“超プロ”K氏の金融講座

このページは、船井幸雄が当サイトの『船井幸雄のいま知らせたいこと』ページや自著で、立て続けに紹介している経済アナリスト・K氏こと
朝倉 慶氏によるコラムページです。朝倉氏の著書はベストセラーにもなっています。

2011.01
始まった食料高騰

 「世界は前代未聞の食料不足に直面する可能性があります」、投資家、冒険家として有名なジム・ロジャーズは述べました。
 「今後食料の価格は幾らまで上がりますか?」の質問に対しては、
 「悪天候が相次げばどんな酷いことになるか、そうなれば穀物価格はうなぎ登りに上昇します。幾らまで、ですか? 思いつく限りの高値を更新するような、未体験のゾーンに陥るかもしれません。
 未体験のゾーンとはいったいどのくらいか? 実際世界の主要穀物である、小麦、トウモロコシ、大豆の値段は昨年夏から急上昇をはじめ、わずか半年で1.5倍から2倍に急騰、まさに相場はとてつもない高値に向かって上昇していくような不気味さを醸し出しています。すでにトウモロコシの在庫率は5.5%、15年ぶりの低水準、また大豆の在庫率は4.2%、何と46年ぶりの低水準なのです。

食料価格暴騰で、世界各地で起こる暴動
 国連食糧農業機関(FAO)のジャック・ディエフ事務局長は危機感を強めています。
 「世界は新たな食料危機に近づいている。」悲壮感を持って訴えているのです。各種食料の輸出価格をもとに算出するFAO食料価格指数(2002−2004年=100)は、昨年12月、214ポイントに到達、ついに史上最高値を更新。あの2008年夏の狂乱した異常値213ポイントを抜いたのです。当時、エジプトやハイチ、カメルーンをはじめ世界中で暴動が発生、食料を求めて世界中で混乱が拡大しました。それを上回る危機が迫っているというのです。ディエフ事務局長は焦っています。
 「世界中で農業に投資する必要がある。今後世界で70%増産しなければいけない」と述べました。しかしもう世界の農業生産は限界と言われているのです。また世界は水不足で、そんな増産に対して水を供給することもできません。逆に地下水は枯渇に近づいているのです。ディエフ事務局長は、現状に対して、もし農業投資を増やさなければ「食料価格高騰が数年にわたり続き、各国で政情不安を招くことになる」と指摘したのです。
 ところが、そんな警告はもう遅いのです。すでに暴動の走りは世界のあちらこちらから始まってきたのです。チュニジアでは食料価格の高騰から激怒した市民がデモをはじめ、何と23年に及び独裁を続けた大統領が逃げ出す始末に発展、今でもデモの規模は数千人に拡大、政情不安で先が見えない状況です。チュニジアだけではありません。アルジェリアでも牛乳や小麦粉の大幅上昇を受け暴動が発生、治安部隊と衝突して420人が負傷、3人の死者が出ています。モザンピークでは昨年10月にパン価格を3割値上げ、やはりデモが発生して13人死者が出ました。結局モザンピーク政府は値上げを撤回したのです。
 またヨルダンでも5000人規模の反政府デモ、さらにイエメンでは2500人以上が大学に集結、大統領に対しての名指しの非難が始まりました。そしてついにエジプトでも全土で大規模なデモが発生、参加者は数万人に達した模様です。死者4人、負傷者250人と報道されています。
 中東、アフリカ地域では食料は輸入に頼っています、まさに値段の高騰に庶民が耐えられなくなってきているのです。庶民のこのような過激な行動は強権政治を続けていた中東諸国ではありえなかったことで、まさに食料の高騰から政権転覆へと民衆の不満が爆発しつつあるのです。しかも今暴動が起こっていないケニアやナイジェリア、ウガンダなどの諸国は食料の在庫を取り崩して値段を抑えている状態でいつ限界が来るかわからないのです。中東だけではありません、南米ボリビアでは5000人規模のデモが発生、一部暴徒化した鉱山労働者や農民が商店を襲撃、食料の略奪が始まったのです。まさに政情不安は世界中にあっという間に伝播、食料を求める暴徒が次から次へと出現です。

今後、食料価格の高騰が収まることは期待できない!?
 いったいこれから食料価格はどうなっていくのか? 本当に高騰は収まらないのでしょうか? 残念ながら収まることはないでしょう。まだ食料の高騰は始まりにしか過ぎません。これから驚くような展開が待っているのです。
 まず価格というものを考えてください。当然需要と供給のバランスで決まるわけです。
日本が今、デフレなのは生産年齢人口(15−64歳)が減り、需要が落ちているという構造的な問題があります。ですからいろんな物の値段が下がるわけです。
 しかし世界はどうですか? 今年はついに世界の人口は70億人になろうというのです。世界の人口は減ることはありません。増え続けているのです。しかも新興国を中心として食生活はかなり裕福になってきています。肉も食べれば、甘い物も食べる、コーヒーも飲む、あらゆる食料品が足りなくなりつつあるのです。まさに供給が不足しているから値段が上がるのです。昨年夏、日本でも暑さで海面の温度が上がりサンマの供給が不足したとき値段がどうなったか? 短期で値段が10倍にまでなったのです。かように供給が無くなるということは値段の高騰を引き起こすのです。真性インフレです。
 そこに持ってきてこの異常気象です。気象が今までと全く違っては農作物などできません。まさに供給がなくなるとはこのことです。オーストラリアでは洪水で日本の国土の3.7倍の地域が被害を受けたのです。日本の国土の3.7倍ですよ。日本での洪水を考えてください。酷い洪水でもせいぜいある県の一地域ですよね。新潟県のどことか、熊本県のどことか、ある一定の地域での洪水や山崩れが問題になるわけです。
 ところが今回のオーストラリアのケースは日本の国土の3.7倍が一度にやられたわけです。日本国のおよそ4個分が一度の洪水でやられる、想像できますか? 一度に日本全土が洪水の被害を受けるというケースが想像できますか? そんな大規模な地域に渡る洪水がオーストラリアでは現実に起きているのです! 
 また同じくブラジルでの洪水の被害を見てください。これからオリンピックも開かれるリオデジャネイロ近郊で起ったケースですが、何と死者は確認されただけで800人弱、行方不明者は400人以上、推定では1000人以上の死者が出ているというのです。これも日本の事と想像してみてください、仮に洪水の災害で日本のある地域で1000人以上の死者が出たらどうですか? 連日朝から晩までニュースで大変な騒ぎでしょう。
 そしてスリランカでも洪水で100万人が避難しているというのです。これら今南半球で起ってきていることは異常ではないですか? 昨年はロシアや欧州の熱波、日本でも前代未聞の暑さでした。昨年北半球から始まった異常気象は続いているのです。この日本の寒さは何でしょう? 欧州では昨年12月、100年ぶりの寒波、空港閉鎖が相次ぎました。同じくニューヨークでも60年ぶりの大雪だったのです。暑さ寒さのこの激しさ、一体地球はどうなっていくのか? この異常気象が収まると思いますか? おそらくこのコラムを読んでいる読者のみなさんは感覚的に思っているはずです。「この世界的な異常気象は収まらない、さらに拡大していくだろう」と。
 ではどうなります? 世界の穀物、農業の状況はどうなります? 今回オーストラリアの洪水で穀倉地帯は壊滅、このクイーンズランド州の小麦は半分以上は水びたしです。さらにこの地域は鉄鋼の原料となる原料炭の生産で世界の50%を占めているのです。当然石炭の価格は高騰していますが、小麦の値段も高値を更新中、小麦は世界中で作っているのに今や1ブッシェル8.3ドル、昨年6月は5ドルだったのです。6割以上の高騰です。
 日本では2月には農水省が小麦の売り渡し価格の引き上げを通知します。いったいいくら値上げされるのか? 今や値上げ幅をどの位にするのか、ということが焦点です。引き上げ幅によっては一気に小麦粉やパンやそばをはじめとする価格の高騰が始まるでしょう。
 いよいよ私がかねてから指摘してきた諸物価の高騰の始まりです。

私たちはデフレではなく、インフレに備えなければならない!
 「問題はデフレの克服だ!」菅総理をはじめ、日銀や日本の識者は総じてこのデフレを問題にしてデフレ克服を第一に考え、役にも立たない不毛な議論を続けています。
 しかしそんな事は問題ではない! インフレが迫っている! 大きな困難に備えなければならないのです。デフレで物の値段が上がらないということは実は暮らしやすいのです。しかし物の値段が急騰したら暮らせなくなります。そのような危機が迫りつつあるのです。
 食料とエネルギーを輸入に頼っている日本国は国際価格で購入するしかありません。世界的に食料が不足する、エネルギーが高騰するとなれば実は一番影響を受けるのです。ないしはお金を積んでも手に入らない時が来る可能性すらあるのです。それが始まりかけているのが今です。
 「物価高に備えよ」「インフレに備えよ」、私はドンキホーテのように言い続けるだけです。すでに砂糖は値上がりが始まっています。またコーヒーの値上げが始まりました。春にはUCCもキーコーヒーも値上げです。コーヒーなどは植樹してから5年経たないと収穫できません、すぐに増産は不可能なのです。さらに綿花の高騰で医療品に使うガーゼや脱脂綿は今春50%値上げの予定です。同じくタオル業者も値上げを要請しています。綿花の価格は全く下がる気配はありません。衣料品への波及も時間の問題でしょう。ユニクロは値上げの予定はないと言っていますが、いつまで体力勝負が続くでしょうか? 原料高を見て収益が落ちることがわかっている株式市場では株価がはっきりと先行きを読んでいます。円高還元ということで3ヵ月ごとに商品の値下げを行ってきた家具販売のニトリも昨年末ついに値下げを見送りしました。また大豆の高騰から食用油は値上げです。また今年は石油価格の高騰からガソリンは昨年11月から5%上昇、さらに灯油は昨年同時期に比べて2割高です。
 これらは単なる始まりです。日本はデフレだから値上げはできないといいますが、企業は赤字では販売しない方がいいわけで、いよいよ限界がくるのです。好んで値上げするのではありません、生き残りをかけて値上げに走るのです。

 今年のはじめ、マグロの初セリで1匹、3,249万円という驚くべき値段がつきました。これは新春のご祝儀のように景気のいい話として報道されました。2002年には200万円足らずだった1匹の値段が15倍にもなるとは? これこそが典型です。マグロは環境保護ということで世界中で捕ることが難しくなってきています。日本はクロマグロの4割を地中海から捕っています。そのクロマグロは地中海で捕獲の禁止は免れたものの漁獲量は昨年に比べて6割削減です。しかももう元には戻りません、本当の意味での供給不足が続くのです。さらに以前はマグロは日本人だけが食べていたものを今や中国をはじめとして寿司ブーム、世界中の人達がマグロを求めているのです。
 供給はどんどん減る、需要は世界中で増える一方、日本人1億人の需要しかなかったマグロが世界の30億人以上が目を向けてきたのです。しかも中国をはじめとする新興国の勢いは凄く、今や巨額のマネーを保有しているのです。彼らと争って買うのですからマグロの値段が急騰しないわけがありません。まさにこれこそが日本の置かれた食料事情です。今は余っているコメもやがて他の食料価格が上がってくれば玉突きのように上がってくるでしょう。
 ビル・ロジャーズは講演で「私の講演の聴衆は金融関係者や個人投資家がほとんどですが、いずれ農家の人々が高級車で乗り付け、会場を埋める日がくるかもしれません」と話したのです。供給不足から起きるインフレの速度は驚くほど早い、人間は食べなければ生きることはできない、食料価格に本格的に火がつけば値段はロケットのように上昇するのです。デフレから一転、いよいよ<本当の危機>が始まりつつあるのです。

★★「朝倉慶のモーニングカフェ」情報★★
大好評!「朝倉慶のモーニングカフェ」(朝7時頃。月〜金)を配信中。
移動中に聞きながらわずか5分で今日の市況と経済トピックが分かる!
※iphoneまたはipadの「AppShop」から無料でダウンロードができます。
「検索」で朝倉慶と入力いただくだけ!
  ●しばらくの間、無料で試聴できます!どうぞよろしくお願いします。


★2010年11月に発売された朝倉慶氏の最新著『2011年 本当の危機が始まる!』(ダイヤモンド社刊)が、発売後わずか10日で3刷を越え、大好評発売中!

(※朝倉慶氏は、(株)船井メディア企画の『朝倉慶の21世紀塾』でも詳しい経済レポートやCD情報、セミナーを開催、お届けしています。よろしければご活用ください。)


バックナンバー
23/05

米国の債務不履行(デフォルト)問題

23/04

危うい中東情勢

23/03

国債投資で破綻した米銀

23/02

食糧危機は再燃するか

23/01

ならず者国家 ロシア

22/12

インフレが起こす激変

22/11

資産所得倍増プラン

22/10

インフレ時代に突入

22/09

無謀な為替介入(ヘッジファンドの餌食に)

22/08

株安望んだ米金融当局

22/07

食糧を武器にするロシア

22/06

中国、健康コードを乱用する当局

22/05

ソロスの警告

22/04

仏大統領選挙

22/03

脱ロシアという難題(サハリン権益の行方)

22/02

中露蜜月時代へ

22/01

賃金上昇が始まる?

21/12

インフレがやってくる

21/11

COP26 脱炭素の挫折

21/10

アベノミクスは間違いなのか?

21/09

新刊『株高、資源高に向かう 世界経済入門』まえがき

21/08

習近平独裁 ソロスの警告

21/07

中国 共産主義へ里帰り?

21/06

武漢ウイルス研究所の闇(コロナは人災)

21/05

消滅する<恋愛>

21/04

孤高の天才投資家 西野匡の初めての本をご紹介

21/03

不気味な商品相場上昇(中国に振り回される世界)

21/02

景気回復へ

21/01

コロナ ワクチン接種へ

20/12

止まらない格差拡大

20/11

真のリスクとは(コロナ危機は終了)

20/10

緊迫する台湾情勢

20/09

安倍政権の功績

20/08

テスラ急騰にみる警告

20/07

コロナワクチン開発急ピッチ

20/06

輝き増す金相場

20/05

脱中国の動き

20/04

迫り来る食料高騰

20/03

今こそ株式投資(その2)

20/02

今こそ株式投資

20/01

グリーンスワン

19/12

オリンピックイヤー

19/11

欧州に忍び寄る危機

19/10

ペンス演説

19/09

先進国社会の病理

19/08

新刊『アメリカが韓国経済をぶっ壊す!』(仮題)まえがき

19/07

ここまできた顔認証技術

19/06

動き出した金相場

19/05

ドローンの脅威

19/04

株式投資に目を向けよう

19/03

現代金融理論(MMT)

19/02

米国を襲う<反資本主義>の波

19/01

ユヴァル・ハラリ氏の警告

18/12

欧州混乱から見える世界の潮流

18/11

中国の危険な挑発

18/10

米中間選挙(衰えぬトランプ人気)

18/09

輝き失った金相場

18/08

急進化する米国政治

18/07

衰えぬトランプ人気

18/06

米中対立とトランプ劇場

18/05

監視社会

18/04

イラン攻撃はあるか?

18/03

強権、独裁化の時代

18/02

新著『株の暴騰が始まった!』まえがき

18/01

イアン・ブレマーの警鐘

17/12

ビットコイン相場は終了へ

17/11

年金が大黒字

17/10

株式市場の<びっくり現象>

17/09

中国 止まらぬネット企業の勢い

17/08

好調な日本経済と外部情勢

17/07

仕事はなくなるのか?

17/06

イスラエルとサイバー技術

17/05

欧州危機は去ったか?

17/04

加速する人手不足と日本の将来

17/03

民主主義の危機

17/02

止まらない米国株の上昇

17/01

迫りくる戦争の危機

16/12

日本人と株式投資

16/11

トランプ勝利をもたらしたもの

16/10

新著『暴走する日銀相場』まえがき

16/09

AI技術者に殺到するヘッジファンド

16/08

止まらないデフレの行く末

16/07

ウーバーライゼーション

16/06

衝撃的な英国の離脱派勝利

16/05

衣食住がただ、お金のいらない世界に!?

16/04

熊本地震とヘリコプターマネー

16/03

トランプ旋風が写すもの

16/02

新著『世界経済のトレンドが変わった!』まえがき

16/01

波乱で始まった2016年

15/12

2016年の展望

15/11

中国の結婚事情

15/10

郵政上場

15/09

現れ始めた高齢化社会のひずみ

15/08

荒れた株式市場の先行きは?

15/07

異常気象の連鎖

15/06

値上げラッシュ

15/05

新刊『株、株、株! もう買うしかない』まえがき

15/04

日米同盟強化の恩恵

15/03

アベノミクス その光と影

15/02

ギリシアの悲哀

15/01

止まらない<株売却ブーム>

14/12

アベノミクス

14/11

バンザイノミクス

14/10

新刊『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』(舩井勝仁との共著)まえがきより(※目次、舩井勝仁のあとがきも含む)

14/09

加速する物価高

14/08

新冷戦という脅威

14/07

新刊『株は再び急騰、国債は暴落へ』まえがき より

14/06

深刻化する人手不足

14/05

何故ドルなのか

14/04

株高は終わったのか?

14/03

ウクライナを巡る暗闘

14/02

中国ショック

14/01

ハッピー倒産ラッシュ

13/12

インフレに向かう日本

13/11

株式投資に舵を切る年金基金

13/10

金相場のたそがれ

13/09

新刊『2014年 インフレに向かう世界』まえがき より

13/08

崩壊に向かう新興国経済

13/07

ドルが復権する世界

13/06

激動前夜

13/05

株 売却ブーム

13/04

異次元の世界

13/03

日本の行く末

13/02

株バブル勃発、円は大暴落(新刊まえがき)

13/01

「アベノミクス」がもたらすもの

12/12

浜田教授のリフレ政策

12/11

円を売る時がきた!

12/10

チャイナリスク

12/09

大恐慌か超インフレだ!(新刊「あとがき」より)

12/08

中東情勢の泥沼化

12/07

食糧危機の足音

12/06

ユーロ崩壊へのカウントダウン

12/05

新刊『2013年 株式市場に答えがある』まえがき

12/04

ぶり返すユーロ危機

12/03

円安が始まった

12/02

株式投資の勧め

12/01

上昇転換した株価とその背景

11/12

大波乱の幕開け(最新著『もうこれは世界大恐慌』序章)

11/11

ギリシア救済というトリック

11/10

崩壊に向かう資本主義

11/09

欧州危機と錬金術

11/08

ユーロ崩壊

11/07

逆ニクソンショック(金本位制への回帰)

11/06

2012年、日本経済は大崩壊する!(はじめに)

11/05

スーパーマリオ

11/04

インフレの到来

11/03

今後の経済と生き方

11/02

液状化する世界

11/01

始まった食料高騰

10/12

迫りくる大増税

10/11

物価高騰に備えよ

10/10

まえがき(新著『2011年 本当の危機が始まる!』より)

10/09

中国の謀略

10/08

ニューノーマル

10/07

焼け太ったFRB

10/06

金(ゴールド)相場の映すものは?

10/05

ギリシア問題の末路

10/04

ゴールドマン・ショック

10/03

郵政改革の裏

10/02

金融問題公聴会

10/01

グーグルVS中国

09/12

新興衰退国

09/11

デフレとインフレ

09/10

円高で、為替仕組み債が破裂(破綻続出へ)

09/09

悲惨なアイスランド

09/08

不発弾(米住宅問題)が爆発するとき

09/07

秋に向け、鳴りをひそめている危機

09/06

今後の行く末は?

09/05

ゆっくり進むドル危機

09/04

上昇、やがて、壊死する株式市場

09/03

アメリカン・エキスプレスのキャンペーン

09/02

リーマンと山一證券

09/01

ゲート条項

08/12

ドバイの落日

08/11

ターミネーター


朝倉慶氏最新著『2011年 本当の危機が始まる!』(ダイヤモンド社)『大恐慌入門』(2008年12月、徳間書店刊)に引き続き、『恐慌第2幕』(ゴマブックス刊)が2009年5月に発売。その後 家族で読めるファミリーブックシリーズ『日本人を直撃する大恐慌』(飛鳥新社刊)が同年5月30日に発売。さらに2009年11月には、船井幸雄と朝倉氏の共著『すでに世界は恐慌に突入した』(ビジネス社刊)が発売され、2010年2月『裏読み日本経済』(徳間書店刊)を発売。そして2010年11月に『2011年 本当の危機が始まる!』(ダイヤモンド社)を発売。

『朝倉 慶の21世紀塾』を2009年2月より開始(主催:(株)船井メディア)
朝倉氏の最新情報を【A】レポート、【B】CDマガジン、【C】セミナーから学べます!
詳しくはコチラ→http://www.funaimedia.com/asakura/index.html

Profile:朝倉 慶(あさくら けい)

K朝倉慶経済アナリスト。 船井幸雄が「経済予測の“超プロ”」と紹介し、その鋭い見解に注目が集まっている。早い時期から、今後の世界経済に危機感を抱き、その見解を船井幸雄にレポートで送り続けてきた。 実際、2007年のサブプライムローン問題を皮切りに、その経済予測は当たり続けている。 著書『大恐慌入門』(2008年12月、徳間書店刊)がアマゾンランキング第4位を記録し、2009年5月には新刊『恐慌第2幕』(ゴマブックス刊)および『日本人を直撃する大恐慌』(飛鳥新社刊)を発売。2009年11月に船井幸雄との初の共著『すでに世界は恐慌に突入した』(ビジネス社刊)、2010年2月『裏読み日本経済』(徳間書店刊)を発売。そして2010年11月に『2011年 本当の危機が始まる!』(ダイヤモンド社)を発売。

数霊REIWA公式サイト 佐野浩一 本物研究所 本物漢方堂 ほんものワイン原産地ジョージア 成功塾説法 舩井幸雄動画プレゼント 高島康司先生の「日本と世界の経済、金融を大予測」 メールマガジン登録 舩井メールクラブ 佐野浩一note