船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　皆様お元気ですか？　船井メディアの山内志麻です。今回は先日の９日と１０日の第４回船井幸雄・オープンワールドにご来場くださった方々も､多くこちらをご覧になられている事と存知ます。という訳で、この秋一番熱かった！やはり､オープンワールドのネタをご紹介いたします。
　ワタクシ実は当日、総合受付におりました。そう！髪を振り乱してあわあわしていたのがこのワタクシです！お客様には大変お見苦しいところをサラしてしまい、恐縮の限りでございます。(思い起こせば、一昨年の第一回は講師担当、昨年の第二回と第三回は大会場スタッフとして、そして今回の第四回では総合受付のチケット担当･･･この推移も微妙〜ですが･･･まっ、それはそれとして、毎回新鮮な気持ちで業務に取り組んでおりますっ！)
　今回は想定外？の大々々盛況だったものですから、受付デビューのワタクシとしましては、あわあわ以外の何モノでもなかったのです。しかも開場直後は一人が一度に３〜４名のお相手をしなければ間に合わない程で、今回アルバイトとして私の横でお手伝いしてくれた某高校生が､何と、鼻血を出したくらいスゴかったのです。どれほどの方々にご迷惑をお掛けしたことか･･･本当にイッパイイッパイだったこと、申し訳なく思っております。特に初日9日は､謝り通しの一日でした。受付には色んな苦情やご相談が殺到します。世に、レセプションと言われる職業の方々のご苦労が､今回の経験で身にしみて解った次第です。ワタクシ７月から総務・経理の担当ですが、この時ばかりは、にわかサービス業！失礼があってはイケマセンが、間違いなく手が足りない！そして、当日券料金が値上がりしたのも事実･･･。
　もう、気合いを入れて謝る事を心掛けました。しかも、なるべく笑顔で･･･絶対､ひきつっていたと思うのですが･･･。その一方で、参加者の方々や友人達から、感謝と感動の大変なお褒めの言葉もいただいたのです。業務的には至らない自分に嫌悪し落ち込んでいたのですが､最終的には苦労は報われ､余りある感動をゲットできたのです！この様に､当日はひたすら業務に追われ、皆様側の感動についていけなかったのは本音ですが、何か世の中で凄い変化が起こきつつある･･･そんな空気をオープンワールドの会場でひしひしと感じました。皆様や講師の方々のエネルギーのせい？やはり《世の中大激変！》でしょうか！？何より、天候不順にもかかわらずご来場いただいた､本当にたくさんの皆様に、心より感謝申し上げます！
　そして、感動の続きは、是非、ＶＴＲでねっ！ねっ！ね！
→http://www.fyow.com/200510_sys/tape04.asp

･･･と、さりげなく宣伝までしてしまいましたが、実は後日談があるのです。
　オープンワールドでにわかサービス業を経験したワタクシは、それからと言うもの、世のサービスに対して、余程納得がいかない限りは寛容になってきたのです。例えば､先日、某輸入雑貨店で購入した缶入りナッツに虫食いを発見し、現物とレシートを持って翌日お店に行ったのですが、そのときのお店の対応が実にイマイチだったのです。確かに値段たった数百円ですが、ナッツを食べる事を楽しみに帰って空けた時のショックと、返品するなら早い方が良いですから、営業時間に間に合うよう雨の中を走ってお店に行った労力。･･･それが､この対応か！と一瞬、キレそうになったのですが、一歩引いて「この人達にも事情があるのだろうし･･･何より､こんな事で暴れるのもちっさ過ぎる･･･」と､文句も言わずに「ありがとう」とその場を立ち去りました。「私ってただの都合の良い人？」と、若干ココロに曇りは残ったのですが、その直後、別な場所で思わぬラッキーな事が起きたのです。イッキにモヤモヤは相殺され、お釣りまできてＨＡＰＰＹな気分になれたのです。単純と言えば単純ですね〜。(笑)
　後日､この一件をかなりハードルの高いサービス業をする友人に､温泉につかりながら話したのですが､こちらが恐縮するくらい､この“ちっさな出来事”に感動してくれたのです。「さすが！船井さん流の理論じゃない！私も他人に厳しくするのやめる！クレーマークレーマー(クレーム好きの人のことラシイ･･･)は卒業するっ！」う〜む･･･船井流でいう《つつみこみ》に属します？
　ともかく､起きる事柄に対してネガティブにならない意識を持つ人が増えるのは良い事ですね。少しずつ､裾野が広がる喜びを感じたこの秋でした。


１周目：「驚き・気づき・学び」
２周目：「限りなく人間的な人間力！」
３周目：「新・やまやまを宜しく！　（テーマ：私が強く影響を受けた船井会長の言葉）」