"幸感力"経営&ライフ
このページは、(株)本物研究所社長・佐野浩一によるコラムページです。佐野は「いま世の中で求められているのは“幸感力(=幸せを感じる力)”ではないか」と考えています。“幸感力”の実際の生活や会社経営での活かし方や、それにまつわるエピソードを語ります。
まずは、先月の宿題を確認しますね。
その内容は、「あなたがうれしいこと、楽しいこと、幸せに感じることを書き出す」でした。
いかがでしたか?
いくつくらい書けましたか?
ちなみに、私は……、結構たくさん書きましたよ。
人に喜んでもらうこと、文章を書くこと、本を読むこと、何かを学ぶこと、チームプレーをして楽しむこと、おいしいものを食べたり、おいしいお酒を飲むこと、ゆっくり寝ること、健康になっていく自分を自覚できること、家族とゆっくりすること、自分の時間をとれること、未来に向けてプランを練ること、新しいことに挑戦すること、講演、イベントを運営すること、文章を書くこと、思索にふけること……。
ざっと、こんな感じです。
私の場合これらのことをやっているときに幸せや喜び、充足感を感じているわけですから、できるだけ日常的にこのリストにあがった事柄を実践するとよいと考えられます。でも、忙しくて、なかなか好きなことがやれないというときも、このリストの内容をイメージするだけで、心は「幸感力」モードに入ります。ぜひ、皆さんもお試しあれ!!
さて、今日のお題は「自由になる」です。
本来自由なのに、自由でなくなっている自分に気づかれたことがありますか?
「こうでなければならない。」
「このようにあるべきだ。」
「こう見られていなければならない。」
「このようにしなければならない。」など、など。
私たちは、知らない間に自分の意志とは関係なく、自分を不自由にしてしまっていることが多いのです。その結果、自分自身の夢にも限りをつけてしまっていたり、本来楽しめるはずなのに、ほとんど何も楽しめていない自分を発見します。
たとえば、「がんばる」という言葉や概念だってそうですね。
「がんばる」のはよいことで、「がんばらない」のはよくないこと!? いつしか、勝手にそう決めてしまっています。周囲の認識もそうなっています。いざ、「がんばらない」と意志表示してしまうと、何やら大いに批判を浴びてしまうようで、少々コワイですよね……。でも、「がんばる」からストレスをためてしまうことになり、本来出せるはずの成果を出せないという事実があるとすれば、これは本末転倒です。「がんばる」と必ずつきまとうのが、先ほどの「〜しなければならない」という発想や言葉遣い。これって、結局どんどん自分の首を絞めてしまいます。プロゴルフの石川遼クンやフィギュアスケートの浅田真央チャンなどをはじめとして、最近の若手アスリートたちがよく使うのは、「楽しむ」という表現。とても参考になります。「真剣に、本気で、結果を恐れず、思いきって、リラックスして、ワクワクしながら、自分らしく取り組む」という意味だとすると、腑に落ちるでしょうか? 楽しめると、たとえ「がんばった」としてもムダなストレスを極力ためずにすみます。その結果、私たちの“幸感力”をもぐんぐん高めていってくれそうです。
「がんばる」と「楽しむ」と「自由」の不思議な関係。
できるだけ、心を自由に開放してあげたいものです。
では、今月の宿題です。
あなたのなかの「〜しなければならない」「〜でなければならない」を、前回同様に紙やノートに書きだしてみませんか!
案外、多く持っていて、びっくりしてしまうかもしれません。
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1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。
2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。
<船井幸雄との共著に『本物の法則』(2008年 ビジネス社)がある。>