテーマ。
ズバリ、「仕事の再定義」です。
多忙感に苛(さいな)まれたり、予算や計画の達成に迫られたり、仕事をしていると、いろんな責任やプレッシャーと“戦う”こととなります。そして、実際に“答え”を出してはじめて強い達成感を味わい、仕事人としても成長していく…。これも、大事なことです。
かつて、ある商品のCMで「24時間、戦えますか?」というキャッチが用いられ、流行語ともなりました。しかし、「もう戦ってはいけない」「戦う必要はない」と思うんです。
戦う時代は終わりました。これからは、人も、企業も、価値観も共生していく時代です。
そんないま、考えたいのは、「仕事の再定義」。
たとえば、「パティシエ」を近視眼的にとらえると、「洋菓子職人」。これでは何とも味気ない……。お客様中心発想で、なおかつ生きがい中心の発想でとらえると、「お菓子で人を幸せにするプロフェッショナル」となります。こうとらえると、多少キツくても、悩みが多くとも、乗り切っていけると思われませんか?
たとえば、タクシードライバー……。大変なお仕事です。
「タクシーを運転する仕事」。これが一般的なとらえ方です。
しかし、この仕事を「お客様を安全に目的地まで運ぶその短い時間に、お客様に幸せな時間を過ごしてもらうためのサポーター」ととらえたらどうなるでしょうか!?
実際に、このようにとらえてお仕事をなさっているんだな……と感じる方に出会ったことが何度かあります。それはそれは、楽しそうで、素敵な笑顔の方でした。
皆さんはどんなお仕事をなさっていますか?
一度、誰に対して、どのようなことで貢献して、どんな幸せをおすそわけしているかという視点で考えていただくと、仕事の再定義ができると思います。
ぜひ!!
幸感力がみなぎってきますよ!!
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1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。
2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。
<船井幸雄との共著に『本物の法則』(2008年 ビジネス社)がある。>