"幸感力"経営&ライフ
このページは、(株)本物研究所社長・佐野浩一によるコラムページです。佐野は「いま世の中で求められているのは“幸感力(=幸せを感じる力)”ではないか」と考えています。“幸感力”の実際の生活や会社経営での活かし方や、それにまつわるエピソードを語ります。
笑顔。
試してみられましたか?
「えっ、唐突に「笑顔」っていわれても……!?」って?
唐突じゃありません。前回の宿題です。
ちょっと復習をしてみましょう。
笑いの効用。
たとえば、笑ったり、嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる……という言葉を使ったり、行動で表現したりすると、脳の中ではベータエンドルフィンという快楽物質が分泌されます。そのベータエンドルフィンは、健康にしてくれる三つの作用を持っています。
@免疫作用を強化する。
A血液をサラサラにしてくれます。(血圧が下がります。)
B脳の中でつくられたベータエンドルフィンが脳の痛み中枢に働きかけて、痛みを麻痺させてしまいます。(これを脳内モルヒネというんですね。)
要するに、笑顔は心も元気にしてくれると同時に、健康まで手に入るというわけです。
おもしろいでしょう?
ぜひ、笑顔、笑いを意識してみてください。よいことがいっぱい生まれますよ!
波動の法則によれば、同じ波動は引き合いますから、笑顔の多いところには笑顔を引き寄せる力が強まります。結果として、どんどん笑顔が集まってきます。その逆に、暗い顔つきの人が集うところには、どんどん同じような顔つきの人が集まってきます。
さて、船井会長的にいうと「サムシンググレート」というのでしょうが、どうやら私たちが生を受けたこの地球やその地球を取り巻く宇宙には、何やら大いなる意志が働いているようです。だから、それに飲み込まれまいと自分で勝手にもがくよりは、その大いなる力に身を委ねて、包み込まれてしまうという感覚でしょうか……。その方が、幸せじゃないかと思うのです。
自分にとってはあまりありがたくないことでも、また自分自身では納得がいかないことでも、「〜って、そんなもんなんだ」って、そのまま受け止めてしまうといいようです。別名“前向きなあきらめ力”って言ってもいいでしょうか……。
たとえば、思春期の子どもと親の関係。親の思うように、なかなか子どもは動いてくれなかったりしますよね。そんなとき、「子どもってそんなもんなんだ」って、いっそ全面肯定して、受け止めてしまうんです。実は、いま私も練習中です。なかなかむずかしいです。でも、こうすることで、「どうして〜してくれないんだ!」という怒りや落胆のエネルギーが不思議と出てこなくなります。“あきらめ”とはちょっと違うこの感覚。結構いろんな出来事を受け入れるのに役立つと思います。
一方、異なった視点から見てみますと、「超・素直力」という言い方もできると思います。ちょっと手前みそな話ですが、当社に尾中なつみさんというスタッフがいるのですが、彼女は本当に素直です。びっくりするくらい。超・素直です。何事も、スゥーッと、真正面から、そのままに、感謝して、しかも納得して、いろんなことを受け止めようとするんです。物事の見方もきわめて真っすぐなんですよ。決して、否定的に見ないし受け止めない。だから、社内でも、いつもニコニコして、周囲を癒してくれています。おそらく、そんな生き方をしているから、肩の力も抜けているし、幸せを感じる力も強いのだろうなと思います。
今回のテーマは、「全面肯定」、つまり「受け止める」ことでした。
否定するより、批判するより、肩肘張るより、マイナスの思いを持つより、実はよっぽど楽なことなのではないかと、最近つくづく思うのですよ。
ぜひ、「受け止めて」みてください。
そこから感じる「幸せ感」は、また違った世界を私たちに見せてくれます。
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1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。
2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。
<船井幸雄との共著に『本物の法則』(2008年 ビジネス社)がある。>