(写真撮影:泉浩樹)
「天律時代」の到来に向けて
このページは、(株)船井本社社長で「にんげんクラブ」を主催する船井勝仁によるコラムページです。船井勝仁は「これから“天律時代”が来る。そして一人ひとりが“うず”を作っていくことが大事になるだろう」という思いを持っています。それをベースにおいた日々の活動の様子や出会い、伝えたいことなどを語っていきます。
また、「船井幸雄の息子」ではなく、“船井勝仁”の独自性をさらに打ち出していくこともテーマに、これまで父に寄せてきた思いや、「二代目社長」としての方針も語っていきます。
こんにちは。船井勝仁です。
ショッキングな表題ですが、先日開催された船井塾で副島隆彦先生にご講演いただいた時のタイトルです。本当は船井塾の内容は参加者や講師の名前を含めて塾生以外にオープンにしないことが原則なのですが、ベストセラーを連発し、『船井幸雄.com』の読者の皆様にもおなじみの副島隆彦先生ですので、お名前ぐらいは構わないだろうと思います。
船井幸雄は副島先生の近著『「金・ドル体制」の終わり もうすぐ大恐慌』(祥伝社)を大絶賛していました。この本のすごいところは、CDS(クレジット デフォルト スワップ)というデリバティブ(金融派生商品)商品の本質は何なのか、そしてなぜCDSがリーマンショックの原因になり、今回のギリシャ危機に始まるユーロ危機がそんなに恐れられているのかを誰でも分かるようにシンプルに解説されていることだと思います。
詳しくはぜひ、同書を購入してお読みください。また、塾生の方との約束違反になりますので、当日のご講演の内容をここで詳しく説明することはできませんが、普通の講演会とは違って、船井幸雄が最も大事なお付き合いをさせていただいている経営者の方にとって一番必要な情報をお話しいただいたように思っております。
船井塾のルーツは20年ぐらい前に始まった直感力研究会という勉強会です。父が当時出した「直感力の研究」という本を読まれた上場企業の経営者の方から、「経営者としてこういうことを勉強しなければいけないことは分かるが、世間にあそこの会社の社長は、こんな怪しいことにはまっていると言われても困ります。そこで、講演者も参加者も、ましてや講演内容もすべて会員のみということでトコトン本音を話してもらえる勉強会を作りませんか」というご提案を受けてスタートしたものでした。
もう1つのルーツが、父が熱海に引っ越してからスタートしたTOP塾です。TOP塾の本当の目的は、その頃とても親しくなってきた副島先生から、当時は、ほとんど誰も知らなかった世の中の本当の大きな動きを、お付き合いの深い経営者の皆様に本音でお話をしていただくことだという話を父から聞いたことがあります。父の体調が優れなくなった3年前から、もう1つ船井幸雄が直接担当していた「本物研究会」という3つの勉強会を船井塾として統合させていただいたというわけです。
これはご講演の内容というよりも控室でお聞きした内容なので、塾生の方との約束違反にはならないと思いますので特別お伝えさせていただきますが、来年には大恐慌が確実にやってくるが、もっと恐ろしいのは恐慌状態になっていることに一般の人が気づかないような状態で恐慌になっていくということだというお話を伺いました。
どういうことかというと、20年前に日本がやっていたのと同じような問題先送りをできるだけ続けていくという施策をヨーロッパやアメリカが取っていくことになるだろうという予想です。そして、日本は残念ながらアメリカの属国であるというのが正しい認識なので、アメリカからお金を出しなさいと言われればそれを断れない関係にあり、どんどんお金をむしり取られる状態になるだろうということです。
そして、本来ならば私たち国民を守ってくれるはずの政府や財務省などが考えるのは、そのアメリカに貢ぐためのお金を作るために、増税や企業に対する締め付けを強めていき、表面上は他の理由を考えますが、実は国民のお金を奪っていくための施策を取っていくだろうというものです。
例えば、振り込め詐欺の被害を防ぐという名目でATMでの振込金額の制限を設けるようになっていますが、本来、自分のお金をどう使おうと自分の自由だというのが自由主義に生きる私たちの大原則です。金融商品や話題になっている金(ゴールド)を売買をするときにも、規制当局に提出する書類を書かなければいけなくなりましたし、銀行口座を作るのでさえ、とてもうるさく言われるようになりました。
新聞やテレビの情報だけを聞いていると仕方がないと思ってしまいますが、なんで私たちの生活がこんなに不便になったかということに対して、何かおかしいと気が付ける感性が必要な時代になってきたのかもしれません。政府に代表される、誰か遠くにいる偉い人は私たちの生活を守ってくれなくなったようです。自分の力で生き抜いていく覚悟が必要なのかもしれません。
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1964年 大阪生まれ。1988年 (株)船井総合研究所 入社。1998年 同社 常務取締役。同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。2008年 (株)船井本社 代表取締役社長就任。父・船井幸雄の「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築くことが本来の自分の役割だ」という思いに共鳴して、持ち株会社である同社の代表取締役社長として父をサポートすることを決意した。
著書には、『中堅・中小企業のためのIT化時代の「儲け」の決め手』(船井幸雄らとの共著 2003年 ビジネス社)、『天律の時代が来た! 生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『いま明かされるコトダマの奥義』(2011年1月 新日本文芸協会)などがある。
★船井本社の主宰するにんげんクラブ:http://www.ningenclub.jp/
★船井勝仁.COM:http://www.ilir.co.jp/funai_katsuhito/