若き経営者の奮闘録

13年間の教師生活から一変して入ったビジネス界。義父・船井幸雄からさまざまな教えを受けながら、日々学び、成長していく(株)本物研究所社長・佐野浩一の経営者としての奮闘録をお届けします。

2008.08
経営者業という学びの場
 創業5期を終え、いま新たな5年へ向けての挑戦が始まっています。10年で90%以上が消えてなくなるという企業を取り巻く厳しい世界。創業10周年を、また新たなる展望を胸に迎えることができるために、これからの新しい5年があります。
 ふと、この5年をふりかえってみたとき、自らの人生においてもこれだけふんだんに学びの機会や課題を与えられたことはなかったように記憶しています。いつしか、自身のわずかながらの成長も未熟さゆえの失敗の数々も、そのまま真っ直ぐに受け止めることができるようになりました。これも、内面における劇的な変化であると理解しています。逆にいえば、これだけ盛りだくさんな経験を用意されれば、否がおうにも変わらざるをえないというのが正直な感想です。
 船井会長は、よく次のように話します。
 「経験から多くを学ぶには、いまの社会では経営者になるのが最も勉強になると思います。なぜならば、経営者は一般の社員の何倍も仕事に注力しなければならず、会社や経営のことが始終頭を離れません。よって、人間性や考え方まで変わります。変わらざるを得ないのです。およそ経営者たるものは、自分が率先して責任をかぶり、社員たちの幸福を心から願い、苦しさや不快感からはあえて逃げようとせず、喜んで使命感を持って、事にあたり、目標を一つひとつクリアしていくことに、真の喜びや楽しさを見出していくのです。」
 創業時はピンと来ないところもありました。しかし、時間の経過とともに、心底納得できるようになってきました。おもしろいものです。
 船井会長の言葉どおり、目標を一つひとつクリアしていくことは大きな喜びです。それを積み上げ、とてつもなく大きな企業をつくり上げてこられた方に、ソフトバンクの孫正義氏がおられます。孫氏は、まだパートの社員さんがお二人しかおられなかった時代に、「いつかは豆腐を一丁、二丁と数えるように、売上げを一兆、二兆と数えられるようにしたい」とおっしゃっていたそうです。
 わかりやすく、明解な夢を持ち、語り続けることも経営者の持つべき一つの才覚であるといわれます。秘めたる未来への思い。イメージでとらえ続けてきた未来を、そろそろ具体的に言葉にしてみるつもりです。そして、これからも変わらず、経営者業をとおして学び、気づき、成長する自分であり続けたいと思っています。
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Profile:佐野浩一

1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。

ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。




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