21世紀 ヤマトごころの部屋
このページは、元幹部陸上自衛官で、2010年の12月に40年間に及ぶ自衛官生活にピリオドを打った池田整治さんによるコラムページです。池田さんが自衛官在任中に書かれた著書『マインドコントロール』(ビジネス社)は大変好評です。このコラムでは主に、“社会の真実”“家族愛”“自然との共生”をテーマにお届けします。
原発の耐震偽装
私のもとに、元原発関係者からのデータ付きの手紙が送られてきました。日本の原発は全て耐震偽装のもと、耐震震度370〜600ガルでつくられていることがわかりました。しかし、実際の地震は、2000ガルあるいは、それ以上の強い揺れで原発を襲います。
震度5強の地震によって、総延長約80kmにも及ぶパイプの2万5千箇所の接合部のいずれかが破断し、冷却水が漏れてメルトダウンが始まります。
フクシマでも地震でパイプが切断してメルトダウンが始まりました。津波はその後に襲い、ぬれぎぬを着せられたわけです。
地震列島日本の上で、まさに、「今そこにある危機」です。しかも、フクシマの完全密閉という処置さえできていないにも関わらず、さらに地震活動期に入ったと言うのに、再稼働へ着々と進んでいます。
そのために、再運転の見通しが立たず発電しないまま、膨大な資金が、血税が無駄に投入されています。
敦賀原発などを保有しているものの、一切発電していない日本原子力発電株式会社に、東電など発電会社が年間760億円、3.11以降も支払っています。その代金は、国民の電気代として徴収されています。全ての経費を合算して、さらに一定の利益を上積みして電気代を請求できる総括原価方式というカラクリのなせるワザです。
3.11以降、全炉即廃炉・安全化、そして未来型エネルギーに全力で取り組んでいれば、今頃は日本にも光明が見えていたかも知れません。
エネルギーにおける日本の真の役割
もう、日本人は、目覚めてもいいのではないでしょうか。
日本の誇る世界一の資源……「高度な技術」、「豊かな自然」、「未来型の新発想(天才)」をもってすれば、これまで投入してきた原発オンリーといえる開発援助費を、未来永劫型エネルギー体制へとシフトするだけで、一気に世界に先駆けてクリーンエネルギー社会を創り上げてしまうでしょう。
もちろん、54基の原発を安全に廃棄するための新たな「ビジネス」も同時並行的に創出すればいいのです。新たな未来型の安全なエネルギーシステムの普及にともない、世界中の危険な原発がそのビジネスの対象となります。黙っていても、原発は40年で廃棄処分しなければならないしろものです。
日本の癌・日米安保地位協定の真実
ちなみに、戦後のこの日本における世界金融支配体制を堅持する原動力が、日米安保の地位協定、つまり「アメリカの望む軍隊を、アメリカの欲する時期・場所に置く権利」にあると言うことも、日本人に見えて来ました。
これなど、サンフランシスコ平和条約締結直後に、吉田首相だけが米陸軍下士官クラブに「連行」され、強制的に調印された不平等条約であり、当時の日本の与党政治家たちも、「永久に日本はアメリカの占領下・植民地になる」と地団駄を踏んで悔しがったものです。
在日米軍は、日本の防衛のためでなく、世界金融支配体制が、世界戦略上の利益追求のために置いているのです。ベトナム戦争の北爆も日本の基地からB52が飛び立ち、湾岸戦争等でも日本の基地が無ければ戦争ができなかったのです。大きな戦いになるほど、基地の兵站(へいたん)機能、戦力基盤がなければ遂行不可能なのです。
この米軍基地の維持費等を支援するということは、世界金融支配体制をバックアップするということに他なりません。自分で自分の首を真綿で締める、ということになりかねないことを、日本人は自覚しなければなりません。
在日米軍基地は、治外法権ですから、日本人の全く知り得ないところで、自由に何でも日本に搬入、搬出できるわけです。世界金融支配体制のそれぞれの分野で自由に対日工作ができることを意味します。
ところが彼らの作った日本のメディアが、日本の防衛に不可欠と、嘘を繰り返した結果、今現在、日本人のほとんどの人が、独立国家・日本に外国軍を永久に置くその「異常さ」に気がつかなくなりました。このようなメンタリティの国民は世界広しといえども日本人だけです。
もちろん、日本社会の中で軍事関連問題をタブーにして、日本人から自主独立の気運を喪失させた上で、尖閣、竹島、北方四島という係争地域を「設定」し、常に脅威を演出することによって、在日米軍依存症候群にしたわけです。
世界でもっとも危険な輸送機と言われるオスプレイも、何ら事前協議することなく、米軍司令官の一方的通知のみで日本の上空で自由に飛行訓練できます。
ハワイでさえもできない訓練を、世界で日本だけできるわけです。
もし、世界金融支配体制の医療部が、新たなワクチンでお金を儲けようとすれば、オスプレイから新インフルエンザウイルス等を散布する、というようなシナリオも可能なわけです。
もちろん、やがて世界金融支配体制の武器部が、1機60億円の高価な値段で日本に売るためのデモンストレーション飛行でもあるわけです。
かつての防衛省大臣が未亡人製造機と揶揄し、海上自衛隊が次期ヘリコプターとして導入を検討したときに、欠陥機と見送ったにもかかわらず、再登場した自民党政権は自衛隊への導入を決めてしまいました。経済的損失だけでなく、日本で唯一ヤマトごころが残っている貴重な自衛官が殉職しないことを祈っています。
このような理不尽なことがまかり通るのも、世界金融支配体制の医療部にしろ武器部にしろ、原発部門と同じように、日本人の中に、彼らからおこぼれをもらう利権者がいるからうまく機能するわけです。知らないのは、善良な日本国民だけです。
このオスプレイの基地である普天間基地を含め、米軍基地は世界に737箇所、そのうち日本には134箇所あります。その世界全体の維持経費の半分を、なんと日本が負担しています。これも、日本人の知らないところで、お金が吸い上げられる構造となっています。
東日本大震災時に、原発から80km以内には入らず、お茶を濁すような復興支援で、向こう5年間、年1800億円のおもいやり予算を勝ち取った巧みさには、私も舌を巻いたほどです。
軍隊はピラミッド構造になっています。頂点は実際に武器を持って戦う機能。その下で技術的に支援する機能。さらに兵站機能があり、衣食住の社会基盤、つまり基地の建設・維持機能などがあります。下に拡がるほど多岐にわたり、それだけ経費がかかります。そこで、直接的に戦う機能以外は、なるべく民間企業等を使うようになりました。これが、世界金融支配体制の武器部の一端でもあるわけです。
例えば、イラク戦争におけるハリバートン社などがこれにあたり、チェイニー元米国副大統領が就任前までCEOを務めていました。医療部では、ラムズフェルト元国防相が有名で、かれはタミフルのギリアド社の会長でした。世界金融支配体制の各部門の代表が主要な閣僚に入り、その任期に大々的な「仕掛け」をしてお金を集め奪います。
湾岸戦争やイラク侵攻などその仕掛けは、傘下のメディアを通じて、「解放」「自由」「国益」などを旗印に国民が熱狂するように、シナリオ洗脳すればいいわけです。「リメンバー・アラモ」以降、基本的なパターンは同じです。
ネットメディアの確立により、それが白日の下に晒されるようになったわけです。ところがその真実情報を、メディアが拡散しないところに、戦後の日本社会の深刻な問題があるわけです。
要するに、思いやり予算等日本から吸い上げられたお金が、様々な経路を通って、世界金融支配体制の頂点に届くわけです。こういう意味でも、在日米軍は、彼らにとっても必要不可欠の収入源となっているのです。
当然、日本人の中にも、その構造の中で様々な利権で生きている関係者がいます。
それ故、在日米軍を撤退させるような政権・首相は短命になるわけです。世界の常識なら独立国家の政治家として、一日でも早く外国軍を国外に出すのは当然のつとめです。その当然の行為として、小沢氏、鳩山氏が在日米軍という虎の尾を踏んだことが、メディアで叩かれ、早期退陣になった、という意味なのです。
植民地主義が跋扈(ばっこ)する明治維新の困難な時期に、アジアの小国と言われていた日本は、日英同盟を結び、大国ロシアとの戦争に勝利しました。
ここで、やっと500年に及ぶ世界の軍事力による植民地化の流れが止まったのです。
ところで、この時に、日本に英国軍の基地はありましたか?
「友好・同盟」と、「外国軍を国内に治外法権で置く」ということの、根本的な次元の違いに気づくべきです。
平時に永久に居座る在日米軍は、日本からの富の収奪の「仕掛け」でもあるからです。
原発問題から様々な日本を取り巻く世界金融支配体制の構造が見えてきました。日本人の、真の独立国家としての目ざめに期待したいものです。
飽くなき日本からの金融収奪
ところで2008年、彼ら世界金融支配体制者たちは、リーマンショックをおこしてしまいました。サブプライムローンなど、架空の金融商品を作り、実体のないお金で、さらにお金を産もうとして大失敗したのです。宇宙の摂理、地球の転生の目的からも逸脱したエゴの極みですから、因果応報として地球の自浄作用が発動したとも言えます。
彼らのいうグローバルスタンダードとは、彼ら世界金融支配体制のためのお金儲けのシステムにすぎず、その経営理念とは「オーナー・株主の利益、お金儲けのみを目的とする」ものです。社員やその家族、消費者の利益・幸福は考えません。いや、考えてはならないのです。
会社=オーナーの利益のために、それまでその利益を産むために働いてきた社員を、経営不振になったらすぐにクビにする。
形は違え、霊的成長の場という本来の地球システムから見れば、殺人と同じレベルに私には見えます。
眼前のお金が目的になれば、経営者は、投資ですぐに成果を上げようともするわけです。投資など、実体のない、まさに架空のお金儲けの博打に過ぎません。日本人の好む麻雀と同じゼロサムゲームです。実体の価値を生み出すのではなく、誰かが誰かのお金を集めているに過ぎません。
遊びのゲームならまだいいですが、これで人生を賭けるようになれば、この世の春と膨大なお金をつかむ一方で、悲惨な自殺を選ぶ人が出ます。もっともこの投資システムそのものも、世界金支配体制の本部ともいえる金融部がお金を集めるためのシステムとして作り、運営しているわけです。彼ら配下の機関投資家は、儲けは懐に入れ、損失は税金で補填してもらうわけです。いわばぼったくりの世界です。
このような慣行がある限り、地球文明が、宇宙文明に仲間入りすることはありません。
こういう経営のもとでは、製品開発費も抑えられ、社員の帰属意識・忠誠心、士気も落ち、永続的な活動は不可能で、やがて会社そのものが倒産するでしょう。もちろん、世界金融支配体制内の大企業は、「社会問題となり、潰すわけにいかない」というメディア誘導のもと、税金でリカバーするわけです。何も知らない国民からの税という効率のよい巻き上げです。倒産に導いた経営者にも手厚い退職金などが支払われます。
例えば、倒産したGM社の経営者には、退職金が約9億円支払われたのみならず、手厚い年金も支給されています。経済的にも、二極構造化のなかで、彼ら支配者層だけが儲けて生き延びる体制になっているのです。
ちなみに再生したGMも、利益は下部組織の投資会社で出しています。彼らの「更正」は会社だけでなく、根本の個々の霊性上の「向上」も期待できません。
逆に本来の日本式経営があります。
まず、社員とその家族、次に顧客、そして最後にオーナーの利益を考えます。
結果、質の高い製品が生まれ、江戸時代から社会とともに数百年も歩んでいる企業さえあります。
実体経済世界では、日本の付加価値の高い精密部品がなければ、世界の実業界は成り立たなくなっています。中国の工場も、アメリカの自動車・航空メーカーも日本からの部品が途絶えれば操業停止になります。北朝鮮のミサイル・核さえも、日本の高度な部品なくして作ることはできません。
アメリカ型企業体系を取り入れた国々、地域では、リーマンショック後、不況に陥り、中央銀行が無制限にお金を刷って不良債権を買い取るしかなく、まさに大インフレ不況への道を歩み出しています。
これがエゴ型資本主義の終焉を迎えて、本来の地球の役割に応じた新たな政治経済体制へ移行するきっかけとなるのか、自暴的破壊へと進むのか、分かれ道になるのかも知れません。
TPP、日本収奪の最後の仕掛け
要するに、これからますます、実体的なお金を吸収できるところは、日本しか無くなってきたのです。
TPPとは、まさにそのために、日本に仕掛けられた彼らの起死回生の最後の「仕掛け」、舞台装置なのです。その認識のない限り、真の脅威を見誤って、様々な汚染で健康被害を受けながら抹消されつつ、貴重なタンス資金が奪われるでしょう。そうなれば、日本人にも、この文明にも明日はありません。
TPPのもともとの原点は、自民党宮澤政権下の1994年に始まった「年次改革要望書」に見られます。日米双方が自由な交易の障害となっている相手側の規制や制度などの自主的改善を「要望書」という形で、毎年相互に出すようにしたのです。
相互といいながら、植民地的被支配者意識の日本政府・官僚が出すわけはなく、実体は、日本への経済的な侵攻を狙う世界金融支配体制の一方的な要求書でした。郵貯約350兆円が最大の目標で、第1回目の要望書からすでに郵政民営化項目が入っていました。
彼らが作り出した小泉首相マジックに先立つこと10年と言う用意周到さです。
改革要望書といいながら、官僚たちにとっては、至上命令と同じでした。なぜなら、優秀な官僚ほど、若くして米国留学し、対日ハンドラーズで有名な学者の薫陶を受けるなどして思考様式がアメリカナイズされ、米国の提唱するワールド・スタンダードこそ世界を、日本を豊かにすると、心底から洗脳されて帰国するからです。
もっとも米国はそのために様々な留学制度や交換学生制度をつくっているのです。これを「ソフト・パワー」戦略といいます。対象国の官僚だけでなく、メディアやあるいは大企業の優秀な若者も対象となります。このような米国心酔派が、やがて直接的な日本統治者グループとして、世界金融支配体制とメディア等の支援を受けて形作られてきたわけです。
その年次改革要望書も、ネット情報等により実体が晒され、鳩山政権下で廃止されました。こういう意味でも、自主独立の動きをする小沢・鳩山ライン、及びそれにつながる政治家を日本の政局から一掃したかったわけです。
ちなみに、先の衆院選でほぼその目的は達成されています。彼らは、次の参院選で完全制覇を狙っています。そうなると、本国民が目覚めない限り、永遠の現代版金融植民地国家となります。
このような経緯を経て、世界金融支配体制は、TPPを活用することにしました。TPPには、世界的大企業が主力である彼らにとって、次のようなうまみのある条項があります。
・ISDS条項
海外起業を保護するために内国民待遇が適用される。これにより当該企業・投資家が損失・不利益を被った場合、国内法を無視して世界銀行傘下の国際投資紛争解決センターに提訴することが可能。結果、日本政府や自治体は法外な賠償金を請求されるか、不都合な法律改正を迫られる可能性がある。
・ラチェット条項
一度自由化・規制緩和された条件は、当該国の不都合・不利益に関わらず取り消すことができない。例えば、一度輸入を認めれば狂牛病が出ても、米牛肉の輸入禁止ができない。遺伝子組み換え食品、化学添加物問題も、医薬品も同じ。
・TPP離脱リスク
TPPのルール上、離脱はいつでも可能とされるが、実際上は海外企業からの莫大な損害賠償請求が予想され、TPP離脱は極めて困難と考えられる。
すでに、カナダやメキシコなどでは、世界金融支配体制食糧部門の代表存在的企業・モンサントの遺伝子組み換え作物が、モンサント契約農家以外の農地に勝手に飛び火して実ったにもかかわらず、知的財産権をもとに、モンサントから膨大な賠償金を請求されて、廃農においこまれた農家が出ています。
TPPは、世界金融支配体制が、明治維新以降、なかなか入れなかった日本社会内で、日本人を完全制圧するための最終的な仕掛け・舞台装置であることを、日本人にしっかり認識して欲しいと思います。
今のところ、日本の為政者等は、これらの構造を知らずに、その仕掛け針に食い付かされたと、私には見えます。
まるで、先の大戦で、わざわざルーズベルト米大統領が仕掛けたエサであるハワイの空母なき旧式米国艦隊に、みずから先制攻撃をしてしまった山本五十六と安部首相がだぶって見えます。
断言します
根本的な目ざめのない限り、日本人が覚醒して、本来の役目である地球の進化に貢献することはないでしょう。
そればかりか、日本人が気づかないままに、やがて抹消化されはしないか、とそれが心配です。
それは、地球上における今文明のリセットになりかねないからです。
まず真実を知り、目覚めることです。
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◆『ヤマトごころ、復活!』(新日本文芸協会)
◆『今、「国を守る」ということ 日米安保条約のマインドコントロールから脱却せよ』(PHP)
◆『ついに来たプラズマ・アセンションの時』(ヒカルランド)
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1955年、愛媛県生まれ。元・陸上自衛隊小平学校 人事教育部長で陸将補(2010年12月に退官)。防衛大学校国際関係論卒業。空手道8段、全日本実業団空手道連盟理事長。90年代半ばの第一次北朝鮮危機における警察との勉強会、それに続くオウム真理教が山梨県上九一色村に作ったサティアンへの強制捜査に自衛官として唯一人同行支援した体験等から、世の中の「本当の情勢」を独自に研究。2009年12月の自衛官在任中に著書『マインドコントロール』(ビジネス社)を出版。北海道での単身赴任時代、太古から残る大自然に感動し、4人の子どもたちへ、万が一の場合、父の想いを残し伝えるためのエッセイ『心のビタミン』(メルマガ)を始める。エッセイや写真は江戸の日本人が感じた『自然との一体感』をテーマにしたものが多い。著書に『心の旅路』(新風舎/改訂版:新日本文芸協会:2011年1月発売)もある。月刊『ザ・フナイ』(船井メディア発行)にもたびたび登場。2011年1月に新著書『転生会議』(ビジネス社)が発売。
2011年3月に『マインドコントロール2 〜今そこにある情報汚染〜』(ビジネス社)を発売。2011年9月に『超マインドコントロール』(マガジンハウス)と『原発と陰謀』(講談社)、2012年5月に『脱・洗脳支配』(徳間書店)を発売。2012年8月に『ついに来たプラズマ・アセンションの時』(ヒカルランド)、写真集『今を生きて〜ガイアからのメッセージ』(新日本文芸協会)を、2012年11月に『今、「国を守る」ということ 日米安保条約のマインドコントロールから脱却せよ』(PHP)を発売。大好評発売中。
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