(写真撮影:泉浩樹)
「天律時代」の到来に向けて
このページは、(株)船井本社社長で「にんげんクラブ」を主催する船井勝仁によるコラムページです。船井勝仁は「これから“天律時代”が来る。そして一人ひとりが“うず”を作っていくことが大事になるだろう」という思いを持っています。それをベースにおいた日々の活動の様子や出会い、伝えたいことなどを語っていきます。
また、「船井幸雄の息子」ではなく、“船井勝仁”の独自性をさらに打ち出していくこともテーマに、これまで父に寄せてきた思いや、「二代目社長」としての方針も語っていきます。
こんにちは。船井勝仁です。
マヤ暦は2011年10月28日に終わったのでしょうか。それとも、2012年12月21日に終わるのでしょうか。以前の私の意見はどちらでも構わない、日付が大事なのではなく、意識の進化が今年から来年にかけて起こったということが、後世からみればこの辺りで起こったということが、分かるのだろうと思っていました。
歴史の転換点はその時体験している人にはそれが転換点とは気がつかないのではないか、しかし後世から見れば、その転換点がはっきり分かるのだと思っています。例えば、1877年の西南戦争が武士だけが戦争をする時代が終わり、徴兵制によって庶民が戦争に駆り出される時代へ本格的に転換した年ですし、1985年のプラザ合意が、日本がアメリカから守られていた時代が終わり、逆にアメリカに搾取される時代が始まった転換点であることがいまからみれば分かるといった具合です。
今回の私たちの意識の変化によってもたらされる大きな変化は、このときほど明確なトピックスがないのだと思っています。日本が坂の上の雲を目指して駆け上がった時代は、イギリスからの支持も受けて順調に推移していたのですが、多分1900年頃転換点を迎え、それ以降はアメリカとの戦争に向けて、西洋諸国の支援を受けられなくなる時代に入ったのだと思っています。その頃から日米両国ともに互いを仮想敵国と想定するようになったことを考えると、それほど突飛な意見ではないと思います。
ここでは、西南戦争やプラザ合意のようなはっきりした事件がなく、大体その辺りで変わったと思えるだけのような気がしています。だから、マヤ暦の終わりが今年であっても来年であっても別にどちらでも構わないという意見を持っていたのですが、それはマヤ暦を30年以上に渡って真剣に研究し、考え方を普及してきた方を、もしかしたら侮辱しているのではないかということに思いが至るようになりました。
きっかけは9月の全国大会で対談をさせていただいた柳瀬宏秀先生から「コルマンにメールを書こうと思うので、日本でコルマンインデックスがどう受け止められているかを教えてほしい」と頼まれたことでした。最初は上記のような意見を持っていたので、どちらでもいいことだと考えていたのですが、コルマン博士が10月28日で進化が終わったという説を唱えているということを柳瀬先生からコルマン博士の発信している文章の日本語訳を見せてもらって教えてもらい、少し考えるようになりました。
正直言って、私には意識の変化が終わり、進化が終了したようには思えません。逆に意識の変化が起こり始め、まさにこれから進化が始まるのではないかというように感じています。日本にコルマンインデックスを紹介した高島康司先生のお話を聞いていても、意識の変化の種が蒔かれたというお話をされており、私もそれぐらいが感覚的に同意できる範囲です。
私はマヤ暦の研究者ではないので、どちらの日付が正しいかの論争に参加をするつもりはありません。しかし、柳瀬先生は「マヤ暦は占いではない」ということを強くうったえられています。また、2012年12月21日にマヤ暦が終わることを世界で最初に紹介したホゼ・アグエイアス博士も次のように話しています。
(コズミックダイアリー2012より引用)
13の月の暦を占い的な解釈のもととして使っているのであれば、その方はこの暦が意味することを全く理解していない状態であるし、あるいは理解しながらも、乱用していたとしたら、それは全くもって、間違った行為である。
(中略)
「13の月の暦」は、私達が今現在、
私達の意識が現実だと認識している3次元的な状態から
4次元以上の世界へ開かれる、ということ、このために「13の月の暦」を使います。
(引用終了)
詳しくは全国大会の時の話をDVDかCDで聞いていただくか、コズミックダイアリーをお読みいただければいいと思いますが、マヤ暦はマヤの叡智を教えてくれるものであり、興味本位で占いのように使うものではないようだということは理解できると思います。
軽い気持ちで色々な情報を発信することもいいと思いますが、真剣に本質的なメッセージを伝えている人の気持ちを考えると安易に占いと同等レベルの紹介をするのは、間違っているのかもしれないと、大いに反省させられました。
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1964年 大阪生まれ。1988年 (株)船井総合研究所 入社。1998年 同社 常務取締役。同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。2008年 (株)船井本社 代表取締役社長就任。父・船井幸雄の「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築くことが本来の自分の役割だ」という思いに共鳴して、持ち株会社である同社の代表取締役社長として父をサポートすることを決意した。
著書には、『中堅・中小企業のためのIT化時代の「儲け」の決め手』(船井幸雄らとの共著 2003年 ビジネス社)、『天律の時代が来た! 生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『いま明かされるコトダマの奥義』(2011年1月 新日本文芸協会) 、『未来から考える新しい生き方』(2011年9月 海竜社)などがある。
★船井本社の主宰するにんげんクラブ:http://www.ningenclub.jp/
★船井勝仁.COM:http://www.ilir.co.jp/funai_katsuhito/