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国家防衛の勤めの最後の日に

21世紀 ヤマトごころの部屋

このページは、元幹部陸上自衛官で、2010年の12月に40年間に及ぶ自衛官生活にピリオドを打った池田整治さんによるコラムページです。池田さんが自衛官在任中に書かれた著書『マインドコントロール』(ビジネス社)は大変好評です。このコラムでは主に、“社会の真実”“家族愛”“自然との共生”をテーマにお届けします。

2011.11(第13回)
縄文からのメッセージ

 住宅近くの江戸時代に造られた見沼用水路を散策していると、家庭排水口の小さなパイプの下に緑鮮やかな植物を見つけた。まさにゴミ溜めの鶴。まるで熱帯の観葉植物に見える。思わず近づいて写真に収めると、なんとメッセージが聞こえてきた…

       浄     化
 勘違いしないで 
 私たちは、あなた方より 何万年も何億年も前から
 このガイアとともに活きて来ています
 今、こうして、あなた方の作り出した毒を浄化するのもただ、ガイアのため
 私たちを産み育んだガイアへの恩返し
 あなたたちはまだ汚し続けるの?
 いつ気づくの?
 間に合うかな…


 最近の報道に接するにつけ、つくづく思う。『果たしてこの日本に未来はあるのか』と。もっとも「3.11フクシマ」以降、メディアをまともに信じている人はいないとは思うものの、ここまでメディアを通じたマインドコントロールを徹底してかけられると、目ざめかけた日本人がまた元の木阿弥になっているのではないかと、心配になるとともに、沸々と憤怒と憐憫の情が湧いてくる。もし、まだTVニュースなどを信じて見ている人がいれば警告したい。あなたは、戦後いや明治維新と同じく、また「彼ら」に洗脳されかけている。それがわからない限り、けっしてTVや新聞を読んではならない。

 端的に放射能問題を指摘しよう。
 放射能汚染には、外部被曝と内部被曝がある。子孫まで長期にわたる影響は、その性質上内部被曝が問題となる。ところが、3.11以降、いや広島・長崎の原爆被爆以降、なぜか日本では内部被曝はまったく問題にされてこなかった。理由は明白である。その実態が明らかになると、米国の国際法にもとる「非人道性」が明確になり、じ後兵器としての使用ができなくなるとともに、莫大な金儲けのために原発を日本に設置することなど不可能になるからである。そうすると米国の膨大な国益が損なわれるとともに、ここから同床異夢(どうしょういむ=同じ事を行いながら、考えや思惑が異なること)で甘い汁を吸っている日本の利権グループがやっていけなくなるからである。
 だからなんとしても、フクシマでは「実は内部被曝が問題である」ことを被支配国民の日本人にわからせ、目覚めさせてはならないのだ。このため、政府・大企業(東電)・メディアが三位一体となって、まるで戦時下の大本営発表のような「ひとだまし」の情報を流し続けている。かつての作戦幕僚だった私の立場から判定しても、みごとな完璧な「欺騙(きへん=だまし)作戦」と称賛できる。

治 癒

 但し、いまのところは…。
 内部被曝が表面化するのは、5年から10年後の子どもたちの白血病や癌が多発してからである。もっとも新陳代謝の激しい神経細胞から逐次侵され、被曝数ヶ月後からハートアタックや脳血管障害で突然死等が増えている。これらの癌以外の病気も含み、広島や長崎の原爆では、6〜7年後に白血病等で亡くなる患者がピークを迎えた。もっとも、米軍占領に伴うGHQの完全な報道統制政策である「プレスコード」下の日本では、これらの「原爆に関する」事実は一切言っても書いてもならなかった。報道すれば、そのメディアは「発禁処分」となった。
 要するに米国から、原爆症患者は「爆心から1.8km以内」「爆発から1分以内」に被爆したものに限ると厳命されていたのである。つまり、広島・長崎の原爆では外部被爆患者しかカウントされなかったのだ。だから、死者数広島約10万人、長崎約7万人となっている。実際には、これ以降の内部被爆死亡者は、100万人を越えると見積もられている。それらの死亡者の臓器ごとの被爆線量などを含んだ状況、治療した医師のカルテも、京大医学部の貴重な現地研究資料なども全て米国が死体とともに「データ取り」と「研究」のため米国本土に持ち去ったのである。だから、内部被爆の実態を伝える資料が日本には跡形もなく消し去られた。それ故、未だ内部被爆の実情が大学の教授レベルでも、「セシウム137は体内に入ってもγ線を出すだけで健康上全く問題ない」と、何もわかっていないのである。
 ちなみに、原爆で使用された核燃料は約60kgで、そのうち800gが実際に核分裂反応した。「瞬間の殺傷能力」を高めた 爆弾なので、高圧下に核分裂反応を起こしている。このため、死亡割合は、風圧50%、高熱35%、放射線(外部被曝)15%である。これに対して、フクシマではトータル約2000t以上の核燃料物質があり、メルトスルーした1号機から3号機のみならず、4号機の冷却プールの数百トンの使用済み核汚染物質が手つかずの野ざらし状態である。これらは原爆とは逆に、すべて内部被曝の問題となることを考えなければならないのである。

とくに、当初から4%プルトニウムを混入したMox燃料を使っていた3号機の冷却プールが地震が壊れて水がなくなり、メルトダウンを起こして、プルトニウム核爆発を起こした(「彼ら」は水蒸気爆発と公表)ことは、日本有史以来の最大の危機になりかねないことが理解できるであろう。これらプルトニウムを含む数百トンの死の灰を東北、関東のみならず、全世界にばら撒いてしまった……。
その事実をひた隠して、まだ原発を推進する輩に、そのこころがあるのか……。
するとこれだけでも、今のフクシマの恐ろしさがわかる。内部被曝はないという前提で、フクシマ県民200万人が、「データ」と「研究」の対象となっているだけで、なんら国レベルの治癒もケアも行われていないからだ。まさに、国家による犯罪が行われている。

一方米国は、原爆等の独占したデータに基づき、IAEA等を通じ、自国に有利になるような基準値を設定している。だからチェルノブイリ事故を、アカデミーを通じて真摯に研究している欧州との基準値に乖離現象があるのだ。要はここでも米国は、自国を有利にするための二重スタンダードで、日本に原発を置くことによる利益をむさぼっている。
こう見てくると、「ともだち作戦」の米陸軍がフクシマから80キロ、海軍が180km圏内に入らなかった理由が明確となる。真実がわかっているものに、内部被曝を強制することは、命じたものが「殺人罪」に問われかねないからである。
ちなみにチェルノブイリでは、20年後に現地の実態調査に入った五井野正博士が、明日にも死ぬと宣告された重篤の白血病の子どもたち50人を選んで、博士が開発した自然生薬の「GOP(五井野プロシジャー)」で完治させ、その治癒過程が現地のウクライナ国営放送で「救世者」とドキュメント放送された。つまり、原発事故以降生まれた子供たちにも白血病が発症するのである。実は内部被曝の怖さは、遺伝することにもある。総じて、内部被曝は外部被曝の600倍から900倍の影響があると言われている。

とはいえ、5〜10年後をピークにこれから日本で内部被曝患者が出たとしても、 GOPを自然生薬として日本政府が認可していれば、治癒しうるという「真実」をしっかり認識してほしい。また、放射能を体外に排出する微生物活用のキレート剤も民間レベルでは存在する。これらの真実が国民レベルで拡がれば、政府は隠すことはできない。是非、江戸時代の士農工商をこえた私的な「勉強会」のように、「ネット」「口コミ」で本当の情報を伝えて欲しい。その「情報」の拡散度に応じて、新たな文明の夜明けが早まる。


 では、現在の為政者たちの「欺騙(だまし)」の仕掛けを解こう。
 TVニュースで放射能汚染を問題にするときは、地上1m付近の空中線量をガイガーカウンターで計っていることに気づいているだろうか。これは、なんと文部科学省の「推奨」の計測方法なのだ。実は、このことだけでも、政府・官僚・学界・メディアが一体となって内部被曝隠し、つまり低線量被曝は問題ないとマインドコントロールしていることに気がつく。しかも放射能汚染の特集番組などでは、自然の鉱石やトンネル内、温泉などでは、フクシマ汚染地の計測以上の線量になることをわざわざ計測して対比し、いやが上にも「内部被曝」は一切問題ない、という印象を与えている。
 原発の燃料は通常、分裂性の高い燃えるウラン235が3〜4%、残りは反応しないウラン238である。100万キロワットの原発では、1年間に約100t、この燃料が使われる。
 ウラン235を自然の摂理に反して無理矢理人為的に分裂させると、中性子と約300種類に及ぶ「人工」放射性物質が生まれる。
 このうち中性子1コがウラン238原子1コに吸収され原子番号が一つあがって「(人工)プルトニウム239」が生成される。人類が生んだ宇宙最悪の猛毒と言われ、角砂糖5個分で地球の70億の人類を殺すことができると言われる。また、核分裂反応が容易で核爆弾の原材料としても使われる。原発では、燃料の1%がプルトニウムに転換されるので、1年1t各炉で生産されていることになる。既に日本は数十トンのプルトニウム、つまり原爆数千発分の原材料を保有していることになる。もちろん最悪の放射能物質であり、α線崩壊して半減期が2万4千100年。さらに長期間をかけてβ崩壊し、最終的にγ線を放出して、やっと鉛になる。つまり、あらゆる人工放射性物質は、人類の自然の摂理に反した行為による鬼子であるものの、α、β、γ線を放出しながら自然の安定した物質に必死で還ろうとしていると見ることができる。

 約300種類の人工放射性物質は、ほとんどが容量が小さいので、β崩壊である。
 例えば報道では引っ張りだこのセシウム137は、β崩壊を30年続け、最後の数分γ線を放出して安定したバリウムになる。同じくヨウ素121は、8日間β崩壊し、最後一瞬γ線を放出して安定した要素になる。
 α線とは、2コの陽子と2コの中性からなるヘリウム核である。原子核、つまり「物質」であり、最も危険な放射能である。もっとも、物質なので紙一枚でも防止できる。それ故、通常外部被曝では問題とならない。但し、食物や飲料水、呼吸などで体内に取り込むと、細胞に直接接することになり、活性酸素を生み出すとともに遺伝子の4つの塩基を破壊する。つまり細胞分裂の盛んな子どもや神経細胞などに遺伝的な悪影響を及ぼす。
 β線は、電子という粒子である。これも「物質」である。それ故、プラスチック1センチほどで止まる。しかし体内に取り込まれると、50〜120万電子ボルトという強い電離エネルギーで細胞を破壊するとともに活性酸素を生じてα線と同様、遺伝子レベルで悪影響を及ぼす。
 これに対して、γ線は、レントゲンのX線や電波と同じ「電磁波」である。それ故、これを有効に遮るのは鉛しかない。体内を通過するときに細胞が大きなエネルギーを受け、細胞内がイオン化され活性酸素を生み、細胞の老化現象や炎症を受ける。もっとも電磁波なので一瞬のうちに体内を透過してゆく。ここが、物質のα、β線との大きな違いである。
 ところで、普段、原子炉内で核分裂反応している燃料からは、絶対にα線やβ線などは出てこない。だからガイガーカウンターは、通常γ線専用となっているのである。ところがメルトダウンして核燃料が野ざらしになると、飛散した核分裂物質のα線、β線を問題にしなければならなくなる。
 要するに初期の段階は、γ線による外部被曝が問題となり、時間の経過とともにα線、β線による内部被曝を焦点に対策をとらなければならないことが理解できたであろう。
 さらに言えば、一度内部被曝してしまうと、症状がでるまで被曝の実態をつかむことはできない。なぜなら人間の体の70%が水であり、α線やβ線は阻止される。つまり、一度体内に入ったα線やβ線は外からでは計測できない。せいぜい半減期8日間のヨウ素121が最後の瞬間に放出するγ線を体外から測定できるに過ぎない。体内に入ったα線、β線が体外から測れない以上、300種類の放射性物質の何で被曝しているのか知りようがない。
 にもかかわらず、「内部被曝を測れる」と称してγ線だけを測定しているとすれば、いったい「何の目的」で行っているか察しができるというものである。
 それ故、広範囲で、地上表面のα線、β線をきめ細かく測定しなければならないのである。なぜなら幽霊と違って生身の人間は地上1mを飛んでいるわけではなく、大地を踏ん張って歩いているからである。
 しかも、セシウム137やヨウ素121だけでなく、白血病の原因となるストロンチウム90や最悪の猛毒プルトニウム239がどこにどれだけ飛散しているのか明確に計測しなければならない。政府は、なぜこれらの計測をキチンとしないのだろうか?

 ところで未だ、その地上1mでも継続的にγ線が計測できると言うとは、未だにヨウ素121以外の放射性物質が大量にあり、また新たな放射能物質が飛散して来ていると判断できるということである。実際に、フクシマのメルトスルーした数百トンのウラン燃料や崩壊寸前の4号炉冷却プールの使用済み燃料からの放射能放出は未だ収集の目途がたっていない。原発推進のために報道しないだけである。
 もし、正確に実態調査すれば、「ただちに原発はやめよう!」の声が沸いて来るであろう。それを「彼ら」は一番恐れているのである。それがひいては、戦後のプレスコードからはじまる、騙しの日本統治の黒い霧が晴れることに繋がるかも知れない。それこそ、真の日本人の「目ざめ」に直結するかも知れない。
 こうして放射能問題一つとっても、なぜ「現地政府対策本部」を仙台あるいは福島に設置しなかったのか、その「真相」がよく理解できるであろう。政府現地対策本部は、政府機関、自衛隊等関係機関、地方自治体、あらゆるメディアの一体化組織である。立ち上げた瞬間に、「フクシマの真実」が、日本のみならず、世界に拡散するからである。
 しかし、独立メディア、米国を除く海外メディア、ネット、有意な人の活動等により、フクシマの事実はどんどん拡散している。「彼ら」の既存メディアを通じた「再マインドコントロール」と「真実の拡散」の勝敗が、未来の日本、地球を再構築するであろう。
 こういう意味でも是非、拙著『原発と陰謀』(講談社)を一読して欲しい。作戦幕僚として、フクシマ問題の真相にできうる限り肉薄し、明らかにしたつもりである。

  このような思いを抱いていた退官後、初の神無月に、貴重な体験をさせて頂いた。
 まず、8日から10日の三日間、神話の国宮崎に講演で訪れた。翌11、12日は、菅家一比古代表に導かれ福島県安達太良山を登拝。さらに13日、美し国特別セミナーの第3回講演を都内で行った後、15日から17日の三日間、縄文からの息吹が残る出雲での講演行脚で締めくくった。
 今から思えばこれら一連の行動は、縄文からのメッセージを受けるために導かれたものであった。
 宮崎市内での講演のきっかけは、進学高校の末永先生が私の講演DVD「フクシマ原発ではいま」を購入されたことからはじまった。さらに綾町の照葉樹林案内人会・会長の中村氏が講演実行委員会を立ち上げて実現した。

 宮崎では、はじめに綾町の照葉樹林を中村氏の案内で散策した。まず、綾南川にかかる高さ142mの世界最大級の歩道吊り橋から、宙を歩くようなスリリングを味わいながら縄文から残る照葉樹林を一望して楽しんだ。
 そして川中自然公園で実際に照葉樹林の中を散策した。時間が限られていたが、澄み切ったせせらぎの岩の上で、綾の名水湧水口から太古に続く水と、中村氏持参の珈琲を味わっていると、意識ははるか自然と共生していた縄文時代にタイムトリップした。自然と断裂した現代人には、ゆっくり一日かけて森林セラピーすべきところであろう。
 ちなみに、中村氏ご夫妻はともに生粋の江戸っ子であったが、友人に招かれて訪れた綾町の照葉樹林に魅せられて、定年前に退官して移住。3.11以降は、都内に住んでいた二人の息子さんご家族も移住。家族全員、宮崎のあたたかい人情と大自然の中で人間的な生活を送られている。

 講演の翌日、帰京前に、宮崎の海の名物・サーフィンを体験した。本物元気堂店長として、今回の講演での拙著の販売を一手に引き受けて頂いた林氏ににわか教授。その教えが素晴らしく、なんと2回目に立って波乗りを味わうことができた。もっとも残りの15回ぐらいは、みごとに海中に頭からつっこんだ。そして、母の羊水と同じ海にすっぽり浸かりながら、全身で「禊ぎ」をしたことを実感した。

 というのは、サーファーたちが一番、日本の沿岸が原発によって年々汚染が酷くなってきたことを体験してきているということを前夜教わったからである。100万kwの原発1基からは、「毎秒70t」の高温汚染水が排出され、彼らの愛する美しい海岸を汚染してきた。あるサーファーがアクアラングを装着して果敢にその排水溝で計測すると、しっかり汚染されていたという。3.11以降は、美しい東北の海岸が汚染されたことを瞬時に体感したという。彼らは、最後の聖地として宮崎海岸を選んできているのだ。といっても、日本列島を取り囲むように54基の原発から54本の高温汚染水=汚染亜暖流が、原発の存在する限り毎秒70t放流され続けるのだ。果たして、いつまで日本の海で健康に影響を受けることなくサーフィンできるのだろう。
 レイチェル・カーソンの『沈黙の春』(新潮文庫)では、化学物質による食物連鎖汚染で種の絶滅が問題となったが、3.11以降は間違いなく、海の中でも放射能汚染による地球規模の生物の危機が問題となってしまった。その自覚が、政府・東電・メディア・学界に無いことが、同じ日本人として哀しい。


 翌日からの福島県の霊峰・安達太良山登拝の旅は、とても言葉であらわすことはできない。初日に、地元の栗の材木などで、本来の日本の姿である完全な木の家を提供されているLaVidaの社長渡部氏に同行して頂いたが、車に積んでいるガイガーカウンターが時折ガガガと不気味に響いた。五井野博士のチェルノブイリの実体験から毎時4マイクロシーベルトでも目に見える体の異変が生じることを知っているだけに、その音の意味がよくわかった。ニュースなどと全く違って、放射能汚染は深刻である。内部被曝の実態を知らない人だけが、のんびり聞くことができるだろう。もっとも、そのガイガーカウンターさえ、γ線用のものである。
  α、β線を早急に計測して対策すべきなのに、まったくこの国の為政者たちは動かない。完全に、フクシマを見捨てている。
 もっともそのために、お詫び登拝に来たわけであるが…。
 実際に、安達太良山に登り、菅家代表の導きのもとお祈りをしたが、縄文から見守ってきて頂いた山の大神様の前で、もうただただ涙を流すことしかできなかった……
 「ごめんなさい…私たちの代でこんなにしてしまって…」

 ウラン235を人の手で進化とは逆に無理矢理分裂させた結果の人工放射能汚染物質が、安全化するには、20万年…
 私たちは、完全に間違った道を歩んでいる…

 ちなみに菅家先生は、登山はじめからおう吐されて、神事中もおう吐の間、弟子である水石君に代行してもらった。体の鈍い私は、翌日、ホメオパシー・ジャパンの放射能レメディを4粒のみ、完全天然の必須アミノ酸・ビタミン・ミネラルのニュートリ剤を飲んで、下痢として全ての汚染物質を排出した。


 そして出雲。
 出雲では、磐笛制作家の田中氏に、まさに知る人ぞ知る縄文に通じる聖地を案内していただいた。
 まず講演前に、出雲大社と、さらにその裏玄関とも言える磐笛の原石産出海岸を案内していただく。縄文の高貴な方の遺骨が見つかった洞窟で瞑想すると、かってそこが小川だった時に、縄文人たちが活き活きと生活しているイメージが浮かんできた。
 講演後には、奧出雲の田部氏邸宅群に。まさに、アニメ「もののけ姫」のたたら製鉄部族の原型である。と言うことは、神話「ヤマタノオロチ」の舞台でもある。

 そしていよいよ最後に、地図には一切記(しる)されてない磐座(いわくら)に案内していただく。縄文時代から、地元の方々が絶えることなく祭祀してきているという。

 その磐座の中に入ると…
 縄文からのメッセージが心に響く。

 「自然の摂理に還りなさい…」

 そうか、このメッセージを受けるために、宮崎、安達太良山そして出雲を体験させてくれたんだ。ありがとう。感謝します。そして、ついてます。

命ある限り、「法然の辻説法」の現代版「真実(まこと)の語り部」として生きよう。



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◆池田整治 公式HP: http://ikedaseiji.info/
東藝術倶楽部顧問
『超マインドコントロール』(マガジンハウス刊・アマゾン総合第2位を記録)
『原発と陰謀』(講談社)
『マインドコントロール』(ビジネス社)
『マインドコントロール2 〜今そこにある情報汚染〜』(ビジネス社)
『転生会議』(ビジネス社)
『心の旅路』(新風舎)(新日本文芸社:改訂版)
◆「現代のサムライ」DVD
http://www.c-consul.co.jp/dvdbook/shigakudvd030.htm
【全編】池田整治氏 「福島原発ではいま?」日本のターニングポイント!
http://www.youtube.com/watch?v=9zDwj7lKg2M
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バックナンバー
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目覚めし、ヤマト魂たちよ!(最終回)

14/01

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13/12

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13/10

大峠の彼方に……雛形としての日本

13/09

幸せの原点

13/08

終わりの始まり……日本人の意識革命はいつ?

13/07

時代認識再考……明治維新の真相

13/06

滅びから永久(とわ)の道へ

13/05

目ざめよ日本人……戦後レジームとしての在日米軍再考

13/04

TPPの狙いを知れば…

13/03

不思議の国・日本…目ざめよ!日本人…

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ゴッホの愛した日本…日本のミッションはどこに?

13/01

さあ、宇宙の流れに乗ろう!

12/12

永久の道を目指して

12/11

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いま、そこにある危機

12/09

奇跡を信じて・・・目指せ、第2のヤパンインプレッション

12/08

熱き夏の思い

12/07

紫陽花革命・・・私たちは諦めない

12/06

ガイアのつぶやき・・・その2

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北朝鮮ミサイル発射によせて

12/04

ガイアのつぶやき…その1

12/03

多生の縁…美は世界を救う

12/02

江戸蘇り富士紀行…明治維新再考

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2012年、大転換へ

11/12

3.11フクシマを日本の夜明けに

11/11

縄文からのメッセージ

11/10

新ヤマト社会の実現を目指して

11/09

背番号14番…白球からの多生の縁(番外編)

11/09

次なる災害に備えよ!…3.11をターニング・ポイントにしうるか?

11/08

アセンション最終章…一人からはじまる霊性ルネッサンス

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下からの意識革命…蘇れ日本、ヤマトごころ

11/06

唐松観音寺にて

11/05

現在進行形マインドコントロール「福島」から学ぶ …本当のことを知れば、生き方が変わる

11/04

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11/03

災い転じて福となす…

11/03

ヤマトごころの戦い方 …西欧と武士道の戦いの違いは?

11/02

磨かれた一足の靴

11/01

最終章開幕!

Profile:池田 整治(いけだ せいじ)

1955年、愛媛県生まれ。元・陸上自衛隊小平学校 人事教育部長で陸将補(2010年12月に退官)。防衛大学校国際関係論卒業。空手道8段、全日本実業団空手道連盟理事長。90年代半ばの第一次北朝鮮危機における警察との勉強会、それに続くオウム真理教が山梨県上九一色村に作ったサティアンへの強制捜査に自衛官として唯一人同行支援した体験等から、世の中の「本当の情勢」を独自に研究。2009年12月の自衛官在任中に著書『マインドコントロール』(ビジネス社)を出版。北海道での単身赴任時代、太古から残る大自然に感動し、4人の子どもたちへ、万が一の場合、父の想いを残し伝えるためのエッセイ『心のビタミン』(メルマガ)を始める。エッセイや写真は江戸の日本人が感じた『自然との一体感』をテーマにしたものが多い。著書に『心の旅路』(新風舎/改訂版:新日本文芸協会:2011年1月発売)もある。月刊『ザ・フナイ』(船井メディア発行)にもたびたび登場。2011年1月に新著書『転生会議』(ビジネス社)が発売。
マインドコントロール2 〜今そこにある情報汚染〜 2011年3月に『マインドコントロール2 〜今そこにある情報汚染〜』(ビジネス社)を発売。大好評発売中。
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