船井幸雄注目の “本物”に携わる人たち

このページでは、舩井幸雄が注目していた、医療、経営、農業、未来予測、占星術などあらゆる分野で活躍する“本物”と言っていい方々を紹介します。それぞれの方に毎月１回、３回ずつコラムを書いていただき、順番にいろいろな方を紹介させていただきます。

人間ドックで、コレステロール値が高い、中性脂肪が高い、脂肪肝や脂肪率が高い。などと悩んでいる方は少なくありませんが、それらは脂質異常症と呼ばれます。病気とまでは言えず、でも健康ではない状態のことを脂質異常症と言います。

脂質異常症は身体に自覚症状がなく放置される方が多いですが、そのままですと動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞などの心疾患、脳出血や脳梗塞などの脳血管疾患のリスクを高めます。

脂質異常症とは、身体の中で脂質がうまく処理されなくなり、血中脂質が基準値から外れる病気で、よく見られる生活習慣病の１つです。脂質異常症には、次の3つのタイプがあります。

・悪玉コレステロールが多いタイプ
・善玉コレステロールが少ないタイプ
・中性脂肪が多いタイプ

通常の脂質異常症は、食べ過ぎや運動不足、肥満などが大きく影響しますが、遺伝性高コレステロール血症はこれらの生活習慣とは関係なく、若いうちから動脈硬化が進み、狭心症や心筋梗塞などの危険性が増します。

家族性高コレステロール血症の原因は、肝臓のLDLコレステロールを取り込む受容体に関係する遺伝子に異常があることです。早期発見と早期診断、適切なコントロール治療を行うことが重要で、心・脳疾患の予防とも繋がります。

日本動脈硬化学会では「高脂血症の診断基準」を「脂質異常の診断基準」とし、2014年の調査では、継続的に脂質異常症の治療を受けている推計患者数が、1996年に比べ、2倍以上に増加しました。その後、厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の2017年概況では、脂質異常症の総患者数は220万5,000人にもなりました。

脂質異常症には西洋医学の治療薬がありますが、肝機能障害、間質性肺炎、横紋筋融解症、末梢神経障害、血小板減少などの副作用も多く見られます。そのため、漢方薬を原料にした安全性の高い機能性表示食品は人気があります。

機能性表示食品【脂浄力（しじょうりょく）】
原材料名：紅麹末、御種人参末、三七人参末、アフリカマンゴノキエキス、苦丁茶末
【届出表示】本品にはエラグ酸が含まれています。エラグ酸は肥満気味の方の体重、体脂肪、中性脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。肥満気味の方、BMI値が高めの方に適した商品です。

脂浄力は5つの生薬が構成されており、特徴は下記の通りです。
１．アフリカマンゴ
アフリカマンゴはエラグ酸を含有し、脂肪の合成を抑え、炭水化物の吸収を抑えるといった働きがあり、脂質異常改善の機能を持っている。食欲を抑えることによって体重の増加を防いでくれる。また、アフリカンマンゴノキには糖質が吸収されるために必要な消化酵素であるアミラーゼの働きを阻害する働きがある。
２．高麗人参
高麗人参は漢方では重要な補気薬である。滋養強壮の効果が期待でき、活力低下した遺伝子の活性化を補助し、生命活動を促進する作用がある。
人参サポニンと人参多糖が血中の脂質異常を改善し、総コレステロール、遊離コレステロール、LDLコレステロールを下げる一方、HDLコレステロールを上げ、中性脂肪の脂肪組織への取り込みを促進して血液中のTAG濃度を下げる作用を示したとの発表もある。
また、肝臓代謝機能に必要な酵素の活性を高めると共に、肝臓の解毒能力を強め、エタノールの解毒促進作用を持つ。
３．田七人参
田七人参は中国雲南省の生薬である。豊富なサポニンを含むほか、体に活力を与えるアルギニン、血管に働きかけるフラボノイドなど多くの有効成分を含み、血行促進と瘀血を改善する効果がある。
また、血中総コレステロールと中性脂肪を下げる作用も確認されている。肝臓の末梢部分の循環を改善し血流量を増加させることで肝臓の損傷を軽減したとの報告もある。
４．紅麹
紅麹は、酵素の一種で、中国の古書『本草綱目』にも記され、健脾益肝、活血化痰などの効果を持つ。コレステロールの合成を阻害し、また、血圧安定作用、血管や心臓、肝臓への負担を軽減する働きなども確認されている。悪玉LDLコレステロール、総コレステロール、中性脂肪を下げる一方､善玉HDLコレステロール値を上昇させ、抗アテローム性動脈硬化作用があることも臨床試験により明らかとなっている。
５．苦丁茶
苦丁茶はコレステロール、中性脂肪などの血中脂質を減らし、HDL/LDL比を上昇させる効果が確認されている。また、血液循環を促進し、抗酸化作用も見られる。動物実験では、ラットでの脂質過酸化の抑制作用が発見され、抗酸化作用で肝線維症を軽減することも確認されている。

脂浄力の主要原料から成る健康食品「青流」は日本市場においてすでに10年間販売されていますが、青流の基本原料である紅麹、御種人参、三七人参、苦丁茶は中国では「保険食品」の許可証を獲得する製剤で、高脂血症改善の機能および化学性肝損傷の補助保護作用があると認証され、安全性と効果が認められています。
循環系疾患は命に関わることが多いです。心筋梗塞や脳梗塞の後遺症（半身不随、知的障害）などの病気は人々の生活に大きな障害を与えます。このような病気にならないためには、脂質の上昇を抑え、予防することが重要です。肥満になりやすい方、コレステロール値が高い方、中性脂肪が高い方には、まず【脂浄力】をお勧めいたします。

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※上記でご紹介の「脂浄力（しじょうりょく）」は、「はぴ★ふるネット」からお買い求めいただけます。
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※検索窓で「脂浄力」と入力し検索してください。

Profile:　周　軍（シュウ　グン）

周　軍さん

新日本漢方株式会社 代表取締役
世界中医薬学会聯合会生殖医学専業委員会 理事
1983年北京中医薬大学卒業、中医学学士号取得。北京朝陽中医病院 内科医師、講師を経て1992年来日。来日後、日本中医振興協会、漢方専門薬局アドバイザー、日本中医薬研究会 専任講師を務める。著書は『後天の本』（北京中医雑誌）ほか多数